ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

溶接 × アート

2020年09月20日 | 芸術
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

4連休のなかびの日曜日、いかがお過ごしですか?
本日は、今朝の日テレ系番組「シューイチ」で紹介されていた、”溶接アート” について。

電極棒にタングステンを使用しアーク中に溶接棒を別供給させて溶接するTIG溶接で、
ステンレス表面に、金属がみみず腫れのように盛り上がったビード(溶接模様)で様々な絵柄を描き、
更には溶接時の熱でステンレス表面を酸化させて干渉皮膜で加飾させるというものでした。

金属屋にとっては、ビードやステンレス加熱による干渉皮膜は、いわば当たり前の現象ですが、それをアートに利用!
まさに「溶接×アート」な話題でした。

ちなみに、検索サイトで、”溶接アート”で検索すると、様々な作品の画像が出ますので、お試しあれ。

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トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
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