三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【食遊探訪。千歳ガーデンカフェ MEON】

2016年08月14日 07時38分11秒 | Weblog


お盆ですね。
みなさんいかがお休みでしょうか?
あ、この時期が忙しい方もいられるのでしょうね、お疲れさまです。

わたしどもでもこの時期は休暇であります。
ただ、8.26に講演が控えていて宿題はあるので、
休み中に仕上げなければならない。のですが、
早朝に迎え盆の墓参りを済ませ、カミさんの実家の庭から花を摘んできて
わが家の仏様コーナーにデコレーション。
父母のお位牌にたくさんお経を上げて、しばしの静かないっとき。
で、気持ちもすっきりとして、カミさんと支笏湖方面へ。
久しぶりの水辺と秘湯・丸駒温泉で入浴後、
カミさん情報の「ガーデンカフェ」というお店探訪であります。
支笏湖というよりも、千歳市内からクルマで10分程度の立地。
行って見たら、知人の設計者・井端明男さんの設計の建物でした。
最近、こういう店舗とか住宅とかの見学数が少ないかも。
やや反省しながら、たのしく「取材」させていただいていました。





建物はエントランス側はゆるやかに弧を描く壁があって、木が張られている。
門から入っていく外庭にはイングリッシュガーデンの草花が満艦飾で
建物はその背景と化していて、建築的主張は一向に見えてこない。
中庭に回って建物を見ると、こちらも閉じられた円弧状の建物外観。
さらに内部から見ると、エントランス側の壁面はコンクリートの自立壁で、
それに対して丸太で屋根の骨組みが掛けられている様子がわかる。
受けている中庭側の壁面は木造で仕上げられているように見える。
どうも「混構造」のようであります。
入念にデザインされているけれど、素材の質感を簡素に見せている。
イングリッシュガーデンそのものが、一見自然の味わいを見せていながら
ディテールに徹底的にこだわっているように建物もそんな印象を与えている。
久しぶりに丹念にデザインされたいごこちの良さを味わえた。





あ、食事は洋食系で
固めパリパリピザのようなのと、ポトフをいただきました。
どちらも素材の旨みが絶品のおいしさでした。
ちょっとわかりにくいかも知れないけれど、行ったらトクした気分のお店でした。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【不祥者による酒瓶ポイ捨て... | トップ | 【人類の「手型」生存戦略に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事