長年愛用しております McIntosh C34V プリアンプですが、先頃のヘッドフォンジャック交換作業の後から新たな異変が起きております!!
このアンプは 明るい環境で使用する限り ほとんど意識することはありませんが、実は密かな仕掛けがありまして操作パネルの文字が浮き出すようになっております。
この写真のように明るい環境でも 文字がクッキリとしているのはパネルの裏からランプで照らしているからなのですわ~
実は 先頃のヘッドフォンジャック交換の際に、かなり激しく ガリガリ とヤスリで穴を拡げてやりましたので、その影響からかランプが切れてしまったようです。
暗がりでの撮影なので うまくは表現できていませんが、何となく右半分の文字が浮き出していないのが判るのではないか・・ と思います。
まあ実用上は何ら問題はなく、よほど暗い環境にしない限りは気付きもしないわけですから放っておけばいいのですが、、、
そして、このパネル照明についてネット検索したところ、とある業者さんが純正(?)交換ランプを販売しておりました。 が、いささか値段が高い!! 小さな電球が2、3千円となると、ウ~ム 果たして、どうしたものか・・・
そこで更にアレコレ検索すると、どうやらコチラのランプは『ムギ球』と呼ばれる電球で ACでもDCでも点灯するという不思議な電球だということが判りました。
その『ムギ球』を追い求めてパーツショップを探し回ると、、 遂に見つかりましたわ、それも極めて良心的な価格で!
左側の黒いリード線のランプが取り外した球切れしたモノ(オリジナルのムギ球)で、右側の2個並んだ白いリード線の小さい灯体のモノが新たに入手したムギ球です。
前出の純正(?)ムギ球を販売している業者さんによると、純正のムギ球は一般的な通常のムギ球に比較し 灯体内の発光部(ニクロム線かな?)が前方に位置しているので通常品よりも前方が明るい との事でした。そこまで純正にこだわる必要もなく、切れてるよりかは多少でも点灯してりゃOK程度のことですから問題無しです。
交 換 作 業 は チョチョイ で す
上写真が切れたムギ球を取り外した状態です。右側の2か所の赤い丸(上下中央付近の横方向)が抜けております。
そこに新たなムギ球を取付けたのですが、オリジナルに比べサイズが小さいので赤いブラケットにホットメルトで固定しております。
そして試しに点灯してみると、こんな感じ
( 作業を終えて、後から写真を見て気付いたのですが、どうやら左側の3個並んだ中央も切れている? またその内にパネル分解した時に処置いたしましょ~ )
では、判り易いようにムギ球のランプ切れ状態と交換後のビフォーアフターです
今回は、直流でも交流でも発光するランプ=珍しい電球 = ムギ球 を知ることができ有意義な体験となりました~