今回の大雨で被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
金曜日は早朝5時から午後16時までの所謂「早番」というヤツでした。本来は6時からの勤務なのですが、予断を許さない状況だったので早めに出動する事になりました。出動は5時ですが・・・実際には、前日からは仮眠を取った程度で、深夜も自分のマンションの部屋で雨雲の動きを監視する状況です。大雨をもたらす動きがあると眠れなくなるので、憂鬱です。
さて・・・そういえば数値計算シミュレーションが本来の専門分野だった筈?の私ですが、関連の話題を全然書いていません。24時間体制での気象予報・実況監視業務に重点が移った影響もありますが、それ以前に・・・計算が遅い!というより時間が掛かりすぎるのです。確かにそれだけ超重量級の計算を走らせているので仕方が無いのですが。そのため新しい知見が得られるスピードが落ちてきているのです。
しかし、それは必ずしも技術力の低下を意味しているわけではありません。テクノロジーのレベルは確実に上がっているのです。ただ、CPUへの負荷を考えると闇雲にテストランが出来ないのです。社内でも、数値計算専用のマシンを導入するという話もいつの間にかうやむやになってしまい・・・(この原因はおおよそ見当が着いているのですが、敢えて書きません)。
まず、現状ではきちんと動くプログラムと曲がりなりにも計算シミュレーションが実現できるベース環境が整い、それらがしっかりと連動して回っている、という事で一つの踊り場には達しています。ここからはしっかりとテクノロジーを熟成させていくことになるのです。
シミュレーションの計算が進行している一方で、私は(人間の手は空くので)局地気象特性の分析や予報・実況監視に従事したり、自主研修に励んでいるわけです。なかなか外部の勉強会に参加できないのが玉に傷です・・・。それでも何とか時間を調整して、先週末は日商簿記検定の3級を受検してきました。
そうなんです!もう間もなく、合格発表です!・・・色々な所から模範解答が出ているようなので、試しに自己採点を試みましたが・・・自分の書いた答えを控えていなかったので正確な判定ができません。70点以上であれば合格、さもなくば・・・ドボンです。
純粋に技術屋畑を歩んでいるのに・・・なぜ今更、コーチングだの、簿記だの、技術系とはかけ離れた分野の自主研修に熱心なのか?それは、私が一人の気象予報士である前に、一人のビジネスパーソンなのだからです。確かにコーチングの理論や財務諸表の知識が無くても、極論すれば微分積分が全然分からなくても、天気図読んで予報を行う事はできます。
しかし、我々の仕事は、ただ単に天気を予報するだけには留まらないのです。コンテンツを配信するためには、必要なデータを取得し、解析し、配信するためのシステムが必要です。データを入手する必要もあります。そのための技術も必要です。これらを全て自分たちでまかなうわけではなく、必要なデータを外部から購入したりもしますし、自分たちで何とかすることもあります。天気図(を始めとする予報支援資料)を見て予報を行うのは、多種多様に渡る業務の一部でしかありません(しかし、これがメインであることは確か)。むしろ、そこに至るまでのプロセスや基盤整備において、高度な数理解析能力やビジネスに関する知識が要求されるのです。
より業務の全体像を理解するための基礎知識を得るために、より自分のビジネスパーソンとしての幅を広げるために、地道に勉強し続けているのです。
金曜日は早朝5時から午後16時までの所謂「早番」というヤツでした。本来は6時からの勤務なのですが、予断を許さない状況だったので早めに出動する事になりました。出動は5時ですが・・・実際には、前日からは仮眠を取った程度で、深夜も自分のマンションの部屋で雨雲の動きを監視する状況です。大雨をもたらす動きがあると眠れなくなるので、憂鬱です。
さて・・・そういえば数値計算シミュレーションが本来の専門分野だった筈?の私ですが、関連の話題を全然書いていません。24時間体制での気象予報・実況監視業務に重点が移った影響もありますが、それ以前に・・・計算が遅い!というより時間が掛かりすぎるのです。確かにそれだけ超重量級の計算を走らせているので仕方が無いのですが。そのため新しい知見が得られるスピードが落ちてきているのです。
しかし、それは必ずしも技術力の低下を意味しているわけではありません。テクノロジーのレベルは確実に上がっているのです。ただ、CPUへの負荷を考えると闇雲にテストランが出来ないのです。社内でも、数値計算専用のマシンを導入するという話もいつの間にかうやむやになってしまい・・・(この原因はおおよそ見当が着いているのですが、敢えて書きません)。
まず、現状ではきちんと動くプログラムと曲がりなりにも計算シミュレーションが実現できるベース環境が整い、それらがしっかりと連動して回っている、という事で一つの踊り場には達しています。ここからはしっかりとテクノロジーを熟成させていくことになるのです。
シミュレーションの計算が進行している一方で、私は(人間の手は空くので)局地気象特性の分析や予報・実況監視に従事したり、自主研修に励んでいるわけです。なかなか外部の勉強会に参加できないのが玉に傷です・・・。それでも何とか時間を調整して、先週末は日商簿記検定の3級を受検してきました。
そうなんです!もう間もなく、合格発表です!・・・色々な所から模範解答が出ているようなので、試しに自己採点を試みましたが・・・自分の書いた答えを控えていなかったので正確な判定ができません。70点以上であれば合格、さもなくば・・・ドボンです。
純粋に技術屋畑を歩んでいるのに・・・なぜ今更、コーチングだの、簿記だの、技術系とはかけ離れた分野の自主研修に熱心なのか?それは、私が一人の気象予報士である前に、一人のビジネスパーソンなのだからです。確かにコーチングの理論や財務諸表の知識が無くても、極論すれば微分積分が全然分からなくても、天気図読んで予報を行う事はできます。
しかし、我々の仕事は、ただ単に天気を予報するだけには留まらないのです。コンテンツを配信するためには、必要なデータを取得し、解析し、配信するためのシステムが必要です。データを入手する必要もあります。そのための技術も必要です。これらを全て自分たちでまかなうわけではなく、必要なデータを外部から購入したりもしますし、自分たちで何とかすることもあります。天気図(を始めとする予報支援資料)を見て予報を行うのは、多種多様に渡る業務の一部でしかありません(しかし、これがメインであることは確か)。むしろ、そこに至るまでのプロセスや基盤整備において、高度な数理解析能力やビジネスに関する知識が要求されるのです。
より業務の全体像を理解するための基礎知識を得るために、より自分のビジネスパーソンとしての幅を広げるために、地道に勉強し続けているのです。