姉妹ケンカが始まった
一方が
クリスマスツリーに飾ってあるベルを鳴らして遊ぶ
一方が
ツリーの隣にあるパソコンで調べ物をする
「ベルの音、うるさい!やめてくれないかな?」
「チリンチリン チリンチリン」
「耳の中が痛くなるから、やめてほしいんだけど?」
「チリンチリン チリン」
しばらくの問答の後、
「ちょっと、ほんっとにやめてくれない?
わたし、すごく嫌な気持ちになるんだけど!?」
その問答を黙って聞いていたのですが、
その“すごく嫌な気持ちになる”という答え方に、違和感を覚えたので、
彼女を私のところへ呼んでみました。
「音がうるさいの?」と聞くと、
「うるさいんじゃなくて、嫌な気持ちがする」
「どんな嫌な気持ち?」
「んんん、なんか、鳴ってると嫌だな~って思う。」
「何か、急かされている感じ?それとも、命令されている感じとか?」
「うううんん、、わかんない」
目を閉じてもらって、両手を握って、
彼女の記憶に意識を飛ばしてみました。
ベルの音がなると、集合しなければならず、
ベルの音がなると、次の仕事をしなければなりません。
ベルの音に遅れると、とてつもなく辛いお仕置きが待っているから、
必死です。
そんな光景が見えましたので、それを伝えていると、
彼女は目をつむりながら、泣いていました。
悲しくて、辛かった思い出があるのかもしれません。
そして、「その辛い思いをしている子に、大丈夫だよ、って伝えてあげて、
抱きしめてあげよう。。。」と提案しました。
イメージの中で、辛く悲しい思いをしているその子に、
寄り添ってあげるのです。
悲しいよね、辛いよね。。。と言いながら。
そして、自分がついているから大丈夫だと言ってあげて、
満足したようなら、その子とサヨナラします。
その子は、広い草原をかけていき、向こうに見える友人たちと合流します。
いつまでも手を振っています。
ありがとう、と言いながら。。。
そのセッションが終わると、彼女はゆっくりと目を開けて、
涙を拭きました。
そして、いくらか落ち着いたようでした。
パソコンに向かい、また調べ物を始めました。
次は、もう一人を私のところまで呼び、
対面で椅子に座ってもらって、両手を取りました。
「たくさん、我慢してきたことがあるから、人が嫌だと思うことを
わざとしてしまうんだよね。
だって、あなたは、ママのお腹の中に居る時から、いつでも
上の子にばかり目がいくママやパパの声を聞いていたもんね。
もっと、私を見て! 私お腹の中にいるんだよ! ここにいるよ!って
大声で言いたかったよね。なのに、ママたち、いつもお姉ちゃんのこと
ばかりで、寂しかったんだよね。。
こうやって、ずーっとずっと、我慢してきたんだよね。
諦めてきたんだよね。。。」
そう伝えると、次女は大声で泣き始めました。
おーーいおーーいと、泣き始めました。
「いつも一人で遊んで、誰の邪魔になってはいけないと思って、
我慢していたんだよね。 ほんとは寂しくて、かまってほしくて、
声をかけてほしいのに、忙しいだろうなって思って、じっと我慢して
いたんだよね。。 ママ、気がついていたのに何にもしないで、
ごめんね。 あなたが、そうやって人が嫌なことをするのは、
あなたのせいじゃないんだよ。 今までそれだけ、傷ついて、
我慢して、たえてきたからなんだよ。 がんばってきたね。。。」
泣いていました。 ずっとずっと泣いていました。
私は彼女を抱き寄せると、彼女は私の胸の中で泣きました。
泣いていいよ、いっぱい泣いていいよ
そう言いながら、背中をさすりました。
しばらく泣いていましたが、少しずつ息が正常になり、
涙も止まりました。
ごめんね、ありがとう
そう伝えて、しばらく抱きしめあいました。
すっきりとした顔で、私の元から離れて、
もうベルでは遊びませんでした。あれから、まだ一度も、
ツリーのベルは鳴らしていません。
その日、彼女はとても無邪気で、とても素直で、
白いオーラは光を増して、磨きがかかっていました。
ママに気持ちを聞いてもらったこと、
自分でもよくわからない感情を出したことが、
彼女の感情を研磨させたのだと思います。
自分の、よいところと悪いところ、両方を受け止めてもらえると、
人は輝きを再び取り戻します。
自尊心が復活するのかもしれません。
人間の尊厳が、戻ってくるのかもしれません。
時々、こうして、子どもの問題行動と、それに伴う内なる声を
聞いてあげることをすると、
親子の信頼関係は強固なものになるかもしれないですね。
その技術、教えてあげますね。。。
いつが、いいかなぁ・・・。
来年のテーマと目標、また一つ増えました。ありがとうございます。
一方が
クリスマスツリーに飾ってあるベルを鳴らして遊ぶ
一方が
ツリーの隣にあるパソコンで調べ物をする
「ベルの音、うるさい!やめてくれないかな?」
「チリンチリン チリンチリン」
「耳の中が痛くなるから、やめてほしいんだけど?」
「チリンチリン チリン」
しばらくの問答の後、
「ちょっと、ほんっとにやめてくれない?
