三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

建築家住宅バス見学会の家_1

2010年07月13日 06時16分38秒 | Weblog




いよいよ来週土曜日24日に迫った、
建築家住宅バス見学会をメインにしたイベント。
パナソニック電工さんのショールームを会場に
建築家住宅を合計4件見て回った後、
気軽に建築家に相談も出来るという内容です。
詳しくは、
北のくらしデザインセンターイベントのご案内
で、ご確認ください。

で、このイベントで航海される住宅について
建築家の平尾稔幸さんから、データが寄せられました。
写真は、その家の立面図であります。
立地環境的にも、傾斜地利用という建て方。
以下、平尾さんの住宅紹介文です。

札幌市街を一望に見渡せる宮の森の高台のお宅です。
傾斜地の山側に犬を遊ばせることも できる庭をつくり、
同じフロアーで日常生活が完結できるようにとのご希望でした。
・シンプルにゆとりある空間として動線が回遊するプラン
・眺望を活かす出窓(ヒーターの熱で結露防止)
・お仕事の関係で中国の調度品などを多くお持ちで、それらがさりげなく馴染むような
自然体の空間。
・飾らない性格のご夫婦にふさわしい肩のこらない空間
・炭も販売されている関係から階段の壁や床下に炭の仕込 み
などが特徴です。 山側の庭は、ご主人が自ら友人と造園工事を行いました。
建物ができる前に庭が完成して いたというめずらしい例でした。

というような住宅です。
設計者と、建て主さんの話し合われたことが
このようなコンセプトの明快さとして表現されます。
いわば、注文住宅としての核心的な部分ですね。
このような「注文」「設計意図」が実際にどのように実現されているのか、
そういう現場見学、となるわけです。
そして、現場では設計者が、詳しく説明をしてくれます。
具体的な設計上のポイント、
実現させたかった暮らし方を、具体的なプランに落とし込んだ様子が
手に取るように理解できるのです。

このほかにも、情報データが寄せられてきますので、
来しだい、このブログで紹介したいと思います。
まぁ、どうしても直前の申込みが多いのですが、
来週土曜日、参加は無料ですので、
ぜひ、多くのみなさんの見学を歓迎いたします。






北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
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