三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

国の機関の政策進行

2008年02月27日 06時01分47秒 | こちら発行人です

きのうは、今年度最後の北海道の仕事での会議出席。
中古住宅流通促進方策検討委員会、という
何回言われても覚えられない名前の会議でした。(笑)
なんですが、この会議、けっこう盛り上がりまして、
こうした自治体の会議としては珍しい(失礼)ほど、多くの成果を生み出し、
また、新業態の開発、産業育成的な部分で驚くほどの結実を得た事業でした。
新築マーケットが縮小に向かうことは確実な趨勢の中で、
既存住宅マーケットをどうしたら活性化できるのか、
今後の「製造業」としての住宅建築の主体である工務店などの生き残りにとって、
必須の産業育成方法を模索した会議だったと思います。
簡単に言えば、新築に代わる魅力的な中古住宅再生という事業分野創成に
必要なインフラや事業環境整備を考えてきた会議だったのです。
とくにこうした取り組みが
もっとも自然条件の厳しい北海道ではじめて取り組まれたというのは、
今後のこのマーケットにとって大きい意味を持つことになるかも知れません。
こうした事業取り組みというのは、
なぜか、3年という期限で行政では取り組まれるのが慣例になっています。
ということで、3年目の最後の年度がこれで終了となった次第なのですが、
こうした取り組みが、まさにいまの国の施政方針と合致していることから、
いわゆる200年住宅への取り組みの一環として、
国の補助事業として、来年度以降もより大きな事業規模で継続される方向になっています。

というようなことなのですが、
こうした流れから、きのうは国土交通省の外郭団体から
オブザーバーの方も参加されていました。
いろいろお話を伺ったワケなんですが、
国の政策にどのように業界の意向が反映されていくものか、
その経緯の一端もかいま見えて、興味深いものがありました。
窓のメーカー団体などから、こうしたプロセスについての話も聞いたことがあるのですが、
やはり、具体的な政策に対して業界ごとの利害が相克し、
なかなか方向性を定められないという部分が見えてきました。
行政の側が立案する基本的な方向性というのは、
そんなに間違っている方向でもないと思うのですが、
その原案が、さまざまな利害調整の中で、否応なく「調整」させられ、
結局は総花的になったり、適当なことでお茶を濁したり、
というようになってしまう現実が出来上がってしまうようです。

そうしたなかで「モデル的」事業として
この北海道の取り組みが国に認められそうだというのは、
かなり面白そうにはなるかも知れません。
官に対する批判というのが大きいのですが、
接してみればみんな、できることから、少しずつ変えていこうという思いは共通です。
絶望せず、地道に取り組んでいくことが必要ですね。
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新聞というメディア

2008年02月26日 06時13分52秒 | こちら発行人です

先日、朝日新聞が2010年にも赤字転落の可能性がある、
という他メディアからのスクープがあったそうだ。
若い年代の「新聞離れ」現象は、実態としては公表されているレベルを遙かに超えているそうで、
深刻な部数減少が新聞メディアの経営基盤を揺さぶっているようです。
日本の新聞って、世界的には宅配というきわめて特異な形態で
深く暮らしに密着して発展してきた。
宅配チラシという面白いメディアも副次的に生産しながら、
このシステムを維持してきたわけだけれど、
そういう発展を支えてきた「部数拡張」という要素が行き詰まってきている。

いろいろな要素が、この事態の背景にはあると思うのだけれど、
ことがらがメディア自身に属することなので、
あまり大きく触れられることがないまま、事態が進展している。
確かに、若い年代の人、とくに20代のひとが新聞を取っているというのは
いまや、ごく少数派であることは論を待たないし、
30代になっても、そうした部分が変化していくという要因は考えにくい。
原因は、大きく言えばやはりインターネットの拡大。
インターネットは月額の接続費がちょうど新聞購読費用と見合う程度。
なので、yahooなどのポータルサイトにはトップコンテンツとして
ニュースが掲載されている。
新聞には一覧性というメリットはあるけれど、
事実の確認や把握、羅列的な配置での順序づけなど、
インターネットでのニュース配信にもメリットはあり、
テレビなども交えたニュースメディア比較の中で、新聞は必ずしも優位性がなくなってきた。
しかも新聞社のHPにアクセスすれば、新聞を見るよりもむしろ便利なくらいに
ニュースに接することもできる。

