分身宇宙人ガッツ星人 の輝けるプロフィール
『ウルトラセブン』に登場する初代ガッツ星人
『ウルトラセブン』第39話「セブン暗殺計画 前篇」および第40話「セブン暗殺計画 後編」(1968年6~7月)に登場。
身長 2~40メートル
体重 200キログラム~1万トン
ガッツ星人のデザイナーは池谷仙克(のりよし)。
簡単に言うと「頭でっかちのオウム」といった印象の姿をしている。全身のベースカラーは白で、脳みそがたっぷりつまって風船のようにふくらんだ頭部には華麗なピーコック模様、両目は星形の模様でかこってあり、首から下は白と灰と黒スパンコールの3色でいろどられているという、1960年代らしいサイケデザイン。あくまで白がベースなので、ハデさの中にも落ち着いた気品がある。身体はやせぎすでも筋肉質でもなく、どことなく女性のような優雅なラインがある。特に腰まわり。
こういったやんちゃすぎる容姿にも関わらず、行動は冗談のひとつも言わなそうな超硬派ぶり。地球語をしゃべる時には、極端に回転を落としたレコードのようなド低音の声を発する。
「我々は、如何なる戦いにも負けたことの無い、無敵の! ガッツ星人だ。」と、「無敵の」の部分を若干強調しながら現れ、また実際に、数多くの異星人との戦いにもことごとく勝利してきた宇宙の実力者。劇中では最大4体確認できる。人間大時には、銃を武器にする。普通自動車の運転方法もマスターしており、その際にはゆっくり発進を遵守し、曲がるときにもちゃんとウインカーを点滅させるというセイフティドライビング。
地球人の希望の拠りどころとなっているウルトラセブンを倒し、地球人の戦意を喪失させ、一気に地球征服をはかろうとした。まず宇宙怪獣アロンとセブンを戦わせることによって、ウルトラセブンの戦闘能力を徹底的に分析する。その際にセブンの仮の姿がモロボシ・ダンである事も掴んでいたが、前述の理由からあくまでセブンの姿の時に打倒する方法を選んだ。セブンの使役するカプセル怪獣ウインダムを「貴様ナド相手ニナラン。」と円盤からのビーム一撃で倒した後、自らセブンと戦い、分身や瞬間移動などで翻弄して、両腕からはなつ金縛り光線でエネルギー切れに追い込み、透明な十字架に磔にした。しかし、地球人をあなどり戦力として計算していなかったことがあだとなり、セブンからの通信でエネルギー補給手段を知ったウルトラ警備隊の活躍によって、あと一歩というところでセブンが復活。ウルトラノック戦法により、パニック状態のまま円盤もろとも粉砕された。
地球人を拉致することのできる直径約3メートルの小型円盤を所持している。
豪力怪獣 アロン
『ウルトラセブン』第39話「セブン暗殺計画 前篇」(1968年6月)に登場。
身長 45メートル
体重 1万3千トン
ガッツ星人の母星・ガッツ星に生息する宇宙怪獣。全身真っ黒で西洋の悪魔「ガーゴイル」のような姿形をしている。
ガッツ星人がウルトラセブンの能力をテストするために送り込んだ。ガッツ星人の円盤内のモニター映像で登場。怪力で岩を投げつける他、水中に身を隠すなどの能力もある。背中に翼があるが劇中では飛行していない。映像で確認できるかぎり昼、夜、昼と最低3回はセブンと対戦している。セブンのビームランプが点滅するほどの激闘を繰りひろげたが、最後はアイスラッガーで首を切断されて倒された。
アロンの尊い犠牲によって判明したウルトラセブンの特殊能力
・ミクロ~40メートルの巨大化能力
・高いジャンプ能力と飛行能力
・大岩をも砕くエメリウム光線の破壊力
・水中にひそむ敵も発見することのできる透視能力
・必殺技アイスラッガーの切断能力
・エネルギー残量をしめす額のビームランプ
・セブンがふだんはウルトラ警備隊のモロボシ・ダン隊員として生活していること
オリジナルビデオ『ウルトラセブン誕生30周年記念3部作』に登場するガッツ星人2代目
『ウルトラセブン誕生30周年記念3部作』第2話「地球より永遠に」(1998年7月)に登場。
身長 2メートル
体重 200キログラム
本作での目的が地球侵略かどうかは明言していない。近い将来、地球上でマントルプリュームという現象が起こり、それにより世界中が炎と硫黄で覆われてしまうために、その時代に適応できるような人間にするべく、不動岳付近の住民を硫黄人間に改造した。また、地球の地底深くに眠っていた地底怪獣サルファスも改造し、用心棒として操っていた。
初代同様、戦闘能力が高い強敵で、今回は複数ではなく単体で登場。得意の分身術でエメリウム光線をあっさりと回避し、3体に分身して強力な金縛り光線をはなち、再びウルトラセブンを敗北に追いやった。セブンを地球防衛軍側へのメッセンジャーにするために、あえてとどめを刺さないなど、初代と同様に余裕のあるところを見せている。最期はやはり初代と同様に円盤ごと爆破された。
今回は自らが巨大化することはなく、その後の戦闘はサルファスに任せて、自分は円盤内から援護するという形をとった。サルファスの殲滅後、円盤ごとウルトラホークによって撃墜された。
声はとくに初代のように低音ではない男性の声。地球語翻訳機がヴァージョンアップされたのか?
