三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【カレーラーメン(室蘭名物)の存続可能性】

2016年06月26日 09時24分34秒 | Weblog
北海道はちょっと変わった食文化が出てくる風土。
草創期・札幌ラーメンは、それまでの常識を破って味付けに味噌を使った。
ラードを利かせてこってりとした力強いスープには
ニンニクを練りこんで濃い味にした味噌が似合う。
寒さの中でも元気を引き立てると、発生したのだろうと思います。
いまや、それが地域の味のスタンダードになったワケですが、
それ以来、北海道の各地でさまざまな「ご当地ラーメン」が出現した。
そのなかでも、味付けでいちばん特異なのが
この室蘭のカレーラーメンですね。
たしかに食べているときには、おいしいと感じるのではありますが、
わたし的には、これを毎日、常食に近いものとして食べる気分には
どうもその気にはなれない。どうしても、味を無理矢理作った感がある。
味噌味ラーメンほどの起爆力を感じないのであります。

日本人の大好きなラーメンとカレーという取り合わせだけど、
どうも味わいにあと一歩のパンチ力が不足している。
また味の広がりに、いま一歩の工夫を期待したいという印象。
室蘭に行くと、ご当地の味として、
いろいろな店でメニューに出されているけれど、イマイチ、その広がりは
拡散力に欠けているのではないかと気遣っております。
驚くほどの進化発展を、是非期待したいといつも思っております。

土日とも雨模様の札幌であります。
今週は時間のない中で大きな企画提案を求められている。
その仕込みに専念したいと思っております。
企画も同様で、現状を破壊するような起爆力というものが大切。
まさに人の振り見て、の心境であります(笑)。ではでは。

コメント
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