計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

謹んで新時代「令和」のお慶びを申し上げます

2019年05月01日 | オピニオン・コメント
 美しき黄金週間に加え、改元と言う歴史的な出来事の調和もあり、世間は年末年始のような盛り上がりを見せているように感じます。超長期休暇を満喫される方もいれば、休日返上の繁忙期となっている方もいらっしゃることでしょう。

 年末年始(大晦日~元日)や年度末年度始(3月末日~4月1日)も節目ではありますが、これらは毎年のように訪れる周期的な節目です。しかし、改元は数十年に一度の歴史的な節目と言うこともあり、感慨深いものであります。

 これまでの自らの人生を振り返ってみると、昭和時代を小学校で過ごし、平成時代の始まりと共に中学校に進学し、それから学生時代を経て社会に飛び立ち、幾多の紆余曲折を経て今日に至ります。人生の過半数を過ごした平成時代は、言わば自らの基礎・基盤を固め、進むべき専門分野を確立すべく、自己研鑽と修行を重ね続けた時期であったように思います。そして、これから始まる令和の時代は、さらに次のステージに挑む時期になるかも知れません。

 さて、国内外の情勢に目を向けると、ネガティブな話題の多さに目を背けたくなることがあります。ナショナリズムとグローバル・スタンダードの対立も去ることながら、様々な思想や価値観のバランスを如何に調整するのか、難しい問題が山積しています。新元号「令和」は英訳すると「beautiful harmony(美しい調和)」。この言葉の通り、多くの問題に対して「美しい調和」の光が届くことを祈念して止みません。
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