硫黄怪獣 サルファス
身長 50メートル
体重 4万7千トン
全身が黒っぽく、岩石のような皮膚をもった見たまんまの地底怪獣。
不動岳の地下から出現した。もともとは火山地帯の地底に生息していたが、ガッツ星人の手によって改造され操られた。地底を高速で掘り進むことが可能。耐久力がすぐれており、ウルトラセブンのワイドショットで一度は倒されたかに見えたが、その後なにごともなかったかのように立ちあがった。秘密基地を地球防衛軍に攻撃されたガッツ星人が、切り札として出現させた。口からは黄色の硫黄細菌ガス、全身からは高温度の蒸気をはなったが、セブンの新必殺技であるネオワイドショットを受けて倒された。
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006年9月)に登場するガッツ星人3代目
身長 50メートル
体重 3万8千トン
かつてウルトラセブンに倒されたガッツ星人の同族。今回は暗殺宇宙人ナックル星人2代目のサポートに徹している。外見はかつての同族とそれほど変わらないが、腕や脚がとがって全体的に小顔&マッチョになっている。ややコミカルな性格も見せる。得意の分身能力も健在。
凶悪宇宙人ザラブ星人3代目との戦闘でエネルギーを消耗したウルトラマンメビウスを分身能力で翻弄。さらにウルトラセブンの時と同様、透明な十字架に磔にする。復活したウルトラ4兄弟との戦いでもウルトラマンとセブンを苦しめ、スペシウム光線とワイドショットを同時に受けても倒れず、消耗した4兄弟を捕らえる。最後は復活したメビウスのメビュームシュートを受けて爆死した。
声はやっぱり普通の男性の声。
ツルんでいた侵略宇宙人連合のなかまたち
極悪宇宙人 テンペラー星人2代目
かつてウルトラ6兄弟に倒されたテンペラー星人の同族。
凶悪宇宙人 ザラブ星人3代目
かつてウルトラマンに倒されたザラブ星人の同族。
暗殺宇宙人 ナックル星人2代目
かつてウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)に倒されたナックル星人の同族。
はい!
それじゃあ、すべてのガッツ星人ファンにとっての聖典となる初登場作『セブン暗殺計画』のすばらしさについては、また次回~! ひっぱるよー。
『ウルトラセブン』に登場する初代ガッツ星人
『ウルトラセブン』第39話「セブン暗殺計画 前篇」および第40話「セブン暗殺計画 後編」(1968年6~7月)に登場。
身長 2~40メートル
体重 200キログラム~1万トン
ガッツ星人のデザイナーは池谷仙克(のりよし)。
簡単に言うと「頭でっかちのオウム」といった印象の姿をしている。全身のベースカラーは白で、脳みそがたっぷりつまって風船のようにふくらんだ頭部には華麗なピーコック模様、両目は星形の模様でかこってあり、首から下は白と灰と黒スパンコールの3色でいろどられているという、1960年代らしいサイケデザイン。あくまで白がベースなので、ハデさの中にも落ち着いた気品がある。身体はやせぎすでも筋肉質でもなく、どことなく女性のような優雅なラインがある。特に腰まわり。
こういったやんちゃすぎる容姿にも関わらず、行動は冗談のひとつも言わなそうな超硬派ぶり。地球語をしゃべる時には、極端に回転を落としたレコードのようなド低音の声を発する。
「我々は、如何なる戦いにも負けたことの無い、無敵の! ガッツ星人だ。」と、「無敵の」の部分を若干強調しながら現れ、また実際に、数多くの異星人との戦いにもことごとく勝利してきた宇宙の実力者。劇中では最大4体確認できる。人間大時には、銃を武器にする。普通自動車の運転方法もマスターしており、その際にはゆっくり発進を遵守し、曲がるときにもちゃんとウインカーを点滅させるというセイフティドライビング。
地球人の希望の拠りどころとなっているウルトラセブンを倒し、地球人の戦意を喪失させ、一気に地球征服をはかろうとした。まず宇宙怪獣アロンとセブンを戦わせることによって、ウルトラセブンの戦闘能力を徹底的に分析する。その際にセブンの仮の姿がモロボシ・ダンである事も掴んでいたが、前述の理由からあくまでセブンの姿の時に打倒する方法を選んだ。セブンの使役するカプセル怪獣ウインダムを「貴様ナド相手ニナラン。」と円盤からのビーム一撃で倒した後、自らセブンと戦い、分身や瞬間移動などで翻弄して、両腕からはなつ金縛り光線でエネルギー切れに追い込み、透明な十字架に磔にした。しかし、地球人をあなどり戦力として計算していなかったことがあだとなり、セブンからの通信でエネルギー補給手段を知ったウルトラ警備隊の活躍によって、あと一歩というところでセブンが復活。ウルトラノック戦法により、パニック状態のまま円盤もろとも粉砕された。
地球人を拉致することのできる直径約3メートルの小型円盤を所持している。
