計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

ニンジンはニンジンでも・・・

2006年06月29日 | 気象情報の現場から
今日は簡単に記事の紹介です。

豪雨の源は「ニンジン雲」 出現予測は困難 気象協会 警戒呼び掛け (西日本新聞) - goo ニュース

 熊本県を中心に26日、猛烈な雨を降らせたのは、梅雨前線の南側で湿った空気がぶつかり合って形成される「テーパリングクラウド」(ニンジン形の雲)といわれる雲だったようです。この雲は上空から見ると、ニンジン形の細長い三角形をしていることから命名されました。三角形となる原因や詳しい発生メカニズムは分かっていませんが、激しい雨を降らせることや、出現予測が難しいのです。
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