欧米メディアの場合は、もともとがスタンド販売という形態なので、
ちょっと、違う意味合いの方が強いメディア。
主張性や独自性といった部分と、人間行動に密着しているという要素で
生き延び続けてきている。
しかし、海外でもMetroというフリーペーパーが都市での人間行動に密着する配布形態で
従来の新聞メディアの地盤を奪い始めている。
新聞は結局、通勤や移動といった時間にニュースに接するという
都市型人間行動の隙間で生息してきた文化であるともいえる。
そのあたり、日本と海外では若干、事情に違いはあると思われるけれど、
いずれにせよ、大きな転換点は確実に来ていると言うことは明らか。
紙媒体の行く末は、さてどうなっていくのでしょうか?

写真は朝の散歩道のかわいいカモたち。
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碁盤の目の街並み

2008年02月25日 06時07分21秒 | こちら発行人です

先日の建築家展で見た札幌の航空写真。
わたしが育った札幌は、京都のような計画都市。
わかりやすい計画都市というのは、一般的に碁盤の目状に作られるモノなのでしょうが、
やっぱり上方から見た場合でも、くっきりと明快なプラン。
日本の都市って、分類するとどうなんでしょうか?
東京は豊臣秀吉の着眼で、家康が計画した都市ですが、
経済発展を重視した都市計画とはいえ、やはり城下町の街割り。
道路などの基盤的な整備は、いまも環状線が連続していない場所があるなど、
近代都市としてみたときに、機能性はどうなのか?
慢性的な車の渋滞などを見ていると、その面では破綻しているとも言える。
しかし、公共交通機関の鉄道・地下鉄の発達ぶりは
まさに全体として生き物のような血流的なネットワーク都市。
案外、車の乗り入れをかなり規制して、中心部をバイパスする道路整備などが進めば、
CO2削減の視線から見たら、いい都市環境になるのかも知れません。

札幌はまだまだ、車社会の中では基盤的な道路環境がゆとりがある。
やはり、明治初年の都市計画でアメリカ的な考え方も取り入れただろうことが
現代に生きてきていると思います。
大きな道路では幅が100m、一般的に20m。小路でも8m幅の道路が確保されている。
こんな「公共」スペースが広い都市計画はまさにアメリカ的。
市内に残る古い公園である「円山公園」は
アメリカンスタイルそのまんまの自然公園スタイルを取っていますね。
街のそこかしこに残る、こうした都市計画の残滓が
札幌という街を、日本の中で面白い街としてきた資産なのではないかと思います。

現代では、都市の資産継承、計画的な都市環境の育成発展ということが
たいへん難しくなってきていると思います。
なんとか子孫の代までも、札幌らしさを継承していきたいものです。
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「プレジデント Family」から取材

2008年02月19日 06時00分59秒 | こちら発行人です

出版関係の仕事をしていながら、
やっぱり北海道東北というローカルでやっているので、
いろいろ情報にうとい部分もあります。
先日、「プレジデント Family」という雑誌の取材を受けたのですが、
それまでまったく誌名を知らなかったし、いわんや
どんなジャンルの雑誌なのかも知りませんでした。
案外とそんなものでして、なかなか領域外のことへの興味は持ちにくい。
なんですが、まぁ、「プレジデント Family」なので、
「プレジデント 」が、新しい雑誌を出しているのだと言うことはわかる。
で、Famiiyというコンセプトがよくわからない。