豪力怪獣 アロン
『ウルトラセブン』第39話「セブン暗殺計画 前篇」(1968年6月)に登場。
身長 45メートル
体重 1万3千トン
ガッツ星人の母星・ガッツ星に生息する宇宙怪獣。全身真っ黒で西洋の悪魔「ガーゴイル」のような姿形をしている。
ガッツ星人がウルトラセブンの能力をテストするために送り込んだ。ガッツ星人の円盤内のモニター映像で登場。怪力で岩を投げつける他、水中に身を隠すなどの能力もある。背中に翼があるが劇中では飛行していない。映像で確認できるかぎり昼、夜、昼と最低3回はセブンと対戦している。セブンのビームランプが点滅するほどの激闘を繰りひろげたが、最後はアイスラッガーで首を切断されて倒された。
アロンの尊い犠牲によって判明したウルトラセブンの特殊能力
・ミクロ~40メートルの巨大化能力
・高いジャンプ能力と飛行能力
・大岩をも砕くエメリウム光線の破壊力
・水中にひそむ敵も発見することのできる透視能力
・必殺技アイスラッガーの切断能力
・エネルギー残量をしめす額のビームランプ
・セブンがふだんはウルトラ警備隊のモロボシ・ダン隊員として生活していること
オリジナルビデオ『ウルトラセブン誕生30周年記念3部作』に登場するガッツ星人2代目
『ウルトラセブン誕生30周年記念3部作』第2話「地球より永遠に」(1998年7月)に登場。
身長 2メートル
体重 200キログラム
本作での目的が地球侵略かどうかは明言していない。近い将来、地球上でマントルプリュームという現象が起こり、それにより世界中が炎と硫黄で覆われてしまうために、その時代に適応できるような人間にするべく、不動岳付近の住民を硫黄人間に改造した。また、地球の地底深くに眠っていた地底怪獣サルファスも改造し、用心棒として操っていた。
初代同様、戦闘能力が高い強敵で、今回は複数ではなく単体で登場。得意の分身術でエメリウム光線をあっさりと回避し、3体に分身して強力な金縛り光線をはなち、再びウルトラセブンを敗北に追いやった。セブンを地球防衛軍側へのメッセンジャーにするために、あえてとどめを刺さないなど、初代と同様に余裕のあるところを見せている。最期はやはり初代と同様に円盤ごと爆破された。
今回は自らが巨大化することはなく、その後の戦闘はサルファスに任せて、自分は円盤内から援護するという形をとった。サルファスの殲滅後、円盤ごとウルトラホークによって撃墜された。
声はとくに初代のように低音ではない男性の声。地球語翻訳機がヴァージョンアップされたのか?
硫黄怪獣 サルファス
身長 50メートル
体重 4万7千トン
全身が黒っぽく、岩石のような皮膚をもった見たまんまの地底怪獣。
不動岳の地下から出現した。もともとは火山地帯の地底に生息していたが、ガッツ星人の手によって改造され操られた。地底を高速で掘り進むことが可能。耐久力がすぐれており、ウルトラセブンのワイドショットで一度は倒されたかに見えたが、その後なにごともなかったかのように立ちあがった。秘密基地を地球防衛軍に攻撃されたガッツ星人が、切り札として出現させた。口からは黄色の硫黄細菌ガス、全身からは高温度の蒸気をはなったが、セブンの新必殺技であるネオワイドショットを受けて倒された。
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006年9月)に登場するガッツ星人3代目
身長 50メートル
体重 3万8千トン
かつてウルトラセブンに倒されたガッツ星人の同族。今回は暗殺宇宙人ナックル星人2代目のサポートに徹している。外見はかつての同族とそれほど変わらないが、腕や脚がとがって全体的に小顔&マッチョになっている。ややコミカルな性格も見せる。得意の分身能力も健在。
凶悪宇宙人ザラブ星人3代目との戦闘でエネルギーを消耗したウルトラマンメビウスを分身能力で翻弄。さらにウルトラセブンの時と同様、透明な十字架に磔にする。復活したウルトラ4兄弟との戦いでもウルトラマンとセブンを苦しめ、スペシウム光線とワイドショットを同時に受けても倒れず、消耗した4兄弟を捕らえる。最後は復活したメビウスのメビュームシュートを受けて爆死した。
声はやっぱり普通の男性の声。
ツルんでいた侵略宇宙人連合のなかまたち
極悪宇宙人 テンペラー星人2代目
かつてウルトラ6兄弟に倒されたテンペラー星人の同族。
凶悪宇宙人 ザラブ星人3代目
かつてウルトラマンに倒されたザラブ星人の同族。
暗殺宇宙人 ナックル星人2代目
かつてウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)に倒されたナックル星人の同族。
はい!
それじゃあ、すべてのガッツ星人ファンにとっての聖典となる初登場作『セブン暗殺計画』のすばらしさについては、また次回~! ひっぱるよー。