三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【にぎり寿司作り、80カン超に挑戦】

2018年09月20日 07時01分35秒 | Weblog


調理場所も確保された事務所環境ということに変化したことに伴って始めた
「社長食堂」。先週は地震勃発で延期にしていましたが、
今週火曜日にふたたび再開いたしました(笑)。
で、大量のにぎり寿司を握ること、第2回目であります。
今回は寿司ネタのほうも自分であちこち探し回って、仕入れました。
まぁふだんの買い物のついでが主で、日曜日に積丹近辺で仕入れたモノが若干。

切る方もたいへんオモシロいですね。
「刺身包丁」というヤツはふだんの料理ではあんまり使いませんが、
カミさんが手入れもしてくれているので、切れ味もいい。
こんなに醍醐味のあるものだとは、と興味が深まった。
とくにホタテをタテ半分に切るときには、
「包丁の重みで下に落とす」感じが味わえまして、悦に入れた(笑)。
上の写真のように皿に盛りつけていくと、馬子にも衣装で
「こりゃぁ、刺身盛り合わせにしちゃおうか」とあやうく脱線し掛かった(笑)。
別に社長食堂企画はにぎり寿司だけをやるわけではないので、
そういう展開もありかもと思っています。
しかし、ネタを切る大きさではシロウトらしくバラバラ感は否めない。
ありゃ、というほどに大きかったり、逆に申し訳ないほどに小さかったり・・・。
シャリの用意の方ですが、味付けの方は2週間と間が空くと、トリ頭で忘れる。
研ぐ方と炊く方はほぼ毎日練習できているので、そこそこにはなってきているけれど、
この味加減はなかなり奥が深すぎるようです。
自分では味見すればするほど「薄味」志向になっていく傾向。
カミさんはどっちかというと濃い味派なので、中庸の着地点が計りがたい。
方法も含めて、また次回、どうするか、迷い続けることになりそう。
握りの方も、第1回の「やればできる」という猪突猛進でいけた段階を過ぎ
だんだんと奥行きの深さに気付かされるという胸突き八丁段階。
今回80カン以上握ったのですが、今回気付いたこと。
1 左手でシャリを包んで右手指で押さえるとき、2本指よりも1本指では?と思った。
2 寿司のシャリの大きさをもっと小さくして、カタチを揃えるにはどうすべきか?
3 前回よりも、握りの圧力をかなり高めてみた。
っていうようなことを考えながら握ってみた次第です。

それにしても80カンの握りにおおむね1時間半かかった。
まぁひたすら手先の労働なので筋肉的疲労感ではないのですが、
精神的な集中力疲労感がけっこうきますね。
段取りが8−9割の仕事でしょうが、
お寿司屋さんの職人さんたちは、これの何倍も何十倍も毎日握ると考えると
あだやおろそかには食べられませんね、頭が下がります。
自分でやってみる効用は、案外こういう他人の仕事へのリスペクトが
最大の気付きポイントなのかも知れませんね。
これからも遙かな道をたどって迷い続けたいと思います(笑)。
コメント
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