三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

北のくらしデザインセンター発表第1号住宅

2010年07月18日 08時15分54秒 | Weblog





青葉町の家
設計/遠藤謙一良

敷地はなだらかな厚別の丘陵地帯に位置します。
道路面より 1.6m 程高い南面の土地で 40 年以上 育った
大きな紅葉と胡桃の既有樹木があります。
当初高台に建っていた両親の住宅の建て替えの計画です。
計画では当初より不便であった冬の雪対策として、
道路レベルに玄関を設定、主階(居間)を 半階上がった
庭レベルとするスキップフロアーの 計画として
さらに半階上がって主寝室と和室を配 置しました。
主階であるリビングは南側の庭に大 きく開かれ光と庭を楽しむ空間です。
諸室は床レベルが違いながらも庭につながるリビングに連続しています・・・。
・木造 2 階建 □敷地面積/ 360.00 m² (約 108.9 坪) □
・延べ床面積/ 149.49 m² (約 45.22 坪)
<以下省略>

今週土曜日の24日に、バス見学会やセミナーで発表される住宅です。
この住宅は、北のくらしデザインセンターでの契約案件。
発表されるものとしては初めての住宅です。
住宅の設計から、建築計画、施工と
実際の住宅が生まれてくるまでには長い時間が掛かりますね。
とくに設計におおくの夢を実現させるべく
たっぷりと設計者といっしょになって考えていくと、
最低1年近い時間がかかるものです。
北のくらしデザインセンター開始から1年半ほどで
ようやく実際に立ち上がった住宅も見ていただける次第です。

きのうは実際に移動時間も計算するべく、
下見取材をして参りました。
まぁなんとか、時間内に納まるように調整したいと考えています。
ぜひ、建築家住宅バス見学会&パナソニック電工でのイベント、
多くのみなさんの参加をお待ちしています。
とくにバス見学会の方は、定員間近。
イベントセミナーでも、遠藤さんからこの住宅の最初の出会いから、打合せ、
設計契約~工事の様子などの一連の流れをご説明いただきます。
新築やリフォームをお考えのみなさんには
絶対に参考になる、っていうか、生きた教材のようなもの。
24日というと、海山への行楽の方も多いでしょうが(笑)
一見の価値はありますよ。

以下は迫ってきたイベントのご紹介。
Replanがプロデュースする、実際に建っている建築家関与の住宅を見学できるバスツアーの企画です。
今回は、4事例のご紹介で、
宮島豊さん、遠藤謙一良さん、平尾稔幸さんの事例。
参加費は無料。詳しくは、
北のくらしデザインセンターイベントのご案内
で、ご確認ください。以下、案内文の抜粋です。

「北のくらしデザインセンター」フェア 2010夏 開催!
~建築家に「なんでも聞ける」家づくり相談会
「北のくらしデザインセンター」フェア 2010夏 ~
◎ 開催日時 :2010年7月24日(土)10:00~17:00
◎ 開催場所 :パナソニックリビングショウルーム札幌(札幌市北区北9条西2丁目1) 3階ショウルーム・6階会議室・7階ラウンジ
◎開催内容
 ●建築家住宅・バス見学会
 ●建築家と一緒にまわるショウルームツアー
 ●家づくりの相談コーナー
 (セミナー/スライド上映/パネル&模型展示/ワークショップなど)
◎参加費用 :無料






北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
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