らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「辻褄(つじつま)」とは

2010-02-08 | 雑学

一般的に嘘をつくと辻褄を合わすためにまた嘘をつきます。そして更に嘘を重ねて辻褄を合わせようとします。
そして最終的には最初と全く辻褄が合わなくなって内容をすり替え、見苦しい言い訳や開き直りをします。
日本の殆どの政治家に見られる特徴的な傾向です。

特に、先日の小沢幹事長の二転三転した政治資金の説明や鳩山総理の母親からの子供手当ての説明、平野幹事長の普天間基地の移設に関する発言など、民主党議員の多くに見られます。

鳩山総理は当初は母からの貸付金と言っていたものが、借用書がないことを指摘されると贈与を受けたと説明を変更し、さらに自分は全く知らなかったで通しており、過去の”私なら議員バッジを外す”との整合性が全くありません。
ほかの民主党の議員の人たちも、小沢幹事長怖さで自分の思いを発言できず、本旨をすり替えて見苦しい言い訳に終始し、次第に辻褄が合わなくなってきています。

今日は政治とカネの問題はさておき、”辻褄が合わない”とよく言われるところの「辻褄(つじつま)」の語源について調べました。

「辻褄(つじつま)」の語源

「辻褄(つじつま)」とは、合うべきところが合うはずの物事の道理であり、筋道のことをいいます。
そして、「辻褄」が合うとは、細かい点まで食い違いがなく、筋道が通り、前後に矛盾がなくて一貫していることをいいます。(広辞苑より)

「辻褄(つじつま)」の「辻」と言う文字は、もともと道が十文字に交差しているところで十字路を指してます。
この「辻」は裁縫用語にもあって、縫い目が十文字に合うところを言うそうです。
一方の「褄」は着物の襟先(えりさき)から下の部分のへり、或いは両すその端の部分のことのようです。

「辻」も「褄」も衣服を作るうえで大事な、当然合っているべき部分と言うところから、”一般に合うべきところがきちんと合うところの物事の道理”のことも「辻褄」と言うようになったそうです。
「辻褄(つじつま)」という言葉は裁縫用語から来ているのですね。

小沢さんも鳩山さんも、そして民主党の各議員の方も、自浄能力を発揮せず、くさいものを覆い隠そうとしたり、辻褄の合わないことを言い通していると、国民の支持と 
言う針に刺され兼ねないことを肝に銘じておくべきでしょうね。