名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

ゴスペラーズ坂ツアー2011~2012“ハモリズム”@四日市市文化会館(10月28日)

2011年10月30日 23時03分03秒 | 観る(ライブ)

6月ぶりのゴスペラーズワンマンライブ。

ハモリ倶楽部・響からすれば約10ヶ月ぶり。

会場は近鉄急行で名古屋から30分。

四日市文化会館。ゴスペラーズ初来訪とのこと。


2011年。

今年は日本人誰しもが特別な思いを抱えていて、

演じる方にも、見る方にも、それぞれ秘めた思いがあるに違いなくて、

不謹慎だけど、震災後7ヶ月経過した今、どんなステージが繰り広げられるのか、

正直、心の奥底には不思議な期待感のようなものもありました。






さて実際のライブはといえば、音楽の完成度はいつも通り。

ただただ歌いつながれて舞台が進行するというシンプルな構成は、

ある意味いつも以上に、深い思い入れが込められた意味深い演出を感じました。


“ハモリズム”ツアー。

その名の通り、今年リリースされたアルバム「ハモリズム」を中心にセットが組まれているわけですけど、

「ハモリズム」自体、80年代に青春を送ったものにとって、涙がちょちょぎれそうな(←あえてこの表現で)曲満載で、

その曲たちが、オシャレなダンス付き?で目前で完璧に再現されているという事実に、自然にボルテージが上がるというものですが、





ハモリズム以外の曲も、前向きで希望に満ちあふれたセレクションで、後味の良さ格別のライブでした。

今、このとき、

みんなが自分のペース、自分のスタイル、自分のスタンス、自分のやり方で、

できることを継続することが大切で、ゴスペラーズとしては歌いつないていくことで思いを実践する、

という、ツアーコンセプトがとても上手く演出されていたと思います。

今このタイミング、ゴスペラーズが最大限のポテンシャル見せてくれました。


感動した!!



(四日市の夜空)


<思い出備忘録>
①「銀座カンカン娘」のハモリ。これぞ、ゴスペラーズ本領発揮、ハモリの圧巻でした。曲をあまり知らない人でも、そんなこと関係ないほどの、ハモリズムがそこにはあったこと。


銀座カンカン娘 ゴスペラーズ




②リーダー&黒ポンの高校時代の学祭で日の目を浴びることのなかったナンバー「探し物はナンですか」、安岡君3声のアカペラ処女作「We sing for you)」なんかも、ファンの集いのスピンオフ企画のようで楽しかったこと。

③個人的に、Soul Powerと、Dreamingで「Life is Joy… We've got a power of dreams!」とシャウトできたこと。



④E-chanのご好意で5列目のチケットをいただけたこと。にもかかわらず、風邪でしんどくて座りで聴かざるを得なかったこと。でも「見つめられない」からは我慢できず立ってしまったこと。あげくの果てには不本意にもE-chanに風邪をうつしてしまったこと。

⑤常々西と東の文化の境は木曽川だと思っていて、この日近鉄電車で四日市へ向かうときにも、橋がない時代にはこんな風に自由に西の文化圏に移動できなかったんだよなーと、でも今は橋のおかげでこんな自由に移動できるんだなーなんて思っていたから、最後の酒井君の橋渡しコメントには、なんかジーンと来てしまったこと。

⑥アンコールの3曲が大好きな曲で、オーラスがその中でも大好きな星屑の街だったこと。

⑦ライブの途中で何度も涙がじわじわにじみ出てきて、これはきっと年をとって涙腺パッキンが緩み始めていることが原因だと思うんだけど、ライブ途中から年齢を意識したこと(笑)。


好きな色。

2011年10月30日 11時50分11秒 | コラム

ま、時と場合にも寄りますが、

好きな色?

と聞かれてきっと一番回数多く好きといっているのは、

オレンジ色。だと思います。

明るくて元気がもらえるので、

春も、夏も、オレンジ色の服を結構着たりします。

同僚のアメリカ人は、春や夏にオレンジを着る私を見て、

秋が来た!と揶揄するんだけど、

ハロウィーンが来て、オレンジに染まった街を見ると、

なるほどね~

と、

アメリカ人の色彩に対する季節感を思うわけであります。