散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



なんてこと、帰って来たとたん雪景色。
夫からは勝ち誇ったように「雪の北鎌倉」というタイトルだけのメールが届く始末。

…で えっちらおっちらと運んだ野菜は?というと

翌日の晩御飯は予定通りお鍋になりました。
おでんは結局食べずに終わってしまいましたが。

さて 今回は、地元を出るときに 
万が一雪があまりにひどくて缶詰状態になっていいようにと
TSUTAYAでDVDを二本レンタルしてきました。

まずはお鍋の前に一本。

ダーリンは外国人

アニの同級生(と言っても個人的には何の接点もございませんが)井上真央ちゃん主演で
原作も以前から大好きだったので いつか観ようと思っていた一本。
ダーリンのトニー役の方が 実にイメージ通り!

原作は 国際結婚をした主人公たちが、異文化間コミュニケーションするのがとても楽しいですが
さすがに映画で延々とそれをするのはないだろうと思っていました。
映画では、文化や育った環境が違うということが問題なのではなく、
ひとりひとりの人間として認めあうことが Familyになることなんだと感じさせてくれます。
二人の住んでいるおうちのセットもp好み。
原作を知らない夫も 結局ちゃんと最後まで観てました。
(彼は飽きてくると ギターを弾いたり別なテレビをみたり露骨に表現します)

そして お鍋を食べて…二本目に突入しようとしたら
テレビのCSで 上野樹里ちゃん特集をやっていて 「チルソクの夏」が始まる。

監督は誰だとか キャストのあの人は誰だとか wikiで調べたりしているうちに
結局最後まで全部観る。
主題歌が「なごり雪」だったり ピンクレディーだの山口百恵が出てきたり
この辺りの時代をちょうどに過ごしてきたんだわぁなどと感動する。
そうそう 面白かったのが、
主人公の恋を応援する友達3人が、常にこっそりついてきていてすべてを把握しているというシーン。
皆さまも覚えがありません?
わたくしも懲りない女たちと同じような青春をすごしておりましたもの(爆)



ちょっと休憩して珈琲を入れ、昼間「鎌倉小川軒」で仕入れてきたケーキを食べながら
本日三本目の映画に突入。

これもずっと観たかった「RAILWAY」49歳で電車の運転手になった男の物語。

オーソドックスな作りで ちゃんと来るべきところに来るべきエピソードが置かれて
でも それが厭味でなくちゃんとちゃんと見る方の気持ちにフィットしてくるあたり
いい映画でした。

中井貴一氏は同年代だし 娘は大学3年生という設定も
企業戦士として働く夫にも ぴったりくる設定だし、テーマ曲もユーミン。
観終わって一言「これはまさに私たちの年代だけをターゲットにした勇気ある映画だ」(笑)

このラストのせりふがなかなかいいんですよ。
(ネタばれだけどいいですね。嫌な人はこの先見ないで)

気持ちの離れ始めていた夫婦。
紆余曲折の後、夫の運転する電車にさりげなく乗って来た妻。
折り返し地点で夫は妻に気づく。
帰りの電車にも乗っていく妻に対して
「終点までちゃんと乗ってきてよ」(ちょっといい回し違うかもしれないけど)と。

中井貴一さんって 昭和の二枚目って感じで端正なお顔をしているけど
なんとなく役の後ろにあるその登場人物の
「生きづらさ」「生難さ」みたいなものを、うまく感じさせる俳優さんだなぁと思います。

その辺が、取り立ててファンというのではないけれど 我が家では好かれるのではないかと思います。



コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )