KOFUKUの家から

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卒業

2011-03-23 | KOFUKU日記
 

卒業式の季節ですね。

私の卒業した小学校は当時生徒数3300人を超えた日本一のマンモス校でした。
一学年45名~50名のクラス編成で15組までありました。

その上、体育と音楽のモデル校で器楽部、創作ダンス、ラジオ体操と日本一。
華やかな学校でございました。

私が卒業するころに100年を迎えた学校の校舎は木造で素晴らしい作りでした。
講堂も素晴らしい造りで、改築する為に壊すと聞いたときは本当に残念でした。
写真はその卒業したころの私の学校です。

その小学校ではマンモス校故のいろいろなイベントがありましたが
私が楽しみにしておりましたのは学校が誇る器楽部のオーケストラによる「卒業式」です。
多分、これはいろんなところでやっていたようなので知っている方もいると思います。
オペレッタ形式の卒業式で、6年間もやると良い思い出ですね(^^)

私はこの卒業式もこの歌も大好きでした。
この春にいろいろな卒業を迎える皆様にお送りします。



《卒業式の歌》

【全員】
うららかに 春の光が降ってくる
よい日よ よい日よ よい日きょうは
さくらよ かおれ 鳥もうたえ
よい日よ よい日よ よい日きょうは

【1.2.3年生】
なかよく あそんでくださった
六年生のおにいさん
やさしく せわしてくださった
六年生のおねえさん
おめでとう おめでとう
ごそつぎょう おめでとう

【卒業生】
ありがとう きみたち ありがとう

【1.2.3年生】
もうすぐ中学 いいですね
六年生のおにいさん
それでも あそんでくださいね
六年生のおねえさん
さようなら さようなら
ごしんがく おめでとう

【卒業生】
さようなら きみたち さようなら

【4.5年生】
よい日 この日 あなたがたは
この学校を ごそつぎょう
雨の日も また風の日も
かよいはげんだ 六年の
がくぎょうおえて 今巣立つ
おめでとう おめでとう おめでとう

【卒業生】
ありがとう きみたち ありがとう

【4.5年生】
朝に 夕に あなたがたと
あそび学んだ 年月(としつき)よ
うんどうじょうに あの窓に
かずかずのこる 思い出が
まぶたにむねに 今うかぶ
さようなら さようなら さようなら

【卒業生】
さようなら きみたち さようなら

【先生及び父兄・来賓】
きみたちよ 光は空にみちている
つばさをつらねて むねはって
羽ばたき巣立つ きみたちよ
たとえ あらしが吹こうとも
羽ばたけ 羽ばたけ 行く手には
明るい希望が ひらけてる
きみたちよ 先生はいつもみつめてる
はぐくみ育てた きみたちの
かけゆくすがたを きみたちよ
たとえあら波 高くとも
羽ばたけ 羽ばたけ 行く手には
明るい未来が ひらけてる
きみたちよ

【卒業生】
ありがとう 先生 ありがとう


春・夏むかえる かず六(む)たび
おもえば長い 年月(としつき)を
先生 ほんとうにありがとう
ひびにあらたな みちびきの
ごおんはけっして わすれません
先生 ほんとうにありがとう

あの窓 あの庭 このこうどう
なかよくあそんだ お友だち
みなさん ほんとうにありがとう
あの日 この日の おもいでが
いつまでのこることでしょう
みなさん ほんとうに ありがとう

育てかしこく じょうぶにと
きょうのこの日を 待っていた
とうさん かあさん ありがとう
こんどはいよいよ 中学生
しっかりやります はげみます
とうさん かあさん ありがとう


あおげばとおとし わが師のおん
おしえの庭にも はやいくとせ
おもえばいととし この年月(としつき)
いまこそわかれめ いざさらば


【全員】
美しく 春の光が降ってくる
よい日よ よい日よ よい日きょうは

【卒業生を除く全員】
いまこそ巣立つ そつぎょうせい
おしあわせに おしあわせに
さようなら さようなら ごきげんよう
おしあわせに おしあわせに
さようなら さようなら さようなら


一番  蛍の光 窓の雪
    ふみ読む月日 重ねつつ
    いつしか年も 過ぎの戸を
    あけてぞ今朝は 別れ行く

二番  ハミングで



私の学校ではこの後、6年生の代表がそのまま音楽に合わせて言葉を述べます。
「母に手をひかれ、初めてくぐった桜の門」とかって。
そして、そのまま音楽の続くなか卒業証書授与でした。


ことしの春は少し遅いけれど、きっと春はやってきます。
みんなにとってこの春が善き卒業と
新しき門出となりますように