マルセル・プルースト『失われた時を求めて 全一冊』
たった500ページほどにまとめられた『失われた時を求めて』。
刻まれ、つないだ印象は否めないものの、楽しく読むことはできた。
オリジナルの長さで読んだことがないので比較はできないが、この本は、手に取った人を歓迎しているような印象を与える。
短くなっているとはいえ、500ページは長い。
ほかの本だったら満腹になっているはずなのに、なぜかもっと欲しくなる。
本来の文章から何が削がれ、雰囲気がどう変化したのか知りたくなる。
本の姿がいい。
表紙の、選ばれた色、書体、線、アイコン、すべてが素敵。
とくに背がよくて、この新潮モダン・クラシックスを何冊も書棚に並べておきたくなる。(2017)
たった500ページほどにまとめられた『失われた時を求めて』。
刻まれ、つないだ印象は否めないものの、楽しく読むことはできた。
オリジナルの長さで読んだことがないので比較はできないが、この本は、手に取った人を歓迎しているような印象を与える。
短くなっているとはいえ、500ページは長い。
ほかの本だったら満腹になっているはずなのに、なぜかもっと欲しくなる。
本来の文章から何が削がれ、雰囲気がどう変化したのか知りたくなる。
本の姿がいい。
表紙の、選ばれた色、書体、線、アイコン、すべてが素敵。
とくに背がよくて、この新潮モダン・クラシックスを何冊も書棚に並べておきたくなる。(2017)
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