で、住宅関係のことで取材を受けたのですが、
そのときに逆に取材して、色々情報収集した次第です。
いまどき、わざわざ、東京から札幌へ交通費もかけて取材に来ると言うことは
そこそこビジネス的にもいい線、行っているのかなぁ、と。
そのあたり、興味一杯だったんです。
で、聞いてみて、その雑誌テーマに驚かされることばかり。
まぁ、ようするに子育てをメインテーマとした雑誌なんですが、
その内容が、プレジデント社らしく徹底的にお金にこだわった内容。
最初は経済誌プレジデントの別冊特集で発行されたそうですが、
一流有名大学にはいくらお金をかけて、どういう塾や学校に入れたらいいか、
というような徹底的な現世利益、
直接的に高学歴というものを、わが子に付けさせるにはどうしたらいいか
そういうテーマ、満載で発行したのだそうですね。
そうしたら、二子多摩川の紀伊国屋さんでの販売が、
なんと、1日に800冊売れたと言うことなんだそう。
まぁ、なんとも現代の心理状況を克明に物語っている雑誌だと思い知りました。
子育て、ということから想像する人格の涵養とか、
「豊かな人間性教育」などというお伽噺ではない、
まさに少子化時代の「勝ち組」指向を全面開花させているんですね。

まぁさすがに現在は、もうすこし、おとなしい
「子育て」に編集方針を持ってきているようではあるのですが、
受験シーズンになってくると、有名私立校、
って、小学校や中学校までを中心に学校の実名満載。
効率よく教育費を使って、どうするこうするみたいな記事オンパレード。
そういう意味では、首都圏地域の地域専門誌といえなくもないですね。
だから、札幌なんかにいると、そういう情報に接しにくいのかもしれない。
でも、多くの親はこういう情報を得ようと血まなこなんですね。
いやはや、わが身の無知ぶりを思い知らされたような次第です。
時代はどんどん変わっていっていますね。
いまや、こどもたちはこういう時代の中で生きているのですね。
ちょっと、浦島太郎のような気持ちになってしまいました。うーむ。

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中央省庁

2008年01月25日 06時24分00秒 | こちら発行人です

写真は、現在、商標登録出願中の案件に対する特許庁からのレスポンス。
こういう中央省庁とのやり取りって、
仕事をしている中では、いろいろと発生してくるもの。
実用新案であるとか、商標出願など、そこそこ経験があります。
また以前、NPO法ができた頃には、「経済企画庁」との間で、
やり取りしながら、申請をまとめたこともあります。
いまは「総理府」に所管が変わったのですが、
ちょうど堺屋太一さんが長官を務めていた時期でした。
こういう申請作業など、面倒がって弁理士さんなどに依頼する方も多いのですが、
直接自分でやった方が、やっぱり勉強にもなって良いと思います。
わたしの場合、一応法学修士なわけで(汗&恥かし)、
日本語の「修辞的能力」「論理性の鍛錬」という意味では
たいへん勉強になる良い機会であり、
そこで申請や、やり取りが通せるようになると、自信もついてきます。
とはいっても、特段、特殊な能力が必要と言うことはありません。
これまで、数件の申請を行ってきましたが、
すべて許認可をいただけました。

やってみると、けっこうおもしろみもある仕事なんですね。
とくにNPO法人の新設の申請時には、たいへん修辞能力を鍛えられた思いがあります。
先日読んでいた、平安初期の高級僧侶、円仁さんの中国への渡航記には
官僚制国家の手本とも言える「唐」の国での
対官僚との文書主義でのやり取りが、その息づかいの部分も含めて
記載されていて、身をもって知っている部分で共感も覚えたものです。
東アジア世界で形成されてきた「官僚主義」というもの、
よく否定的にばかり捉えられることが多いのですが、
実際に体験し、やり取りを重ねてくると、理解できてくる部分もあります。
もちろん、確かに「お役所仕事」と非難されるような部分も多いとは言えるわけですが、
しかし、この官僚制にはやはり歴史的に
東アジア的な「公共性」というものの本質的透明性もあります。
日本に法律という概念が導入され、徹底的に文書主義が導入された歴史段階で、
確か、奈良朝期だったとおもうのですが、
官僚機構の役人さんが、わが子の不勉強ぶりを嘆いている記載などがありました。
日本人は、最初から公式文書に、輸入された文字を使って記録を残してきたわけで、
とにもかくにも「勉強」しなければ、公的な世渡りが難しい、
というような経験を、歴史年代レベルで体験し続けてきているんですね(笑)。
中国では、「科挙」というシステムがずっと存続し、
日本では、勉強する、ということが基本的態度として期待され続けたのです。

