名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

駅伝を応援し業務工程について思う。

2011年12月05日 12時12分22秒 | スポーツ

12月のうららかな日曜日。

同僚が駅伝に出場するというので、応援に行く。

愛知県某所。

親会社のスポーツ施設にて。

駅伝初観戦。

各部署からの大応援団がランナーの士気を鼓舞する。

名前を呼びかけたり、アドバイスをしたり、

タイムを読み上げたり、応援スタイルは様々。





我々の応援団の直前で、足がつってしまったのか、座り込んでしまうランナーがいた。

沿道の応援者も「がんばれ!」と声をかけることしかできない。

マラソンなら自分のレースについて自分の意思で決めることもできるのだろうけど、

スタートラインで待つ、次や、次の次と後に続くランナーを思うと、

自分の意思で容易に棄権とすることができなかったのだろう。

そのランナーは、レースを断念することも、立ち上がることもできず、

辛そうな表情のまま、ただその場でひたすらもがき続けていた。

結局、しばらく休んでのろのろ歩き始めたが、最終的にどういう結論を出したのかわからない。


駅伝。

できる限り次のランナーに迷惑をかけないよう、

できる限り次のランナーの負担を減らすよう、

後工程のことを考え、

自分のベストを尽くし、次のランナーにたすきを託す。


この時代、

自分(の仕事)はやったよ、でも他の人は知らない、

ってなりがちだけど、

この、たすき渡しの精神こそ、今私達が忘れがちなことかと。

常に後工程を考え業務を実践、または行動する。


心臓破りの坂で表情をぐちゃぐちゃにしつつも必死で走るランナーを眺めつつ、

改めて、業務の『工程』について考えた日曜の午後。


スポーツは生で見るとやっぱいいねぇ。

みんな、おつかれさま。