リコの文芸サロン

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高野山のこぼれ話

2022-07-28 | 日々彩彩
龍源院のお坊さんのお話し。
「剃髪、得度、100日の修行、灌頂」を終えてお坊さんになれます。



イメージ図、ネットより、

朝、だいたい1時から4時に起床、掃除、特に本堂の掃除、護摩修行。
これらの間はトイレにも行けないので、70%が水分の米を食べなくなるので修行僧達は20kg位痩せるそうですが、お話をしてくださったお坊さんはもともと、トイレは近くないのでご飯を沢山、食べたので2、3kg太っだそうです。

特別に室町時代の空海様の御影を写真に撮らせていただきました。

御影も時代ごとに流行りがありこの時代は阿弥陀如来が好まれたので、右上(緑の矢印)に阿弥陀如来が描いてあります。


★ツアーの日のランチ

野菜炊合せ、素麺入吸い物、ごま豆腐、タコときゅうりの酢の物、天麩羅、果物

アツアツ、サクサクの天麩羅が美味しかったです。

★宝亀院の「御衣加持」は毎年、3月17日頃におこなわれます。

宝亀院の本堂に全山から住職が集まり、一斉に読経が、始まる。
弘法大師の御衣は「檜皮色の御衣一襲」です

檜皮色(ひはだいろ)

スギ、トガ、アカマツ、マキ、モミ、ヒノキの高野六木
この法要の後、新しい御衣は奥の院のお大師様に届けられます。



お大師さまが昔、衣を洗ったという井戸があります。


3月21日に奥の院に御衣は納められます。
前年の御衣は1cm大に切られて2枚入れてお守りが創られます。

宝亀院
奥の院
「御衣切」は御衣を創る宝亀院と奥の院でも手に入ります。
毎年、人気なので速くに売れ切れます。

令和4年はコロナ禍で参拝者が少なかったのでリコは2つ手に入れました。

「御衣切」の中身

1cm大が2枚入ってます。こんなに小さくても模様が入っているのが解ります。

袋の中の説明書き




コメント
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