らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

四国旅行(その3)高松・屋島寺(2)

2010-12-01 | 旅行

四国の旅日記シリーズ、3回目の今日も昨日に続き、高松市・屋島の「屋島寺」をご紹介します。

屋島山上にある「屋島寺」は、正式には「南面山千光院」といいます。
四国八十八ヵ所霊場第八十四番の札所ということで、毎日、お遍路さんをはじめとする多数の参拝客が訪れているようです。私が参拝した日も二十数名のお遍路さんを見かけました。
このお寺は真言宗御室派に属しており、奈良時代の末に、唐僧 鑑真和上が開創したといわれています。

「鐘つき堂」
境内にある「鐘つき堂」の釣鐘は鎌倉時代の作で重要文化財に指定されています。
鐘楼の奥の大きな建物は宝物館で、その右にある建物が本堂です。

・屋島寺の境内と「鐘つき堂(本堂の手前)」です。この鐘楼は「平家供養の鐘」と呼ばれているそうです。


「三躰堂(さんたいどう)」
「三躰堂」は本堂に向かって右のところにあって、阿弥陀如来(あみだにょらい)、釈迦如来(しゃかにょらい)、そして鑑真和上(かんじんわじょう)を祀っているお堂です。
平成20年に改修工事が行われたそうです。

・「三躰堂」です。


「千躰堂」
「千躰堂」は千手観音を安置しているお堂です。
本堂に向かって右側にあるこのお堂は、阿弥陀如来、釈迦如来、そして鑑真和上を祀る「三躰堂」、弘法大師を祀る「大師堂」と並び立つお堂だそうです。

・「千躰堂」です。




「東大門」
屋島寺にはこの門を含め三つの門があります。一つは山門、二つ目は仁王門、そして、三つ目がこの東大門です。

・山上駐車場から来るとこの門から入ることになります。


「一願不動尊」
不動尊の誓願は、人間の悩みの原因である無明(むみょう)を断ち切って、本当の幸せを授けることにあるといわれています。
私達の真心が通じるならば、どのような願いでも必ず一願は成就すると言われているそうです。

(参考)
無明とは、仏教用語で、真理に暗いこと。即ち、一切の迷妄・煩悩の根源のことです。

・「一願不動尊」です。


・境内にはたくさんの石仏がありました。