中村安希『インパラの朝』
本棚の中で4年眠っていた本は、開くと、紙の四囲がうっすら黄色に変色していた。
もともと経年変化が顕著な紙だろうから、版元はこうなることを想定していただろう。
やや古くさくなったように見える本文用紙は、著者の2年間に及ぶ旅の疲れや汚れを象徴しているようにも見える。
しかし、カバーは変色することなく、写真の真ん中に配置されたまっ白な明朝のタイトル、まっ白な角背の中央にスミ文字と、極めて凛々しい。
著者の真っすぐな姿勢と重なってくる。
装丁は鈴木成一デザイン室。(2014)
帯の著者の写真が大きい。
カバー袖の著者プロフィール。
ここまで写真を大きくしなくても。
写真は小林紀晴氏。
本棚の中で4年眠っていた本は、開くと、紙の四囲がうっすら黄色に変色していた。
もともと経年変化が顕著な紙だろうから、版元はこうなることを想定していただろう。
やや古くさくなったように見える本文用紙は、著者の2年間に及ぶ旅の疲れや汚れを象徴しているようにも見える。
しかし、カバーは変色することなく、写真の真ん中に配置されたまっ白な明朝のタイトル、まっ白な角背の中央にスミ文字と、極めて凛々しい。
著者の真っすぐな姿勢と重なってくる。
装丁は鈴木成一デザイン室。(2014)
帯の著者の写真が大きい。
カバー袖の著者プロフィール。
ここまで写真を大きくしなくても。
写真は小林紀晴氏。
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