しかし、実際に中央省庁のみなさんとやり取りすると、
けっこう親切で、また柔軟性も持っている対応をしていただけることも多い。
やはり法律の蛇口に近いという感じがあって、
「法の趣旨」という判断基準概念が存在している感じがします。
ところが、これにもう1段階、地方行政機構が関与すると、
一般からは、とてもわかりにくい対応が顔を覗かせてくる部分が出てきます。
こうなってくると、途端に文書上での「臆病さ」とでも呼べるものが
とても大きく感じられるようになる。
一言一句が、些細に取り上げられてくるようになるものなんですね。
このあたり、日本では官僚機構同士の意思疎通というのがうまくいっていない、
というように感じる部分ですね。
いま、大問題になってしまった年金の問題など、こういう側面も大きいかなぁ、
って思える次第です。困ったものです。
このような問題点にも、もっとスポットが当たって良いと思います。
当事者にはなかなか見えない問題点だし、
その上に乗っかって人気取りもしながら指図する政治家さんにも
やっぱりこういう部分は見えないだろうと推察できます。

ということで、本日も住宅ネタではありませんでした、申し訳ありません(笑)。

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忘れず来ます、大雪です。

2008年01月19日 06時39分21秒 | こちら発行人です

さて、石狩湾低気圧、どうやら札幌西部を直撃している配置。
昨晩から、連続的に降雪が続いていまして、
けさ、起きたらごらんのような雪雲状況(右写真)。
で、わが家前の状況は左側のような状況。
未明には、除雪車が出動してわが家前の道路を除雪していったのですが、
この雰囲気では積雪20センチ超、という感じでしょうか?
まだ、外に出ていません(笑)。こういうことには年に3~4回は遭遇します。
雪国の宿命ですが、地球の気候変動・温暖化がいわれているなかでは
やはり安心感ももたらしてはくれる。
でも、灯油の異常な高騰のなかでは厳しい、
なんともないまぜなところではありますが、
北国の人間としては、雪かきに立ち向かう戦闘的な心理が沸き起こりますね。
幸いにして、本日は土曜日なので仕事は休み。
心おきなく時間が掛かっても雪かきできると言うところ。
でもまぁ、スタッフは取材もあるので、そっちはどうなるか、の心配もあります。
雪かきって、堆積できる場所があれば、そこそこ楽しい作業なんですよね。
とくに北海道の雪は寒さのせいで雪質が軽く、
手元感覚の「すべり」もいいので、早めに作業すればけっこうスイスイ。
ただし、日中気温が上がるような状況の場合、
雪が若干融けて、そうなると雪質が重くなるので、やっかいになる。
気持ちを切り替えて、積極的に状況に立ち向かった方が
前向きに処理できる、というような雪質なんです。
そんなことが、北海道人の特質に繋がる部分があるのかも知れませんね。

さぁ、こういうことなので、本日はわが家前と、
会社経費の節約のために会社駐車場の2カ所、運動がてら、
盛大に雪かきに取り組みたいと思います。
がんばるぞ!っと、って、やれやれ・・・。
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気温差40度の帰省

2008年01月13日 08時59分42秒 | こちら発行人です

沖縄に行っている娘が成人式のために帰って参りました。
なので、わたしは風邪気味なのですが、朝方に点滴を打ってもらって
元気を取り戻すべく努力。
その甲斐があって、のどはがらがらですが、なんとかもたせて出迎え。
って、のどをやられたのは仙台でのホテルの暖房なんですよ。
エアコンで強制的に吹いてくるあの風で、どうしてものどをやられる。
乾燥が強烈なのと、やはり空気環境を汚染するのでしょうね。
細かいチリやホコリを舞い上げて、
夜間中も暖房を切ることのできない無断熱ぶりなので
どうやっても逃げるすべはない、という感じなんです。
日本の風邪にはこのエアコン暖房の弊害が相当にあると思います。
医学的にも、建物の性能向上は不可欠なのではないでしょうか?

