ようやく、曲がりなりにも、、小音量ながらも、、 なんとか出力まで 辿り着けた 中華製真空管プリアンプでありますが
これまで聴いてきた半導体アンプとは、まるで異なる ”生々しいサウンド” に改めて驚かされ、レコード再生に対する認識を新たにしているところです。
と、ココで フト思い付いた事がありまして、、 イコライザー補正が整うと 素晴らしいサウンドが再生されるものの 現状のシステムでは まだ完成の域には到達しておりません。
それはレコード盤そのものの質が悪いのか、レコード針&カートリッジの品質なのか 或いは微調整なのか、はたまたアンプの品質なのか、どこに原因があるのか判りませんが、どうしても歪っぽさが消せません。なので、その原因究明も込めて カートリッジを交換してみることにしました。
交換するといっても手持ちには唯一 audio-Technica のAT-33 しかありません
で、コチラはMCタイプ(出力が極めて小さい)なので仕方なくヘッドアンプを使いました
〇 久し振りのMCカートリッジに 期待は高まりましたが、、
アリャ
ま ぁ ~
なんということでしょ~ すっかり普通の音に戻ってしまいましたわ ガックリ
レコード特有の ”生々しいサウンド” はすっかり影を消し、これまで聴いてきた普通のサウンドになってしまいました。
イヤハヤ、矢張り MMカートリッジ+真空管プリ(イコライザー)アンプ でなければ ”生々しい”サウンドは得られないという事でしょうか・・・
今 の 所 何 と も 言 え ま せ ん が ? ? ?
てなわけで 真空管アンプについて もう少し理解を深めるべく、図書館から参考書を借りてきましたよ
〇 実に立派な分厚い大辞典?でありまして、
中には 有名な名機 の解説もありましたよ~
MARANZ社の マランツ7は真空管プリアンプの代名詞とも云われる位に有名なアンプですが、確かにその名に恥じないような物凄いトーンコントロール回路が組み込まれていたわけですわ・・ ビックリです
結局のところ、いわゆる増幅回路の基本になっているわけなので 真空管アンプを理解する事は その後の半導体による増幅回路も凡そ理解が進むのだろうと思います。が、しかし、、理論・理屈となると中々にムツカシイわけです
別件として、
オーディオの大先輩からレコード再生に関するアドバイスとして 45回転のEP盤は高域の伸びが素晴らしい と伺ったことがあります。
〇 半信半疑ながらもヤフオクなどで中古EP盤を入手しておりました(入手後は長年放置のまま)
〇 同年配から諸先輩方にはお馴染み?の女性歌手でしょうかネェ~
しかし以前は半導体アンプに内蔵された(残念ながら おまけ程度のイコライザー)にて聴いておりましたので まったくそのサウンドには魅力を感じませんでした
★ ジャケット写真が時代を感じさせますナァ・・・
ところが今回 中華製真空管プリアンプ 雅琴 を通して聴くサウンドは、かなり ”生々しい” 女性歌手の声が聴こえてきます。 なんですが、いくつか問題点もありまして ① 全体にハイ上り傾向 ② 声が歪っぽい 等々
先にも書きましたが、これらの原因がレコードにあるのか、カートリッジなのかアンプなのか、、 なかなか判りません
この原因究明がムツカシイのもアナログの楽しみ(?)の一つとも云えましょうか~ とにかく奥が深い世界です!!