今年のⅩデー まずは3月22日だ。
この日の日没をここ大小山で迎えることには大きな意味があるのだ~
なんでか?というと、大小山から見てちょうど北アルプスは槍ヶ岳に、覆いかぶさるよう太陽が沈むのだぞ!
で、Ⅹデーと勝手に言わせてもらっているのだ。
午前中に桐生は吾妻山~鳴神山のピストンをちょちょいと済ませ、午後4時半前に大小山駐車場に出没させてもらった。
到着後すぐに銀色のバモスもやって来た。 ・・・やはり、来ると思っていた。Ⅹデーの名付け親だもん!
で、さっそく2人で山頂を目指すことにしたのだ~。 足がやたらと重い・・・ そりゃそうだ。
山頂にはもうひとかた、このイベントを待っている方がいるのだ。この方こそがⅩデーは22日だと割り出した方なのだ。
これでこの大イベントの観客は3人になった。
程なくして山頂へ到着、三脚を立ててその時を待つことにしよう。
午前中から透明度は高かった。 遠方の山々がクッキリとはいかぬが、かなりはっきりと見えている。
日没には今しばらく待たねばならない。
今日の武器は180mmに2xのテレコン。 太陽があまりクッキリしすぎるとフレアー、ゴーストが心配だ。
マスターレンズは最高に素晴らしいが、なんせテレコンが・・・
太陽がこの位置では北アルプスが全く見えてこない。 雲は無いし、霞ももちろんほとんど無い。
先週もそうだったが、太陽が山の端に架かる頃、槍は間違いなくシルエットで浮かび上がるはずだ・・・
太陽光が強すぎる。今回の組み合わせではハレーションを起こして上手くシルエットが写り込むだろうか?
いちどレンズをいつもの70-200mmに交換してその時を待ってみる。
槍ヶ岳が見えてきた! もうじき山の端に太陽が隠れ始める。
急いでレンズを元に戻し、槍ヶ岳に沈み行く太陽を撮り続ける。
すごい! すごい! の連発。
やったぜ! 槍ヶ岳と太陽が重なった! すごい! すごい! ゴーストもすごい! なんてこったい!
ひどいゴーストが発生しているが、お構い無しにシャッターを切り続ける。
露出を変えながらどんどんと切り続けていく。
左端に北穂、唐沢、奥穂も見えてきたぞ!
これより露出を多くすると槍ヶ岳がつぶれてしまう。
シルエットをよりはっきりさせるためには、周りが黒くつぶれてしまうのは仕方がない。
槍ヶ岳と大喰岳に見えるフレアのようなものは? 雪煙だ! 稜線を荒れ狂うように舞っている雪煙だぜ!
すごい こんなに離れた所から雪煙舞う槍ヶ岳を見ているのだ!
感動を通り越している。 この高ぶる気持ちを表現する言葉がわからない。
太陽は沈んでしまった。 しばらくはこの奇跡の余韻を楽しもうか?
いやいやそんなこことはしていられんぞッ!
太陽が沈んだ後も、稜線に荒れ狂う雪煙がはっきりと見えているのだ。
しばらくはこの雪煙舞うシルエットの槍ヶ岳に、下界の様子をバランスよく取り入れて絵作りを続けるのだ。
槍ヶ岳に舞う雪煙も見えなくなったころ、街の灯りがひとつ、ふたつ、と見えてきた。
興奮もだいぶ収まってきた。
奇跡ともいえるこのイベントの余韻にしばし浸ることにする。
近年、この時期にこれほどまでの透明度の高い夕暮れは記憶にない。
これからも期待はできそうにないかもしれない。
雪煙舞う槍ヶ岳に太陽が沈んで行く姿を、ここ大小山(足利)から見る機会は生涯ないかもしれない。
そういう意味からも、この日の日没は奇跡だと言えるかもしれないな。 いや、間違いなく奇跡だぁ~。
今はシルエットになった渡良瀬橋が見える。
この日の夕暮れは空気も澄みきっていて、夜景がことのほか美しかった。
が、レリーズを持参するのを忘れたしまったので、夜景の撮影は割愛することにした。
山頂からの下りで、午前中には持ちこたえていた持病の右ヒザ痛がとうとう出てしまった。
駐車場に着いた時にはもう真っ暗け。 なんとも幸せな一日だったのでした。
でんさん、熊鷹さん ありがとうございました。
次は足利の花火大会、 山頂でお会いしましょう。
Nikon D700 Ai Nikkor ED 180mm f/2.8S AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
この日の日没をここ大小山で迎えることには大きな意味があるのだ~
なんでか?というと、大小山から見てちょうど北アルプスは槍ヶ岳に、覆いかぶさるよう太陽が沈むのだぞ!
で、Ⅹデーと勝手に言わせてもらっているのだ。
午前中に桐生は吾妻山~鳴神山のピストンをちょちょいと済ませ、午後4時半前に大小山駐車場に出没させてもらった。
到着後すぐに銀色のバモスもやって来た。 ・・・やはり、来ると思っていた。Ⅹデーの名付け親だもん!
で、さっそく2人で山頂を目指すことにしたのだ~。 足がやたらと重い・・・ そりゃそうだ。
山頂にはもうひとかた、このイベントを待っている方がいるのだ。この方こそがⅩデーは22日だと割り出した方なのだ。
これでこの大イベントの観客は3人になった。
程なくして山頂へ到着、三脚を立ててその時を待つことにしよう。
午前中から透明度は高かった。 遠方の山々がクッキリとはいかぬが、かなりはっきりと見えている。
日没には今しばらく待たねばならない。
今日の武器は180mmに2xのテレコン。 太陽があまりクッキリしすぎるとフレアー、ゴーストが心配だ。
マスターレンズは最高に素晴らしいが、なんせテレコンが・・・
太陽がこの位置では北アルプスが全く見えてこない。 雲は無いし、霞ももちろんほとんど無い。
先週もそうだったが、太陽が山の端に架かる頃、槍は間違いなくシルエットで浮かび上がるはずだ・・・
太陽光が強すぎる。今回の組み合わせではハレーションを起こして上手くシルエットが写り込むだろうか?
いちどレンズをいつもの70-200mmに交換してその時を待ってみる。
槍ヶ岳が見えてきた! もうじき山の端に太陽が隠れ始める。
急いでレンズを元に戻し、槍ヶ岳に沈み行く太陽を撮り続ける。
すごい! すごい! の連発。
やったぜ! 槍ヶ岳と太陽が重なった! すごい! すごい! ゴーストもすごい! なんてこったい!
ひどいゴーストが発生しているが、お構い無しにシャッターを切り続ける。
露出を変えながらどんどんと切り続けていく。
左端に北穂、唐沢、奥穂も見えてきたぞ!
これより露出を多くすると槍ヶ岳がつぶれてしまう。
シルエットをよりはっきりさせるためには、周りが黒くつぶれてしまうのは仕方がない。
槍ヶ岳と大喰岳に見えるフレアのようなものは? 雪煙だ! 稜線を荒れ狂うように舞っている雪煙だぜ!
すごい こんなに離れた所から雪煙舞う槍ヶ岳を見ているのだ!
感動を通り越している。 この高ぶる気持ちを表現する言葉がわからない。
太陽は沈んでしまった。 しばらくはこの奇跡の余韻を楽しもうか?
いやいやそんなこことはしていられんぞッ!
太陽が沈んだ後も、稜線に荒れ狂う雪煙がはっきりと見えているのだ。
しばらくはこの雪煙舞うシルエットの槍ヶ岳に、下界の様子をバランスよく取り入れて絵作りを続けるのだ。
槍ヶ岳に舞う雪煙も見えなくなったころ、街の灯りがひとつ、ふたつ、と見えてきた。
興奮もだいぶ収まってきた。
奇跡ともいえるこのイベントの余韻にしばし浸ることにする。
近年、この時期にこれほどまでの透明度の高い夕暮れは記憶にない。
これからも期待はできそうにないかもしれない。
雪煙舞う槍ヶ岳に太陽が沈んで行く姿を、ここ大小山(足利)から見る機会は生涯ないかもしれない。
そういう意味からも、この日の日没は奇跡だと言えるかもしれないな。 いや、間違いなく奇跡だぁ~。
今はシルエットになった渡良瀬橋が見える。
この日の夕暮れは空気も澄みきっていて、夜景がことのほか美しかった。
が、レリーズを持参するのを忘れたしまったので、夜景の撮影は割愛することにした。
山頂からの下りで、午前中には持ちこたえていた持病の右ヒザ痛がとうとう出てしまった。
駐車場に着いた時にはもう真っ暗け。 なんとも幸せな一日だったのでした。
でんさん、熊鷹さん ありがとうございました。
次は足利の花火大会、 山頂でお会いしましょう。
Nikon D700 Ai Nikkor ED 180mm f/2.8S AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR