野呂邦暢『棕櫚の葉を風によそがせよ』
好きな作家だけれど、まさか小説集成として新しく本が出るとは思っていなかった。
40年以上も前に書かれた文章とは、とても思えない。
作中に出てくる戦争の影さえ、ついこの間のことのように感じられてしまう。
そんな瑞々しい世界に浸った。
一遍読み終わると、次の作品の扉が目に入る。
薄くアミのかかったページが、余韻をすーっと吸収していく。
表紙は、野呂邦暢のファンでないと手に取らないだろうと思うくらい主張していなくて、そっとしておいてと囁かれているようだ。
でも見つけてしまったので、次の2巻も読みますよ。
装丁(書容設計)は羽良田平吉氏。(2013)
帯、カバー、表紙、見返し
好きな作家だけれど、まさか小説集成として新しく本が出るとは思っていなかった。
40年以上も前に書かれた文章とは、とても思えない。
作中に出てくる戦争の影さえ、ついこの間のことのように感じられてしまう。
そんな瑞々しい世界に浸った。
一遍読み終わると、次の作品の扉が目に入る。
薄くアミのかかったページが、余韻をすーっと吸収していく。
表紙は、野呂邦暢のファンでないと手に取らないだろうと思うくらい主張していなくて、そっとしておいてと囁かれているようだ。
でも見つけてしまったので、次の2巻も読みますよ。
装丁(書容設計)は羽良田平吉氏。(2013)
帯、カバー、表紙、見返し
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