KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

リトルマーロゥの在りかた

2009-06-22 | 夢の街手しごと工房
リトルマーロゥをオープンします、とお知らせして数日。
たくさんの方がお祝いの言葉を贈ってくださいました。
この場をお借りしまして御礼を申し上げます。

みなさま、いつも応援してくださってありがとう。
心から感謝いたします。

さて、そんな中に

「また会社始めたんだね」
「また店を出すんだね、すごいねえ」

と、言うお言葉がありました。

でも、皆様には

「う~ん、でもぜんぜん違うのよお~」とお答えしております(^^;)

そう、違うんですよね。そんなんじゃないんです。
リトルマーロゥはまだその存在も生まれたばかり。
そして今はまだ会社でも、事業体でも、お店でもないって言うか、
もっとこう、、、、「場所」なんですよね。

リアル妹のアムさんが、知らない間に用意してくれたHPに書いてあるように

「Little Ma_allow」は、小さな児童館のような場所、
お母さん達の為のカフェ空間のような場所、子どもらの遊び場、
また小さな私設図書館のような、あたたかい安らぎの家として、
いつでも皆様に気軽に集って頂ける・・・

そして、私達、夢の街の夢をかなえる秘密の隠れ場、
私達の美しいものを皆さんにお分けするところ、、そんな場所です(^^)

そう、今はただ在るだけのそんな場所。
でもそれがとても大事だと思ってます。

原宿での活動は、実際に売り上げはまだほとんどになかったけれど、
2年目からの売り上げ増加と営業展開を目指して、
一年間、いろいろな工夫を重ねて下地作りをしていました。
残念ながら、その2年目の結果を生む為のいくつものお仕事を
たくさんの方にかかわって頂いて、すでにスタートしておきながら、
そのどれも実現できずに終わってしまいましたが。。。

とにかく原宿の活動はすべてをお金につなげなくてはなりませんでした。

それは、夢の街の基本的な理念と相容れないところもあったので
そのバランスをとるために悩んだ一年だったともいえますね。
でも、それは結構つらいことでもありました。

その経験を踏まえて、このリトルマーロゥでは、
そういう風に形を作っていくことはしないでいたいな~と思っていて。

なんというか、「仕事」というより「ライフワーク」のイメージなんです。
やりたくて、できることをできるようにやっていく感じです。

そりゃあ生活もありますので、その辺は真剣に考えざるを得ませんが、
それでもリトルマーロゥでお金儲けをするって言うことにはしたくないと思っています。
シェアリングや物々交換、そしてリトルマーロゥをやっていく基本は
さっきも書いたようにライフワークと言う感覚なんです。

これまでの自分を振り返って思うのは、私は自分に大事なことしかしない、
だから仕事にしてしまったら、どうしても折り合いがつかなくなる、って事。

だから事業やるわけでもなく、のんびり生きる感覚で進みたいのです。
それが生活をする、暮らすって事になると思います。

今回のプロデュースも「私たちの美観を信じる」が基本。
「これってまだ使えるからつかっちゃお」って妥協はせず、
「これを使いたいよね」って物だけを置いていく
こだわりのスタイルで行かせて頂きますデス(笑)
贅沢ですよね、ホントね。
今度は内装も全部作り変えるわけではないので、
本当に少しずつですが、夢の街の美観を駆使して
このリトルマーロゥという空間を創造して行きたいです。

そして、おとなもこどどもみんながほっと息をつけて、
そしてほーっといいなあ、ここ~ってため息の出るような
そんな素敵な空間になればいいと思っています。

自然でいて、そして非日常のある空間。
暮らしが息づいていて、そして憧れが生きている空間。

そんな暖かい場所へ
「大好きな誰々さんのおうちに遊びに行く」、
って感じで遊びに来てもらえるように
リトルマーロゥのあり方も育てて行きたいのです。

とにかく今は、あの素敵な場所をお借りして、私たちはそこにいます。
私達とみなさまの居場所として、和み場としてリトルマーロゥはあるのです。

熟成する果実のように、少しずつ時間をかけながら
中を整え、時には工房になったり、イベント会場になったり、
こどもたちとレッスンを楽しんだり、クラフトしたり。
流れるように動いていきますが、すべてゆーっくりゆったりなんです。

もちろん暮らしていかねばならないし、お借りしているわけだから、
必要なもののお支払いだってあるわけです。
そこは皆さんで割り勘するとか考えなくちゃいけないので、
それが料金になるって感じでしょうか。
そこで楽しむために作り出すものは必要だけど、
お金儲けしたいからそこを使うわけじゃないんです。
暮らすためにはバイトもしていきますしね(笑)

やっぱり「心ある暮らし」をするためにある場所なのかな。
今回は無理をしないで暮らせることがとても嬉しいんです。

時が来て、やっていることが形になってきたら、
きちんと事業申請なんかもして、ちゃんとした形で動き出すかも知れませんが
今はそういう形はまだ何もなくって、ここらからあふれる自然のままです。
それよりは皆さんとのかかわりの中で生まれたままに動いていきたいな。

