今年は8月下旬から9月にかけて雨や曇りの日が多かったことから、畑は乾かず、雑草は伸び放題に伸びていたので、その草取りに追われる日が続きました。
先日、40㎝ほどに伸びていたブルーベリーを植えているコーナーの草を草刈り機で刈っていたところ、誤って木を切ってしまったのです。
切った木をこのまま捨ててしまうのはもったいないと思い、挿し木に挑戦することにしました。
今日はブルーベリーの挿し木の方法についてご紹介します。
・草刈り機で切ってしまった直径1㎝ほどのブルーベリーの木です。
ブルーベリーの挿し木方法についてネットで調べてみると、そのコツは、「剪定した枝を挿し穂にすること」、「用土にピートモスを混ぜて保水性を高めること」の2つでした。
「挿し木の手順」
そこで先ず、
1.用土は、ピートモス5:鹿沼土5を混ぜるか、土にピートモスを混ぜた混合用土となっていましたが、私はピートモスだけを使用して用土としました。
・ピートモスに水を入れて柔らかくしたところです。
2.挿し穂は長さ10㎝ほどに切ります。
そして、切り口は1㎝ほど斜めに切り、反対側を少し削いで、先端を尖らせ、水に浸しておきます。
夏は挿し穂の先端に葉っぱを2枚残し、2枚とも半分を切ります。
・10㎝ほどに切った、挿し穂にする緑の枝です。
3.私はピートモスをビニールポットと発泡スチロールの箱に底から5㎝以上敷き詰めました。
4.ビニールポットには穂木1本ずつを挿し、発泡スチロールには5㎝間隔で穂木を19本挿しました。
挿し穂を挿す深さは1/3位です。
・ビニールポットに挿した8本です。
5.その後、水をたっぷりかけて馴染ませます。
6.日陰において3~4週間で発根する。ということでした。
この挿し木の挑戦は、失敗して元々との思いから、太い幹や細い枝などを数多く挿しました。
この内、何本発根してくれるのでしょうか?
1か月後を楽しみに管理していきたいと思います。
・大きな木だったので残った枝を発泡スチロールの箱に5㎝間隔で19本挿しました。
「参考」
ネットでは、ブルーベリーの挿し木は1年中いつでも行えますが、適期は7~8月、11~12月の剪定後となっています。
切り取ってからの時間が短いほど発根率が高く、成熟しやすいといわれています。
また、剪定などで切り取った枝をすぐに挿し木に利用しない場合は、密閉できるビニール袋に入れて挿し木のタイミングまで、冷蔵庫で保存します。