ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

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松田道雄『定本・育児の百科』(上・中・下)2007・岩波文庫-子どももおとなもみんなが元気になる育児の本です

2024年10月22日 | 「おとな」の親を考える

 たぶん2017年のブログです

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 先日、新聞の読書欄を読んでいたら、ある美人ちゃんの女優さんが小児科医の松田道雄さんの書いた『定本・育児の百科』(上・中・下)(2007・岩波文庫)を紹介されていました。

 ご自身の息子さんの子育てで、ずいぶん助けてもらったという体験談でした。

 それを読んで、じーじもとても懐かしい気持ちになりました。

 じーじも30数年前、長女と長男の子育ての時に、松田道雄さんの『育児の百科』(当時は一冊の大きな育児書でした)を読んで、とても安心をしながら子育てができたという経験をしました。

 松田さんの本は、細かい育児技術を述べるのではなく、親があまり不安を感じないように、安心して子育てができるような工夫や配慮が丁寧に述べられていて、とても助かった思い出があります。

 新聞の中で美人の女優さんも同じような感想を述べられていて、松田さんの小児科医としての子どもと親の両者への愛情の強さと深さを感じさせられました。

 じーじは数年前、長女が初めての子どもを産んだとき(つまり、じーじの孫娘ですね)、その頃には文庫本(なんと、あの岩波文庫ですよ!)になっていた松田さんの『定本・育児の百科』の上・中・下3冊セットを長女にプレゼントしました。

 長女だけでなく、長女のだんなさんも読んでくれて、いい本ですね、といってくれて、うれしかったことを覚えています。

 孫娘たちはすくすくとにぎやかに育っています。

 長女夫婦はあちらのおじいちゃん、おばあちゃんの応援のもと、毎日の子育てに頑張っているようですが、松田さんの本も多少は役立っているのかもしれません。

 そうであったらうれしいことです。

 松田さんの本は、『育児の百科』だけではなく、岩波新書などのほかの本も含めて、親が元気になれるいい本がそろっています。

 赤ちゃんのお世話に悩む若い親ごさんたちにお勧めします。          (2017?記)

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 2018年1月の追記です

 今日(2018年1月9日)の「ケサランパサラン読書記-私の本棚-」さんのブログに本書の文庫になる前の松田道雄『新版・育児の百科』(岩波書店)にまつわる思い出話が載っています。

 とてもすばらしいお話で感動します。         (2018.1 記)

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 2022年5月の追記です

 子育てをしていた頃、じーじは、当時流行っていたスポック博士の育児書(!)も一緒に読んでいたのですが、やはり日本人の育児のせいでしょうか、松田さんのこの本のほうがぴったりきた感じがした思い出があります(スポック博士さん、ごめんなさい)。      (2022.5 記)

 


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2 コメント

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Unknown (ピーちゃん)
2022-06-01 11:01:15
こんにちは😃

育児の百科
出産祝いに頂いて📘子育て育児の精神的な支えでした
私も従姉妹や友人の出産祝いにこの育児の百科を贈っていました
とても懐かしいです( ´∀`)
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コメント、ありがとうございます。 (どさんこじーじ)
2022-06-01 11:18:44
ピーちゃんさんもおんなじだったのですね。
いい本ですよね。
元気が出ます。
ちなみにじーじは、当時はやっていたスポック博士の育児書も読んでいたのですが、日本人の育児のせいでしょうか、やはり松田さんの本のほうがぴったりきた感じがしました。
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