リコの文芸サロン

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弘法大師の衣②

2022-07-30 | 日々彩彩
弘法大師•空海様へ毎年、3月21日に昨年の衣を新しい衣と代える、「正御影供」の行事が奥の院で催されます。
宝亀院にある井戸の水で御衣の糸を染めます。




御衣と言えば38年前の、
1984年8月18日〜20日の高野山の夏季講座に、人間国宝の草木染の志村ふくみ先生を講師として紀野一義先生が呼ばれました。

この時も志村ふくみ先生が弘法大師の為に高野槇で染めた衣を創られました。

38年も前の話ですが写真がありますので、ご紹介します。
8月18日.
紀野一義先生、志村ふくみ先生。三十代のリコです。


紀野先生の奥様、志村先生、リコです。


紀野先生ご夫妻、志村先生、リコです。


8月19日
講演会で草木染の説明をされる志村ふくみ先生

草木染の糸を見せて、講演1日目。
38年前、50歳代の志村先生は若くて、お美しいですね。

講演2日目の準備の紀野先生と志村先生。



★志村ふくみ先生が高野山の霊木で染めた糸で作られた、御袈裟。「高野の華」

「たまゆらの道」より

高野山六木を使って染めた糸で袈裟を作られました。

「母衣への回帰」•ぼろへのかいき、より
衲衣一襲(のうえひとかさね)
遠山袈裟「高野の華」
高野六木染め
平成13年(2001年)6月28日、
南院に納められました。

『たまゆらの道』、『母衣への回帰』







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