なんていってもですねー、原宿がなくなって、
経費を減らすために産業廃棄物を出さないで、
物は捨てずほとんど家に持ってきたので
あそこの荷物がほとんど家の中を埋め尽くし、
なんせあいてる場所が布団の上だけの状態なのでー(笑)
おうちの中で手しごとをするのが無理なので、
洗足に場所をお借りして手仕事する感じですね。
そんな自然体ではじめさせて頂きたいと思っています。

いつかこれを仕事にします!って言える事になったらまたお知らせします。

ただ、今は「こんなことをやるので、ご一緒にどうですか?」
って感じで時間をすごしたいなあと思っています。

なのでショップと言っても名前だけのギャラリーみたいなもの。
そこで何かほしいって望まれたらお分けするって感じからのスタート。
逆にどうぞいつでも工房覗いてってくださいってオープンの仕方です。
もちろん、何かをやるときは100パーセントでやらせていただきますけどね。

まず今は、のんびりゆったり、暮らしを楽しみながら、
一生懸命に生きることをしていきます。

こんなすばらしい表現と暮らしの場を与えて頂いたことに感謝です。

そんな夢の街的生き方、新しいマーロゥの暮らし方
しばらくはお許しくださいませ。

こんなゆるういリトルマーロゥですが、
リトルマーロゥならではのまったり時間を
ぜひご一緒に楽しみましょうね。

ってなことで、リトルマーロゥの今日は暮れてゆくのでした。

リトルマーロゥの看板とHP製作中です!

2009-06-22 | 夢の街手しごと工房
夢の街プロデュースの洗足リトルマーロゥでも、
お客様をお迎えするキャストとして、
そして夢の街手しごと工房のクリエイターとして大活躍の
カンナ画伯による手描きの看板で御座います~。
まだまだ製作途中なんですがちょっと見せちゃいます~。
写真では美しさの全てをお伝えできないのが残念なくらいにキレイなんですよ。
この看板の完成形は27日のボイスレッスンクラスにて初公開いたします!

またカゲの立役者であるリアル妹、アム姫製作のHPが日々成長中です。
まだまだ数ページしか御座いませんが、
リトルマーロゥのオフィシャルサイト、ぜひ覗いてくださいませ。

「洗足little Ma_allow」


さて、リトルマーロゥはその名前の通り、ゆったりとしたペースで皆様と共に歩んでいく、シャベリバならぬ「ナゴミバ」「ヤスラバ」的空間です(^^)
いや、つまりは発展途上中のコミュニケイションスペースってお話なんですが…(^^;)
でも愛と思いや祈りだけは最初っからピークに達してますから~。

この場所をプロデュースさせていただいている夢の街の理念でもある、
いつでも嘘のない真の姿で、ありのままに、そのままに、
スロウでメロウなゆったりとまろやかな生き方をい。したお
そう、みんなで仲良く幸せに心ある暮らしをいたしましょう、
とリトルマーロゥでもお伝えしていきます。

もちろんリトルマーロゥらしさ溢れる形で。。。

でも一気にとは行きません。ゆっくりまったり、
時が果実を熟していくように、ここもじっくりと熟していきます。

思い返せばいろいろなことがありました。
ここに来るまでに、私は3度、全てを失うような経験をしました。
友情や絆やお金や、それはいろいろな形でしたが、一瞬にして全部を失いました。

私を見て「ラッキーな人だよね~」って皆さんおっしゃる方が多いです。
うん、確かにね、間違いない(笑)
でも、そのラッキーの裏側にある、アンラッキーは想像を絶するんじゃないかとおもいます。
今回の金銭的な打撃はかなりのものでした。
でも、そのおかげで些細なものがとても大事に感じられます。
それは本当にありがたいことだと思います。

そしてこの宇宙を司る大いなる力は、私に与えられる試練毎に
小さな種を残してくださって、こうしてまた花を咲かせ、
実を実らせるお仕事が出来て居ます。

すべての経験が無ければ今日は訪れなかったわけですから、
そう考えると全ての苦しみは感謝に変りますね。

先日、親友が「捨てる神あれば、拾う神ありだね」と言ってました。
本当に私は多くの方にお助けいただいていると思います。
思わず、感謝に手を合わせることが多くなりました。
捨ててくださった神様と拾ってくださった神様に感謝しつつ、
二度ある事は3度あるを超え、3度目の正直で実りを願っています。


まあ、このようなかなりの貧困の中でのスタートですから、
まだまだ準備が整いました!とは申せません。
内装も何もかも、これから少しずつ時間をかけてリトルマーロゥ色に染めてゆきます。
そして
「うん、これならみんなが満足」
と言うところまでこの小さなお家を育てて行きたいと思って居ます。


リトルマーロゥは原宿・夢の街と同じように日々変り行く場所です。
集ってくださる皆様、どうぞその変化を一緒に楽しんでくださいね。

リトルマーロゥの風渡る庭のように四季折々に美しく変っていくような、そんな場所であるように努力してまいります。
これからもどうぞ宜しくお願いします。