少し前ですぅ~ようやく写真UP。メニューはお店お任せ、皆同じ、一人でこれだけ食べます!こちらでは1回くらいしかメニュー見たことない程甘やかされてます。毎回どんなメニュー構成か伺うのが楽しみ。そろそろ帰ります
「メロンとオマール海老 ソテルヌののジュレ」と言ったところでしょうか。海老の下にメロンが隠れていて、夏の涼しい食感を演出します。ペルノーのパスティスとソテルヌを使ったジュレがまたおいしい。昼間からテンションあがりますね~。
今日の白ワインはミュスカデDomaine de la Foliette 2008。冷えたミュスカデは夏には本当においしく。我が家も休日ランチ用にストックしています
次に「ラタトゥーユ (ratatouille) 仕立ての鰯のあぶり」です。パン粉がふりかかっています。その上にあるのは自家製のハム。自家製のハムなんか作っていたなんか知りませんでした。こちらって豚とか牛とか1頭丸ごと仕入れて菅原シェフは解体します。なかなか出来るシェフはいらっしゃらないと思います。きっとお弟子さんも勉強になるはずです。
3品目からいよいよ本格フレンチ。「フォアグラのソテー イチジクを添えて」というところでしょうか。上の大きな葉っぱは春菊。シェリービネガーのソースがいい相性。フォアグラとイチジクの相性◎はお馴染みですが、春菊との組み合わせは初めて。
数日前のディナーで私が次はパスタも出してもらえたら~なんて事を申しまして、シェフも自信があるって感じの会話で盛り上がり・・・で早速「オマール海老のクリームソースパスタ」。オマール海老がなんども登場してくるのはダーが海老好きだから。やはりフレンチシェフが作るパスタ~ソースが贅沢◎。いつも次何食べたいですか?って言葉に無邪気に反応してしまう私
サンセールの白。でも、これとは別におもしろいのがありますよとロワールの白をだしていただきました。Château de la Roche 2004
少しマニアックなワイン。というのも、シュナン・ブラン Chenin Blanc) というマイナーな白ブドウの品種を使ったワインだから。メジャーなのはブルゴーニュでよく栽培されているシャルドネ (Chardonnay) に続いてボルドーでポピュラーなソーヴィニョン・ブラン (Sauvignon Blanc) の二つ。ドイツのワインならリースリング (Riesling)。というところですが、ロワールのワインというのがあまり知られていないので、シュナン・ブランという名前を口にする人はそうはいないでしょう。流石です
メイン料理を前に口直しの「グラニテ」。そして・・・・野菜に隠れてわかりにくいかもしれませんが、「鶉のクスクス」です。フランス語なら couscous aux cailles と書くみたい(ダー)。この日一番のサプライズ!ウズラの炭火の風味と、サラダ仕立てで、普通のクスクスソースじゃないとこに感動。これとっても美味しかった。本来、クスクスはとてもポピュラーな料理で私の場合食べ切れないんですが、これまた食べたくなるメニューです。こうして一流のシェフが腕をふるうと、昇華されて芸術の域に達するんですね。今、写真を見てもあのときの感動と悦びが蘇ります。だからレストラン巡りはやめられない。
この日の赤はメドックChâteau Gallais Bellevue 2001
夏の時期はメドック地方のワインいいですね。
豪華なデセール台。好きなものをいくつでも選択(ケーキ・フルーツ・アイス)~これだけ食べてもまだ食べるって感じ。写真掲載は主人のデセール皿2品)こちらのパティシエールさん、いつもアイデアウーマン。蜂蜜ケーキはまるで蜂の巣をイメージ、そして側には「みなしごハッチ」です!!昭和30~40年代世代にはたまらない。よく似てるでしょ~
これに+パートドフリュイ、焼き菓子、マカロン、等も別に供されます。夜はなかなかここにたどり着けませんがお昼はぺろり。東京ではいくら?って感じになって、たとえ1人だろうと必ず2回は寄りたい。帰った後暫くはレストラン行きをためらっています。