三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【朝イチ、道南観桜・弾丸ツアーへ】

2017年05月04日 07時47分42秒 | Weblog
さて連休の初日、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
わたしどもは日ハムの戦いに不安を抱きつつも(笑)
札幌を離れて恒例の春の観桜ドライブ弾丸ツアーに出発であります。
夫婦2人での気ままな旅なので、あちこちふらりと出没いたします。
あ、きのう触れた日ハムは、きのうもロッテに連勝。
きのう「最下位」と嘆いて書いてから1日で最下位脱出、
ロッテさんに席を譲りました(笑)。めでたしめでたし。
なんですが、きょう負ければ元の木阿弥。なんとか頑張れ。
で、出掛けた先の写真は道南の最果て、松前のお城のワンスポット。
朝イチ、と言っても2時過ぎという夜中の出発でしたので、
車中からは、こんな風景が見えておりました。
年寄り夫婦の楽しみは、こんな風景との出会いもその一部。




日本列島サクラ前線、道南のこの地は津軽海峡を越えてのもので、
ニッポン武家城郭文化の最果てでもある。
お城とサクラというのは付き物ともいえますね。
そもそも花見が大衆的娯楽になって来たのは、秀吉の醍醐の花見とか、
将軍吉宗の景気刺激策とか、その出自が言われるもの。
富士山に月見草のように、コントラストの粋といえるのでしょう。
こうしたニッポン観桜文化、
いたく中華圏、アジア圏の観光客を惹き付けているようで、
こうした北海道南の最果てにも、大量にツアー客が来ている。
まことに平和でありがたい光景ですが、
一方で気になるのが、マナーの問題。
わたしは何度も、こうしたみなさんがサクラの枝を揺すって
「花吹雪」を散らして写真に撮っている光景に遭遇しています。
せっかく来てくれているのですから、怒るのも気が引けるけれど、
さりとて、ああいう光景は子どもたちにも悪影響を及ぼすし、
日本的な「思いやり・公徳心」文化にあきらかに抵触する。
大袈裟ですが、サクラのような一期一会の命を輝かせる植物への
過剰なまでの思い入れに、ニッポンの芯のなにかがあると思っている。
なので、ああいう行為は目を覆いたくなるし、二度三度と目にすれば
「バカ者」とコトバにも出してしまったりする。
どうやったら、平和的にこの日本人的なサクラへの心情を理解してもらえるか、
ことばの難しさに、いつも逡巡してしまわざるを得ません。
気分をお互いに害さずに理解してもらうには、どういう方法があるのでしょうね?
コメント
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