天地人』史跡めぐり ③ のつづき
部屋はFさんと一緒でした。一時イビキが聞こえましたが
安眠妨害もなくよく眠れました。もっともFさんはどうだったのでしょう
自分のイビキは聞いた事ないから、イビキはかかないと思い込んでいる
だけかも。気になる天気でずか、大粒の雨がトタン屋根をたたく音が
聞こえます。それにうなりをあげて風が吹いています。朝6時です。
テレビの天気予報とは違うぞ
昨日濡れた装備品は乾いているだろうか? ヘルメットの中が全く
乾いていない。Fさんのも乾いてない。暖房の風がヘルメットの中に
当たるように工夫した結果、8:30の出発前には完全に乾き、
先程まで降っていた雨も上がりかけています。
今日の予定は
春日山城跡→春日山神社→林泉寺→上越自動車道(上越高田IC)→長野東IC→
善光寺→長野東IC→更埴JCT→長野動→岡谷JCT→中央道→大月→秋山街道
→宮ヶ瀬ダム→平塚→横浜→帰宅
いざ出発
【春日山城跡】
普段は春日山神社前の駐車場までしか入れないらしいが、日曜日はもう少し
先まで入れる。ここまでくれば山頂まで登るのラクラク。謙信の城として
知られる春日山城、本丸跡からの眺めは素晴らしい。
雨は上がり青空が広がっています。
反対側には日本海も見えます。
土産物屋で 《旗差し物》 を買って鉄馬に縛りつけるヤンチャな渡辺さん
走行中の後ろ姿がカッコイイ、まるで騎馬武者のようです。俺もやればよかった。
Wさんドラマ『天地人』の大ファンで、今回は2回目の史跡めぐりとか。
【林泉寺】
この寺には、謙信公の墓と川中島合戦の戦死者供養塔がありました。
本堂は建替えたばかりでした。中央に安置されたご本尊も削りだされたばかりの
白木。本当のご本尊は大事にどこかに保管しているのか?
もっとも、上杉家は会津、米沢と移封されたため本来のご本尊は
会津、米沢と移動したのでしょう。
参拝を終えた頃には雲行きが怪しくなってきて、スタート時には雨が降り出した。
雨の中を上越自動車道で善光寺に向かいます。昨日の雨に比べれば今日の雨は
どうって事ない。
平成21年4月5日~5月31日 本尊御開帳
下記は、善光寺ホームページに記載されている御開帳についての
説明文をそのまま記載しました。
七年に一度の盛儀に、前立本尊さまとのありがたい結縁。
善光寺本堂に安置される御本尊一光三尊阿弥陀如来は、白雉5年(654)以来の秘仏。
その後、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして前立本尊が造られ、拝されるように
なりました。前立本尊は、ひとつの光背の中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、
左に勢至菩薩が並ぶ、善光寺独特の一光三尊阿弥陀如来のお姿をされています。
普段は御宝庫に安置されていますが、七年に一度の御開帳の時だけ、特別にお姿を
拝むことが叶います。中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸にかわり、
白い善の綱として、本堂前の回向柱に結ばれます。その回向柱に触れることは、
前立本尊に触れるのと同じこと。ここにありがたい結縁が生まれ、
その功徳ははかりしれません。
正月の初詣のような賑いです。先輩ライダー4人は、御開帳前立本尊の
回向柱を触る長蛇の列に並びました。ご本尊に触れるまでに1時間位かかります。
私はまず本堂のご本尊に手を合わせ、山門に登って長野の町並みを
眺めました。この山門の階段恐ろしい程に急勾配。年配者も多いのですが
正に『行きはよいよい帰りを怖い』です。下りの階段では時間がかかって
人が溜まっています。所要時間30分でした。
これで『史跡めぐり』は終了です。青空も広がり帰りは気持ちいい
ツーリングができるぞ