前回の ”その1” で、和室六畳と手前の洋室を仕切る『鴨居』を取り除く作業を行い、無事に二間が接続できたところまでレポートしました。
鴨居の跡に残った大きな開口はどうなったか と言いますれば、軽い桐板で適当に塞いでしまった てな感じです。この後は塗料を塗るなり、壁紙を貼るなどすりゃ なんとでも成ると思います、なので一旦はこのまま!
さて、畳の処分は近所の畳屋さんにお願いし引取って頂いたのですが、その際に畳の運搬をお手伝いしたところ、ナント料金を値引いてもらえました ラッキー
で、畳が無くなった床は 今どきでは考えられない様な立派な木材が使われておりました。フローリングの床は、この上に根太と呼ばれる横棒の足場を仕込んで その上に12mm厚の構造合板(ベニア板)を敷き詰め、ようやく その上にフローリングの板を敷く という、かなり面倒な手順でやらなければなりません。
多くのネット情報では、根太の間隔は30cmとされているのですが 私の場合は 何とか材料を少なくしたい一心で45cm間隔といたしました。これが先々に渡って大きな障害の元になる恐れは少ないだろうとの甘い考え。
というわけで根太と合板を仕込んでみました。この時点では、合板がしっかりと支えられていりゃ大丈夫だろうととしか考えておらず、この先に張り付けるフローリング材の継ぎ目がどうなる?なんて考えが及んでいませんでした。 そうこうする内にネット情報より、重要な注意点が発覚 = 木材は湿気により伸び縮みするので木材同志を組付ける際は必ず『すき間』がいる! また『すき間』が無いと床を踏んで木材同志が擦れるとギシギシ鳴ったり(ウグイス張り?)する とのことなので、すき間を作るわけなんですが、コレがまた難しい 素人はキッチリ合わさっている方が簡単なんですヨ~
下床を仮組みしたところで、試しにフローリング材の『割り付け』なる作業をしたのですが、、
割り付けとは、フローリング材の表面の木目は天然素材ゆえに それぞれで模様や色合いに個性があり、隣り合った材の色合いや木目が自然になるように、また全体として見栄えが良くなるよう並べ替える という作業なのですが、、、
実際に並べようとすると、どれも同じようだし、結構重たいし、で早々に挫折し 成り行き任せとすることに! 恐らくココが職人さんの腕の見せ所(仕上がりの違い)なんだろうと思いますわ
こうやってフローリング材をどのように張り付けるかを考えていたら、またまた新たな情報というか無理難題が突き付けられてきました。
それは下床の合板の繋ぎ目とフローリング材の繋ぎ目が重ならない事という、今まで考えていなかった難しい課題です。素人としては材料の寸法から、一番手っ取り早いように配置を考えてきたわけなんですが、それだと強度が確保できない という厄介な魔物が現れてきたわけです。
その3につづく~ (予定です、、)