という脇道脱線ですが、
なんとか無事、娘が到着いたしまして、
カミさんの母親も一緒に短い帰省を回転鮨で祝いました。
って、普段ならば「お待ち時間、1時間ですが・・・」と言われた時点で
速攻、別の店に移動のところですが、
娘といろいろな話で盛り上がっているので、待ち時間もニコニコと。
きのう出がけの沖縄・那覇の気温は27度とか。
ほえ~、ていうところであります。
きのうの迎えに行く道すがら、確認した札幌の気温はその時点で氷点下8度。
たぶん、今朝に架けては氷点下12~13度くらいまでは下がっている。
日本の南と、北の果てですから、
さもありなんではありますが、それにしてもすごい違い。
ふつうであれば、体が付いていかないんじゃないか、というところですが、
帰ってくるなり、友人と待ち合わせているとかで、元気に氷点下にお出かけ。
まぁ、やっぱり若いです(笑)。
15日にはまた沖縄に帰る、あわただしい帰省ですが、
ちょっとの間は、家族そろっての連休を楽しめそうです。

写真は、南国風の森、昨年関東で撮影したもの。
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新年交礼会

2008年01月09日 05時33分25秒 | こちら発行人です

きのうは早朝からの結石騒ぎで、近くの総合病院へ。
自宅から1kmほどに以前の「国立西札幌病院」がありまして
(現在は国立行政法人ということだそうです)
以前にそこで胆石の手術をしてもらっていたのを思い出し、
見ていただいてきました。
おかげさまで激痛はウソのように消えていまして、
CTスキャンの結果、もうすこしで体外に出るようなところに
石を発見。そう大きくもないので
「たぶん、自然に排出されると思いますので、水、一杯飲んでください」
というのが処方。
若干、まだ出血は見られると言うことですが、
大事にはならずに済みました。
万が一の痛み止めもいただいて参りました。
ということで一段落。

なので、病院から帰ってきて溜まっていた作業を片付け、
予定通り、夕方から中小企業家同友会の新年交礼会に出て参りました。
わたし、この会にはもう15~6年は参加していると思います。
やはりいろいろな経営者のみなさんと、同じ目線で話せるというのは
得がたい機会。
厳しい経営環境の中で、どうやって元気を出すのか、
みなさんのアイデアや、発想法、気の持ち方など参考にさせていただいています。
きのうも、大変数多くの顔見知りや仕事上の関係者の方たちなど、
40~50人くらいの方たちと旧交を温めて参りました。
そう考えると、こういう新年交礼会っていうのも
やっぱり便利なものです。
ふつう、それくらいのみなさんと出会おうと考えたら
1週間くらいは出ずっぱりで訪問することになるし、
そうなれば、手ぶらで気軽に話ができる、わけでもない。
年の初めに、こういう機会を作って話の糸口を作っておくというのも
日本人的な知恵だとも言えると思いますね。
参加したての頃とは違ってきて
いろいろに活用方法が見えてくるようになる、っていうことかも知れませんが。
ただ、どうしても仕事が片付かなかったので、
って、結石騒ぎで時間が取られたので、
2次会には行けず仕舞い。ちょっと残念ではありました。
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激痛到来

2008年01月08日 07時16分45秒 | こちら発行人です
本日早朝、いつものように食器を洗って、
さて、ブログでも書こうかなぁ、とMacを開いて向かったトタン、
左側脇腹の中側に激しい疼痛、到来いたしました。
ちょっと名状しがたい感じ。
で、とりあえず直前にコーヒーを一口すすったところでもあったので、
トイレに向かって用を足したのですが、
その間にもまた、ふたたび大きな波の疼痛がやってきました。
やむなくソファに横向きに寝たのですが、
むしろ痛い方の側をしたにした方が少し楽で、
5分ほどでやや快方感。
「まぁ、ちょっとした腹痛かな」くらいに考えて、
ふたたびパソコンに向かうと、ふたたび激痛到来。
こんどは結構、大きな波だったので、カミさんに助けを求めて寝室へ。
吐き気も来て、嘔吐は出ないけれど、激痛が長い。
「盲腸かな、腹膜炎かな、それとも、それとも」
と、考えられる病名を「家庭医学百科事典」でカミさんが見てくれますが、
どれも当たっていない感じ。
七転八倒の末、四つんばいの体勢を取って過ごしていましたが、
仕方ない、ということで、救急病院に向かった次第です。
とは言っても、なかなか、身動きがおそるおそるしか動けない。
身動きするとまた、あの激痛が来るのでは、
という恐怖で、ゆっくり歩行にならざるを得ない。

