リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

直木賞受賞本 :テスカトリポカ

2021-07-18 | お勧めの本


『テスカトリポカ』 佐藤 究
           角川書店・刊
厚さ3.5cm,553頁の大著です。
本の帯が直木賞候補作と成っていますが、15日に直木賞が発表されてすぐにアマゾンに注文したので翌日の16日に届きました。
候補作品の段階で発行された本ですね。話題性が有って楽しいね。

2021年の直木賞が7月15日に発表された。
臓器売買を書いてあり、残虐だと選考委員会でも議論に成ったそうですが直木賞に選ばれました。

選考委員の林真理子氏の選考の談話。


1977年、福岡県生まれの44歳の書き盛りですね。フィクションですがこんなことも世界にはあるんだろうと知ることも大切だとリコは思います。
フィクションとはいえよくぞこれだけ書けたものと感心します。一度読んだだけではリコの中で消化しきれませんのでもう一度読んでみます。
創造と破壊が繰り返される世界で自分はどうそれらとどう関わり合って生きていくのか問われていると思います。

★この本を読んで思い出したのは以前、リコが書いた英文の詩『真実の桃』4人の役割は何かの拍子で変わります。油断大敵です。

1997年にふとした時に心に浮んだ言葉を英語で書いています。


Being, here and now(今、ここに)
Someone is dreaming a peach in the upper reaches,
Someone is catching a peach in front of him,
Someone is missing a peach in the lower reaches,
Someone is overlooking these three people,
All of us are in the heart of nature,
All nature smile in the sunlight.
上流の桃を夢みる人、
眼の前の桃を掴む人、
下流の桃を追う人、
その3人を山上から眺めている人、
私達は大自然に抱かれ、陽光のもとに耀いている。 

(要約ですから、感じ取って、ください。)
お前は未来を夢想していないか、過去を振り返ってばかりしていないか、今、ここにいて桃(真実)を掴め。
一歩引いて三世(過去、現在、未来)を見極めよ。
いますべきことに精神を集中せよ。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花だより:その後

2021-07-16 | 日々彩彩
★カラス瓜
キキさんが散歩道でカラス瓜の実を見つけてくださったので、昨年の10/30に実を潰して種を蒔いたら6/19に芽生えに気付いた。


その後、茎が伸びて来たので網を掛けてから余り変化無は在りません。


★つばき

この種を植えまして6本芽が出ました。
こんな花が咲きます。




2本

4本

★木瓜
木瓜は実を2つに割って植えたら2本芽を出しましたが葉をこがね虫に食べられて瀕死の状態だつたのを花壇から掘り起こして鉢に植えましたが1本しか持ちませんでした。
隣にカラス瓜の中に埋もれていた椿を(挿し木で埋めたら根付いてる)抜いて植え直しました。

右、助かった? 木瓜の木。
左、椿です。

★ヒオウギ
今年は当たり年か沢山の花が咲き、種が出来ています。

右端の大きいのが最初の種です。

★アボカド

枠を外したら伸び伸びと育つていますね。

★椿の種と木瓜の実、
キキさんが植えてみたいと希望してるので、秋になって、樹上で茶色になり割れたら回収して鉢に植えます❗

現在、7個の実を確認。
今、芽を出している6本の椿と同じ実です。


まだ種を取ったことのない椿。

★木瓜の実が3個なっている。これは落下したら回収して植えます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花だより:花友の輪

2021-07-15 | 日々彩彩
キキさんがアジアンハイビスカスの苗ポットを3個、お寺参りの7日に雨の中、袋に入れて持ってきて下さいました。
水色の袋を提げたキキさんです。



