今日は新橋演舞場での歌舞伎セミナー。
海老蔵人気のせいか、チケットは即完売。
成田屋 歌舞伎十八番に描かれた悪七兵衛の世界『関羽』『鎌髭』『景清』『解脱』の4幕が演じられた。
特に三幕の『景清』は遊女との話できらびやかな上、最後は津軽三味線の吾妻氏も出て、海老がせり上がったり、巨大鏡餅に海老蔵が乗っかったりと、お正月~て感じの豪華絢爛さだった。
外国人の方が見たいであろう歌舞伎だ。 富士山があればなお良かったのだが、残念。
縄などで、成田屋の家紋の三升を作り出したのも面白い。
荒事の成田屋の破天荒息子海老蔵が最近はマイホームパパを装っていい人のふりをしているのは気に入らないが、歌舞伎が若い人にも受け入れられ、人気がでるのはいいことだ。
ライト館時代のグラフィック。
下の小さいのはマッチ箱だろうか?
昔は色々なデザインのマッチ箱があり、あの小さな空間に効率よくデザインされているのが面白いと思っていたが、今はマッチ箱自体を見るのも珍しい時代となってしまった。
そして、ライト館時代には多数の日本初が誕生したようで、こちらが日本初の機内食。
日本~ロサンゼルス間で出たらしい。
日本初のショッピングアーケード。
ARCADEと言う文字がまるで外国のような雰囲気。
レンガと大谷石が美しい。
そして、有名なのがバイキング。
食べ放題をバイキングと命名して開催したのが帝国ホテル。
いまでもサールのバイキングはランチ、ディナーともに大人気。
明治村50周年でライト館の移築の特別見学を考えていたが、本家の帝国ホテルとのコラボも面白かったかも。
もっと早く気づけばよかった。残念。
メインダイニングの写真。
これだけテーブルが並ぶと圧巻だ。
まさに、帝国のホテルだ。
孔雀の間と演芸場。
孔雀と言うだけあり美しい。どんな人たちがパーティをしていたのだろうか。
そして、びっくりなのが、この演芸場。
帝国ホテル内にこんな演芸場があったとは。
カンカン踊りみたいなダンスも披露していたようた。
中庭のテラスと客室。
宿泊客が優雅にお茶をしているのがうかがえる、テラスの写真。
こんなテラスがあったら、お茶しにいくのになぁ~。
東京ももっとゆとりのある優雅なホテルがあればいいとおもうが、土地が無いからむずかしいよなぁ。
客室はモノクロ写真なので良くわからないが、落ち着いた感じ。
最後の写真は帝国ホテルのパンフレットや案内。絵はがきなどだ。
京王電鉄100周年の調布の講演会でも紹介されていたが、鳥瞰図みたいなパンフレットが大正時代は流行っていたのかも。
似たようなパンフレットがあった。
外国人向けのガードは富士山の挿し絵もあり、まさにザ日本という感じだ。
今日は打ち合わせで帝国ホテルへ。
すると、ライト館開業90周年記念展が1階のメインロビーで開催されていた(無料)。
3/31までだ。
建築好きにはたまらない。
昨年、池袋の自由学園も見にいったが、アールデコ風な幾何学的なデザインが美しい。
明治村で移築された帝国ホテルは見たが、入口だけだったので、模型ではあるが全体像をみたのは初めて。
展示にあった、フランクロイドが描いた、図面も良かった。
額に入れて飾りたぃ。