先日の3連休の初日、Ⅹデーの前日のこと。
その日を翌日に控え、気になるのは西高東低の冬型のお天気だ。
雨上がりのこの日は案の定というか、やはり早朝より西風が荒れ狂っている。
Ⅹデー本番には、クリアーなまま是非この強い冬型がおさまって欲しいものなのだが。
予想に反して、思ったほど寒くない。
強い西風はいやだが、雨上がり空気も澄み切っているし、近場へ春を探しに行こう。
山麓をのんびりと散策出来るということで、やはり太平山だな。
今回は清水寺から2,300m東へ行ったところから、直接晃石山へ登ることにする。
初めて歩く道、人の多い太平山にあって割りと閑散としているのは・・・ 強風のためか?
歩き始めてから程なくして山頂へ到着、南側の展望の利くパラグライダーの滑走地まで移動。
大気はどこまでもクリアー、 筑波山がすぐそこに見えるぞ。
ということは、スカイツリーも・・・ やっぱりだ、摩天楼群までもがすぐそこに見えている。
もう10時を回っているというのにこの透明度、こんなのは初めてのことだ。
大地がまだ湿っているおかげもあって、この強風にもかかわらず埃が舞っていないのが幸いしているのだ。
晃石山から西を見てみれば、浅間山は真白、その後方は雪雲がびっしりと詰まっている。
たった一日でこの強い冬型がおさまるだろうか・・・
馬不入山へ向けて歩いていく。
ヒノキの植林の中を歩いていると、爽やかな柑橘を思わせる香りがする。 なんだろうか?
これは翌日に歩いた桐生の山の中でも香っていた。 そう、これはヒノキの花の香りだ。
なんて素敵な香りなんだろう~ ということは花粉もいっぱい飛んでいるな。
程なくして桜峠に到着。
何年か前に西側の植林を伐採したおかげで、日当たりも風当たりも最高によくなっている。
昨年だったか、この桜峠に花桃の木が個人名で植樹されているのを見つけたときには、開いた口がふさがらなかった。
どういう感覚しているのかしら?
またまた程なくして馬不入山に到着。休まずにそのまま通過、この日のメインは麓の車道歩きなのだ。
そしてこの日のメインレンズはマイクロの105mmだ。 なるべく開放に近い絞りで撮りたい。
先日ここを歩いた時にも気になってはいたが、登山道脇にスイセンが何株か咲いている。
誰かが植えたものだろうなぁ~。
ここでも長い階段が続く。もう勘弁してちょうだいな!と泣きも入る頃に車道へ出た。
交通量の多い車道から清水寺へと続く車(林)道へと入ると、あったあったぞたくさんのスミレ。
1週間前にはほとんど咲いていなかったスミレが、林道脇にたくさん咲きだしているのだ。
ここに咲いているスミレの多くがタチツボスミレだ。
おやおや、これはどんぐり君、真っ赤に日焼けして
今年も群生してるなアオイスミレ。
こっちにもあるぞ
これはニオイタチツボスミレかな?
去年の今頃にはすでにたくさん咲いていたヒナスミレがないぞ。
林道脇の斜面を丹念に探しながら歩いてみたが、やはり咲いていない。
桜峠への登り口まで来た。
やっと見つけたぞ、枯葉に埋もれるように数輪が咲いていた。 可憐な花だな。
桜峠への途中にある小さな群生地まで行ってはみたが、イノシシ君に荒らされていて、株すら見つけられなかった。
困ったもんだ。
ヒナスミレは葉っぱが特徴的なので分かりやすいのだ。 ハート型のヤツだよ。
林道は風下の斜面を通っているのでぽかぽかと暖かい。シャツを脱いで半袖がちょうどいい。
春だなぁ~
ゴミかと思い目を凝らしてみれば、美しいてふてふである。
そっと彼女(そう思いたい)に近づいてみたが・・・、 やはり逃げられてしまった。
このスミレもたくさん咲いている。 たぶんアカネスミレだと思うのだが・・・
先日のように東山道へ分け入ろうかとも思ったが、腹がへって戦にもならない。
もう昼も過ぎてしまっている。
楽しかったお散歩もこれでお終いだ。
悲しいことも
20年近くお世話になっていた山桜の太い枝が、先月の大雪で折れてしまったのだ。
昨年撮ったその山桜さん、 白い矢印の枝が株元からざっくりと折れてしまったのだ。
いったい何度、美しい花を咲かせてきたのだろうか。
ただただ残念でならない。
Nikon D700 AF Ai Nikkor 24-50mm f/3.3-4.5D Ai Micro NIKKOR 105mm f/2.8S
その日を翌日に控え、気になるのは西高東低の冬型のお天気だ。
雨上がりのこの日は案の定というか、やはり早朝より西風が荒れ狂っている。
Ⅹデー本番には、クリアーなまま是非この強い冬型がおさまって欲しいものなのだが。
予想に反して、思ったほど寒くない。
強い西風はいやだが、雨上がり空気も澄み切っているし、近場へ春を探しに行こう。
山麓をのんびりと散策出来るということで、やはり太平山だな。
今回は清水寺から2,300m東へ行ったところから、直接晃石山へ登ることにする。
初めて歩く道、人の多い太平山にあって割りと閑散としているのは・・・ 強風のためか?
歩き始めてから程なくして山頂へ到着、南側の展望の利くパラグライダーの滑走地まで移動。
大気はどこまでもクリアー、 筑波山がすぐそこに見えるぞ。
ということは、スカイツリーも・・・ やっぱりだ、摩天楼群までもがすぐそこに見えている。
もう10時を回っているというのにこの透明度、こんなのは初めてのことだ。
大地がまだ湿っているおかげもあって、この強風にもかかわらず埃が舞っていないのが幸いしているのだ。
晃石山から西を見てみれば、浅間山は真白、その後方は雪雲がびっしりと詰まっている。
たった一日でこの強い冬型がおさまるだろうか・・・
馬不入山へ向けて歩いていく。
ヒノキの植林の中を歩いていると、爽やかな柑橘を思わせる香りがする。 なんだろうか?
これは翌日に歩いた桐生の山の中でも香っていた。 そう、これはヒノキの花の香りだ。
なんて素敵な香りなんだろう~ ということは花粉もいっぱい飛んでいるな。
程なくして桜峠に到着。
何年か前に西側の植林を伐採したおかげで、日当たりも風当たりも最高によくなっている。
昨年だったか、この桜峠に花桃の木が個人名で植樹されているのを見つけたときには、開いた口がふさがらなかった。
どういう感覚しているのかしら?
またまた程なくして馬不入山に到着。休まずにそのまま通過、この日のメインは麓の車道歩きなのだ。
そしてこの日のメインレンズはマイクロの105mmだ。 なるべく開放に近い絞りで撮りたい。
先日ここを歩いた時にも気になってはいたが、登山道脇にスイセンが何株か咲いている。
誰かが植えたものだろうなぁ~。
ここでも長い階段が続く。もう勘弁してちょうだいな!と泣きも入る頃に車道へ出た。
交通量の多い車道から清水寺へと続く車(林)道へと入ると、あったあったぞたくさんのスミレ。
1週間前にはほとんど咲いていなかったスミレが、林道脇にたくさん咲きだしているのだ。
ここに咲いているスミレの多くがタチツボスミレだ。
おやおや、これはどんぐり君、真っ赤に日焼けして
今年も群生してるなアオイスミレ。
こっちにもあるぞ
これはニオイタチツボスミレかな?
去年の今頃にはすでにたくさん咲いていたヒナスミレがないぞ。
林道脇の斜面を丹念に探しながら歩いてみたが、やはり咲いていない。
桜峠への登り口まで来た。
やっと見つけたぞ、枯葉に埋もれるように数輪が咲いていた。 可憐な花だな。
桜峠への途中にある小さな群生地まで行ってはみたが、イノシシ君に荒らされていて、株すら見つけられなかった。
困ったもんだ。
ヒナスミレは葉っぱが特徴的なので分かりやすいのだ。 ハート型のヤツだよ。
林道は風下の斜面を通っているのでぽかぽかと暖かい。シャツを脱いで半袖がちょうどいい。
春だなぁ~
ゴミかと思い目を凝らしてみれば、美しいてふてふである。
そっと彼女(そう思いたい)に近づいてみたが・・・、 やはり逃げられてしまった。
このスミレもたくさん咲いている。 たぶんアカネスミレだと思うのだが・・・
先日のように東山道へ分け入ろうかとも思ったが、腹がへって戦にもならない。
もう昼も過ぎてしまっている。
楽しかったお散歩もこれでお終いだ。
悲しいことも
20年近くお世話になっていた山桜の太い枝が、先月の大雪で折れてしまったのだ。
昨年撮ったその山桜さん、 白い矢印の枝が株元からざっくりと折れてしまったのだ。
いったい何度、美しい花を咲かせてきたのだろうか。
ただただ残念でならない。
Nikon D700 AF Ai Nikkor 24-50mm f/3.3-4.5D Ai Micro NIKKOR 105mm f/2.8S
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます