木下古栗『生成不純文学』
サイン本と書かれ、ビニールに包まれた本を購入した。
見返しに、マジックで描かれた栗のイラスト。
大きな目と突き出した口が加わり顔になっている。
その下にシャチハタで「古木」と「栗下」が2組押されていて、横に読むと「古栗」「木下」になる。
ふざけたサインだなあと思いつつも、著者の素顔がほんの少し見えた気もした。
この作家の小説には翻弄される。
口からでまかせ、大ぼら吹きの、いい加減な野郎なのに、いっしょにいると楽しい。そんな気分とでもいうか。
表紙は、とてもおとなしく、きれいだ。
タイトル、著書名は明朝で、中央に小さくシロクマの写真。
この作家のことを知らなければ、「文学」というタイトルから、きわめて「普通」の小説を想像するだろう。
それで、なぜシロクマなのか。
いろいろ考えた。
地球の温暖化と関係ある?
装丁は坂川栄治氏+鳴田小夜子氏。(2017)
サイン本と書かれ、ビニールに包まれた本を購入した。
見返しに、マジックで描かれた栗のイラスト。
大きな目と突き出した口が加わり顔になっている。
その下にシャチハタで「古木」と「栗下」が2組押されていて、横に読むと「古栗」「木下」になる。
ふざけたサインだなあと思いつつも、著者の素顔がほんの少し見えた気もした。
この作家の小説には翻弄される。
口からでまかせ、大ぼら吹きの、いい加減な野郎なのに、いっしょにいると楽しい。そんな気分とでもいうか。
表紙は、とてもおとなしく、きれいだ。
タイトル、著書名は明朝で、中央に小さくシロクマの写真。
この作家のことを知らなければ、「文学」というタイトルから、きわめて「普通」の小説を想像するだろう。
それで、なぜシロクマなのか。
いろいろ考えた。
地球の温暖化と関係ある?
装丁は坂川栄治氏+鳴田小夜子氏。(2017)