ようやく、といってもわが家から夜間救急病院は車で約10分。
尿を調べてもらってりしたわけですが、
この段階になると、激痛はうそのように消えております。
お医者さんの見立ては、「たぶん、結石ですね、腎臓から尿管の・・・」
「今日の日中に、泌尿器科行ってみて、診断を受けてください。」
ということでした。
「とりあえず、痛み止めとして飲み薬と座薬両方出しておきますが、
激痛が来たら、両方いっぺんに使ってください」と、投薬もいただいた次第。

わたし、3年前くらいに胆石になって、胆嚢を除去しておりますが、
石が溜まりやすいのでしょうかね。
仕方ないので、きょう、病院に行ってみたいと思っています。
まぁ、「痛いんですよ」と話には聞いておりましたが、
もう二度とこういう痛みは勘弁して欲しいものです。
ということなので、テーマはこんなことになってしまいました。
住宅ネタに早く戻れるようになりたいと思います(笑)。ではでは。
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冬の雪道散歩

2008年01月06日 07時20分55秒 | こちら発行人です

先日の健康診断で、ついにわずかですが肥満に認定されまして、
いろいろな数値もわずかずつ健常値をオーバー。
ということで、冬場に向かってどうすべきか、
悩んでおりまして、ジムみたいな、プールみたいな会員制の
フィットネスクラブなんかも見に行ったのですが、
どうも、ああいった施設と「健康」というイメージはどうも結びつかない。
なぜなんでしょうか?
施設を見に行くと、やたら湿度が高くて、すこしカビくさい。
たぶん、空調で解決するのには限界があって、
メインのプールの施設維持の結果、相当に結露していると推定されるのですね。
そういう空気を吸いながら、健康になろう、というのが
なかなかイメージが持てない感じがする次第。
まぁ、あくまでも個人的な感じ方なので、
調べたということではありませんが・・・。

そうなると、冬場に体を動かすのはなかなか難しい。
で、陽が長くなり始めてきたのを幸いに、
やはり、散歩に出かけております。
早朝の零下の気温、といってもマイナス5度前後ではないかと思いますが、
やっぱり空気のきれいな外気を胸一杯に吸い込めるのがうれしい。
写真はわが家の近くの「発寒川」周囲から遠景に「手稲山」をみたところ。
雪道って、確かに歩きにくいので、やや慎重にはならざるを得ませんが、
夏場のコースとは変えて、だいたい1時間くらいの時間を歩き始めた次第です。

雪道の散歩なので、足下が問題。
いろいろシューズを吟味いたしましたが、
機能性は長靴がオールマイティ。やはり最強は長靴なんですね。
かっこうよかったり、穿きやすそうなのはいろいろあるのでしょうが、
探すのも面倒。靴屋さん、4~5軒は見てみたのですが、
やはり最後は屈強な長靴に軍配があがりますね。
まぁ、これからもちょこちょこ、探しては見たいのですが・・・。
着る方は、いまのところは上着のダウンジャケットだけで、
下半身の方のオーバーズボンまでは着込んでおりませんが、
帽子は2重にかぶるなど、そこそこ完全武装。
もうすこし、寒さが増す2月くらいにはオーバーズボンが必要かも知れません。
散歩のお供、ipodを聴きながら、汗ばむほどの運動にはなっています。

さて、成果のほどは・・・、これから、お楽しみ(笑)。
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