リコの文芸サロン

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魂を見失わない

2023-08-10 | 日々彩彩



8月6日は広島原爆投下、7日は私の誕生日、9日は長崎原爆投下
と私の人生の師の紀野一義先生の誕生日があり、この週は気持ちが落ち着きません。
紀野先生は広島原爆で両親姉妹を亡くされました。

絶対にしてはいけないことが解らなく成るので、魂を見失わないようにしましょう。
 
★4月16日に大阪府堺市の、大鳥大社で短歌の吟行をしました。

大鳥大社吟行  涼風
 
○大相撲の宿舎となりし会館に歌会をするどすこいどすこい

○稽古場の土俵の真中に御幣たち神聖なる気そこここに満つ
  

○大怪我の若隆景の快復を祈りつつ巡る青葉の境内

○大鳥の万緑の苔に椿招(を)く祠官(しかん)の描く宮の賑はひ

 大鳥大社は1万五千坪余の広大な境内で、池は3個もあります。今は多くの箇所は門が閉じられていて散策はできません。
吟行の日にN先生が、「昔、今は閉じられている、菖蒲園に緑の苔に落ちた椿が綺麗だった」と話された。万力権禰宜さんは「今、境内を整備中で、そんなお庭に再びなればと思います」と言われた。

○台風に倒れし鳥居の再建に「夢枕に立つ」と寄進のありぬ

 東京の方から大社に電話が架かり、夢に鳥居が出てくる。お宅の鳥居でしたかと、不足してた鳥居の再建費用の寄付金をしてくださったそうです。

○小笠原嗣朗代表も参加され歌会の空気きりりと締まる

○花田師は根岸短歌の歌会を百十余年前に開きし

○あけび誌の百巻記念を祝はむや令和十一年その日待たるる 
            

 拝殿前の新しく再建された鳥居。


★最近、あけび誌に始まった新企画の「コラム」


ダリアの花  M.Sさん

 ある日花屋の店先にビロードのような輝きを持つ大輪の赤紫色のダリアの鉢植えが売られていた。特売で安かったので買って帰り、下駄箱の上に置いて育てていた。数日の間は美しく、元気に咲いていたが、しばらくして花も蕾も弱ってしまい枯れてしまったように見えた。悲しくなった。ふと、地植えにしたら咲くのではないかという考えが浮かんだので、直ぐに庭先にこのダリアを植えて水をやってしばらく様子を見ることにした。「どうせ枯れるだろう」と軽く考えて植えてみたのだが、あれよあれよと言う間に沢山の蕾を付け始め、あっと言う間に大輪の花となった。全部で二十輪近くも咲き続け、今も私を慰めてくれている。
最近いろんなことで悩み、少し体調を崩していたが、この花を見ていると自然に癒されていく感じがした。近所の花好きの御夫人や道行く人にも声をかけこのダリアを差し上げたらみな喜んでくださった。なんだか私も嬉しくなって元気になった。その時に一首浮かんだ。
 鮮らけき血汐の輝き放ちつつ庭のダリアはわれを慰む
 
最近惚け気味でもあり、落ち込んでしばらく短歌も浮かばず悩んでいたが、この一首だけでも出来たことは幸せなことと主に感謝したい。

 ★ ★ ★
短歌のある暮らしを日日、自然に短歌を詠んで見えるSさんの感性豊かなお人柄がコラムから伝わり微笑ましいですね。


★1月からブログの写真を整理してたら、ミー姫の子猫の時の写真がない。
ブログを始めたのは2018年4月、ミー姫が我が家にきたときはブログをまだ始めてなかったので子猫の時の写真はないはずだ。

我が家の庭に入り込んだ3ヶ月くらいの子猫が庭の飛び石にチョコンと座っていました。


当時のミー姫のイメージ図。
生後、4ヶ月くらい。

このくらいの大きさの迷い猫が、追っ払っても、追っ払っても庭に来てた。
無視してたら、庭の飛び石にチョコンと座ってた

雪も降り出した。
イメージ図

主人が窓から外を見て、
「リョンちゃん、リョンちゃん、あんなとこに猫が座ってる。今晩は10年ぶりに寒い夜だから、あのままでは朝までに死んでしまうよ」と主人が言うもんだから、玄関の戸を開けたら、その猫が家に入って来て、居着きました。

あれから8年経ちます。
素晴らしい美猫、性格の良さと頭の良さで、ミー姫は我が家の天使です。


昨年のミー姫です。



コメント
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