この花壇はいつもはトレニアの赤と紫の定位置ですが今年はビオラが長く咲きましたの今はジャコバサボテンの鉢が仮に置いて在ります。

日当たりの良い所がアジアンハイビスカスは好きそうなのでここに植えます。
ポットを植える位置の確認中です。
それを監督するミー姫です。



直ぐに飛び降りて、リコの前に寝そべって「なぜてください」の大甘えポーズです。

立ち上がり窓から覗く家猫の眼でものを言ふ「入れてください」 涼風

キキさんは種から育てた苗だそうで、リコも種を採って来年蒔こうと思っています。
数日苗を休ませて、12日にミー監督の下、定植をしました。





★リコは忘れていましたが数年前に南野さんにヒオウギの種をあげたそうで、先日、ブログにヒオウギを取り上げたらこんなに大きく成りましたと南野さんから写メールが届きました。

南野さん宅のヒオウギ

★キキさんの散歩コースはカラス瓜もありますし、リスもおります。
今度は可愛いキノコたち、毒キノコも有るかもね知れないが形が白雪姫に出てくる小人たちの家のようですね。




キキ宅のクマゼミ蝉は11日~13日の3日間だけで後は脱け殻も姿も見えないそうです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭で蝉の脱皮②

2021-07-13 | 日々彩彩
またまた、蝉がダブルで13日に脱皮。

まずは前回の様子から、
キキさんが11日の夜に羽化して12日の朝飛び立ったクマゼミの様子を写真に撮って下さった。
そのダイジェスト(詳しくは12日のブログをご覧下さい。)

木槿で羽化。

12日の朝に木槿(むくげ)に残る脱け殻です。伸びてる白い線は器官だそうです。
蝉の這い出た穴を発見、


★今夜(12日の)20時にも凄い写真を送ってくれました。
ダブル脱皮です。昨日の木槿の木の脱け殻に留まって蝉がまた羽化を始めました。






ダブル脱皮を初めて見ました。

そして、南天とピラカンサで脱皮する2匹の蝉たちです。

南天、エメラルドグリーンの羽が美しい。

ピラカンサ

13日の午前3時、

ダブル脱皮の蝉はまだいます。
リコの家でも脱皮したことが有りますがダブルは見たことが在りません。

今はこんなんです、何処に行ったのかな⁉️

朝の6:22、上は昨日、12日の殻、下は今朝の殻です。
ダブルの殻を残してセミはどこにもいません。
今あちこちに穴ぼこがある。昨夜も多くの蝉が生まれたんだね。





南天、ピラカンサ、アオキに残る脱け殻、






蝉たちの無事を祈ります。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭で蝉の脱皮

2021-07-12 | 日々彩彩
カブトムシ幼虫やカラス瓜の開花写真を撮ってくれたキキさんが家の庭で蝉が羽化する時の写真を撮られた。
暗いので懐中電灯で照らしながらの力作です。


Gレンズによると透き通った羽でクマゼミです。生まれたてはエメラルドグリーンですね


木槿(むくげ)の木にぶら下がっていますね。
(A)20時頃、



こんなに小さな殻に2倍の大きさの蝉が畳まれて収まっていたとは感動ものです。




(B)21時頃、







同じようにみえるけど、時間差で蝉が動いてるそうです。
AとBは1時間の差がありますが余り変化無しですが体が硬く成って力が入り動けるように成っていってます。

(C)22時頃、


生まれたて体が柔らかく時間が経つに従って体が堅くなり、羽は透明なエメラルドグリーンなんですね。
こうして朝までに完全に体が出来て飛び立つでしょう。
明日の朝が楽しみです。








★12日早朝、4時~5時30分に飛び立ったそうです。
朝に庭を見たら何匹もの抜け殻がありました。蝉の抜け殻一覧
浮きつり木や色々な植物に脱け殻を見つけました。


生命の神秘を見せてくれた蝉のむくげに残る脱け殻

ネットに寄ると夕方に穴から出て羽化する木を探し登り、夜に2~3時間かけて羽化します。

羽化の途中で虫やアリに襲われて落下して死んでしまう事も有ります。
今朝はせっかく飛び立ったのに蝉の羽音がするからキキさんは庭をみたらヒヨドリに食べられていたそうです。
食物連鎖の悲しいお話し

②へ続きます。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする