三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【祝い事の酒 ヒノキ升の香り】

2017年03月13日 06時17分05秒 | Weblog


きのうのブログの続篇です。お祝い事なのでお酒の話題。
ちょっと月曜日の朝からアップする内容にはそぐわないかも(笑)。
その点はお許しください。

会社上場のお祝いというのはそうはないこと。
で、付き物なのが、関係者による「鏡割り」。
もちろん、和食屋さんでいくらでも飲むことはできますが、
「鏡割り」をした樽酒を、そのままヒノキの升でいただくというのは初体験。
まことにニッポン的光景で喜ばしい。
って思っていたら、なんとデンマーク人スタッフも混じっていた(笑)。
会社名もフュージョンなので、こういうのも似合っていていい。
でもちょっと恐る恐るの感じもあったかも(笑)。
花井氏は「秀勝」という名前で、それからのイマジネーションからか、
選ばれた樽酒は「北の勝」。
この地酒は、北方領土に向き合う最前線の街、根室産。
名前も縁起がいいことから、よく知られているお酒。
また、この名前からも北海道から日本、世界に出て行こうという
大きな意気込みも感じられた。
そんな思いもないまぜに感じられて、
豊潤なヒノキの香りがことのほか重厚に感じられ、
ついついこのお酒を2杯ほどいただいておりました(笑)。

日本酒というのは、大体が木の樽で出荷されてきた。
全国の酒蔵を訪ねてみると、そういう樽が展示されているのに出会う。
先日書いた「地酒酒蔵と地域工務店」については、
多くのみなさんから共感もいただいたのですが、
たしかに日本酒と木の文化はやはり切っても切れない関係。
このように木の器で飲むときの日本酒の相性の良さは
他のお酒の敵うところではないと思います。
やっぱり升酒は日本酒の最高の醍醐味といえるのでしょう。
木の文化を共有するお酒と家づくり、
地酒が頑張っているように、地域工務店も負けられないですね。
コメント
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