ロビンソン本を読む

本とデザイン。読んだ本、読んでいない本、素敵なデザインの本。

インド夜想曲

2018-10-17 19:27:39 | 読書
アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』





 最初に読んだアントニオ・タブッキは『インド夜想曲』。

 なんとも刺激的な本だった。

 まるで夢物語のような、イタリア人のインド旅行記、のような小説。

 インドにいれば、目の前で起きていることが、夢か現実かわからなくなる感覚。


 ぼくが持っているのは、白水社のハードカバー。

 華美でなく、地味でない表紙。折り返しに見える模様が奥行きを感じさせ、一筋縄ではいかないインドを表現しているようにも見えてくる。

 装丁は田淵裕一氏。 (2012年)





1992年発行のこの本は、バーコードがなくすっきりしている。



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