わたし、すごく嫌な気持ちになるんだけど!?」
その問答を黙って聞いていたのですが、
その“すごく嫌な気持ちになる”という答え方に、違和感を覚えたので、
彼女を私のところへ呼んでみました。
「音がうるさいの?」と聞くと、
「うるさいんじゃなくて、嫌な気持ちがする」
「どんな嫌な気持ち?」
「んんん、なんか、鳴ってると嫌だな~って思う。」
「何か、急かされている感じ?それとも、命令されている感じとか?」
「うううんん、、わかんない」
目を閉じてもらって、両手を握って、
彼女の記憶に意識を飛ばしてみました。
ベルの音がなると、集合しなければならず、
ベルの音がなると、次の仕事をしなければなりません。
ベルの音に遅れると、とてつもなく辛いお仕置きが待っているから、
必死です。
そんな光景が見えましたので、それを伝えていると、
彼女は目をつむりながら、泣いていました。
悲しくて、辛かった思い出があるのかもしれません。
そして、「その辛い思いをしている子に、大丈夫だよ、って伝えてあげて、
抱きしめてあげよう。。。」と提案しました。
イメージの中で、辛く悲しい思いをしているその子に、
寄り添ってあげるのです。
悲しいよね、辛いよね。。。と言いながら。
そして、自分がついているから大丈夫だと言ってあげて、
満足したようなら、その子とサヨナラします。
その子は、広い草原をかけていき、向こうに見える友人たちと合流します。
いつまでも手を振っています。
ありがとう、と言いながら。。。
そのセッションが終わると、彼女はゆっくりと目を開けて、
涙を拭きました。
そして、いくらか落ち着いたようでした。
パソコンに向かい、また調べ物を始めました。
次は、もう一人を私のところまで呼び、
対面で椅子に座ってもらって、両手を取りました。
「たくさん、我慢してきたことがあるから、人が嫌だと思うことを
わざとしてしまうんだよね。
だって、あなたは、ママのお腹の中に居る時から、いつでも
上の子にばかり目がいくママやパパの声を聞いていたもんね。
もっと、私を見て! 私お腹の中にいるんだよ! ここにいるよ!って
大声で言いたかったよね。なのに、ママたち、いつもお姉ちゃんのこと
ばかりで、寂しかったんだよね。。
こうやって、ずーっとずっと、我慢してきたんだよね。
諦めてきたんだよね。。。」
そう伝えると、次女は大声で泣き始めました。
おーーいおーーいと、泣き始めました。
「いつも一人で遊んで、誰の邪魔になってはいけないと思って、
我慢していたんだよね。 ほんとは寂しくて、かまってほしくて、
声をかけてほしいのに、忙しいだろうなって思って、じっと我慢して
いたんだよね。。 ママ、気がついていたのに何にもしないで、
ごめんね。 あなたが、そうやって人が嫌なことをするのは、
あなたのせいじゃないんだよ。 今までそれだけ、傷ついて、
我慢して、たえてきたからなんだよ。 がんばってきたね。。。」
泣いていました。 ずっとずっと泣いていました。
私は彼女を抱き寄せると、彼女は私の胸の中で泣きました。
泣いていいよ、いっぱい泣いていいよ
そう言いながら、背中をさすりました。
しばらく泣いていましたが、少しずつ息が正常になり、
涙も止まりました。
ごめんね、ありがとう
そう伝えて、しばらく抱きしめあいました。
すっきりとした顔で、私の元から離れて、
もうベルでは遊びませんでした。あれから、まだ一度も、
ツリーのベルは鳴らしていません。
その日、彼女はとても無邪気で、とても素直で、
白いオーラは光を増して、磨きがかかっていました。
ママに気持ちを聞いてもらったこと、
自分でもよくわからない感情を出したことが、
彼女の感情を研磨させたのだと思います。
自分の、よいところと悪いところ、両方を受け止めてもらえると、
人は輝きを再び取り戻します。
自尊心が復活するのかもしれません。
人間の尊厳が、戻ってくるのかもしれません。
時々、こうして、子どもの問題行動と、それに伴う内なる声を
聞いてあげることをすると、
親子の信頼関係は強固なものになるかもしれないですね。
その技術、教えてあげますね。。。
いつが、いいかなぁ・・・。
来年のテーマと目標、また一つ増えました。ありがとうございます。