らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

中国地方の旅(その15)津和野・弥栄神社

2010-04-25 | 旅行

中国地方の旅シリーズも15回目になりました。昨日から島根県の津和野町をご紹介しています。
今日は津和野町の弥栄神社(やさかじんじゃ)を調べました。

「弥栄神社(やさかじんじゃ)」
弥栄神社は、正長元年(1428年)三本松城主 吉見氏が祇園社の分霊を太鼓谷山に勧請したのが始まりとされています。
(勧請とは、神仏の来臨を請う事、または神仏の分霊を請じ迎えて祀ること。)

永享9年(1437年)、三本松城主の吉見弘信が社地を下元原(現在地)に鎮座し、三本松城の鬼門を守る社としました。
弥栄神社は創建時より「滝本祇園社」という社名だったそうですが、慶応3年(1867年)に現在の社名に改めたそうです。

・弥栄神社(やさかじんじゃ)の鳥居です。


弥栄神社に伝わる古典芸能神事に鷺舞があります。
鷺舞は、主として八坂信仰の神社に奉納される伝統舞踊で、ここ津和野町および京都の八坂神社で奉納されるものが有名です。
津和野町のものは「津和野弥栄神社の鷺舞」として、平成6年(1994年)に国の重要無形民族文化財に指定されています。

津和野の鷺舞は、古くから京都の祇園会で演じられていたものを、室町時代に大内氏が山口の祇園会にこれを移し、さらにこれが津和野の弥栄神社の祭礼にも伝えられたものと言われています。
後に、これが一時中絶状態となったそうですが、江戸時代初期に、今度は京都の祇園会の鷺舞を直接移し伝え、それが今日まで継承されているそうです。

同様の鷺舞は他にも数ヶ所伝承されているそうですが、古来からの伝統的な姿が最もよく継承されているのは、ここ津和野の鷺舞とといわれています。
この鷺舞は、毎年7月20日(ご神幸の日)と27日(ご還幸の日)舞われるようです。

                                                                                                                ・優雅な白鷺の舞です。(津和野観光協会HPより)
写真



















・弥栄神社(やさかじんじゃ)です。


弥栄神社(やさかじんじゃ)の境内には樹齢540年を超える御神木の大ケヤキがあり、天然記念物になっているます。

・天然記念物となっている境内の大ケヤキです。