今、僕は「津幡町」にはいない。
三重県の「津市」にいる。
今宵の宿「ルートイン津」でキーボードを叩いている。
津幡町と津。
名前に同じ文字を充てている理由は、どちらも「港」の古名に由来していると聞く。
かたや河北潟、かたや伊勢湾に面した立地。
船着き場があったのはおなじだが、
知名度も人口も生産力も、後者に軍配が上がる。
かなり規模が違うのだが、勝手に親しみを抱いている。
また、津に関心を寄せる訳が、もう1つ。
それは、わが愛する「競艇」だ。
全国24場の中で、いの一番に設置認可を受けた最古参。
紆余曲折あって、初開催の栄冠は長崎・大村に譲ったが、
競艇史上2番目の執行は、創成期の逸話として刻まれるだろう。
今回は、そんな「津競艇」へやって来た。
本場の門をくぐる前に一寸寄り道。
岩田川の河口にある「津ヨットハーバー」。
ここには、元々、前述の競艇場があった。
現在の施設は、二代目である。
ご覧の通り立派な艇が並ぶそこに、往時の面影はない。
しばし海を見つめた。
産声を挙げたばかりの、熱気渦巻く昭和27年の競争水面を思い描いて。
歓声も爆音も消えた今、辺りにはヨットを整備する槌音しか聞こえない。
静かな水の中で動くのは、一匹の小さな蟹だけだった。
さて、いよいよ本場へ。
ボートレース津の外観を特徴付けているのは、
やはり貝殻模様の「ツッキードーム」だろう。
1階から4階まで出入りが可能な多目的映像ホール。
館内では36面マルチスクリーンで臨場感たっぷりのレース観戦ができるそうだ。
ただ、本日はお休みで見学できず残念…。
内装は、大変に豪華!
吹き抜けの空間が広がり、天井のガラス面からは燦々と陽光が降り注ぐ。
キレイで清潔で、過ごしやすい。
余計な心配だが、冷暖房費が高くつくのが主催者側にとっては玉にキズか。
欲を言えば、モニターとスピーカーの数を増やして欲しいと感じた。
広いだけに、現場に慣れていないと情報入手や舟券投票に戸惑ってしまう。
また、叶うなら展示物の充実をお願いしたい。
今節のタイトルは「匠シリーズ第9戦 マクール杯 倉田栄一伝説」。
せっかく“競艇の神様”と言われた、三重支部・名レーサーの名前を冠しているのだから、
現役当時の写真パネルや受賞トロフィー、プロフィール・戦績などが観覧できれば嬉しい。
地元のファンにとってはお馴染みなのかもしれないが、
僕のような競艇歴の浅い遠征組が「倉田栄一」氏の偉業を知れば、
津競艇への思いをより深くするのではないだろうか。
平成12年(2000年)に完成したスタンドは、競争水面同様に中規模。
売店で買った「タコ棒」をかじりつつ、6Rから観戦した。
本日は開催5日目。
終盤、3つの準優勝戦が行われた。
10R、11Rは、なかなかに波乱の決着となり的中ならず。
ま、まだ小手調べである。
勝負は明日だ!
≪12R優勝戦 出場選手≫
1号艇 柴田 光(群馬)
2号艇 森 竜也(三重)
3号艇 作野 恒(愛知)
4号艇 熊谷 直樹(東京)
5号艇 井川 大作(岡山)
6号艇 谷本 幸司(愛知)
頼むぜ!「森“ドラゴン”竜也」!
三重県の「津市」にいる。
今宵の宿「ルートイン津」でキーボードを叩いている。
津幡町と津。
名前に同じ文字を充てている理由は、どちらも「港」の古名に由来していると聞く。
かたや河北潟、かたや伊勢湾に面した立地。
船着き場があったのはおなじだが、
知名度も人口も生産力も、後者に軍配が上がる。
かなり規模が違うのだが、勝手に親しみを抱いている。
また、津に関心を寄せる訳が、もう1つ。
それは、わが愛する「競艇」だ。
全国24場の中で、いの一番に設置認可を受けた最古参。
紆余曲折あって、初開催の栄冠は長崎・大村に譲ったが、
競艇史上2番目の執行は、創成期の逸話として刻まれるだろう。
今回は、そんな「津競艇」へやって来た。
本場の門をくぐる前に一寸寄り道。
岩田川の河口にある「津ヨットハーバー」。
ここには、元々、前述の競艇場があった。
現在の施設は、二代目である。
ご覧の通り立派な艇が並ぶそこに、往時の面影はない。
しばし海を見つめた。
産声を挙げたばかりの、熱気渦巻く昭和27年の競争水面を思い描いて。
歓声も爆音も消えた今、辺りにはヨットを整備する槌音しか聞こえない。
静かな水の中で動くのは、一匹の小さな蟹だけだった。
さて、いよいよ本場へ。
ボートレース津の外観を特徴付けているのは、
やはり貝殻模様の「ツッキードーム」だろう。
1階から4階まで出入りが可能な多目的映像ホール。
館内では36面マルチスクリーンで臨場感たっぷりのレース観戦ができるそうだ。
ただ、本日はお休みで見学できず残念…。
内装は、大変に豪華!
吹き抜けの空間が広がり、天井のガラス面からは燦々と陽光が降り注ぐ。
キレイで清潔で、過ごしやすい。
余計な心配だが、冷暖房費が高くつくのが主催者側にとっては玉にキズか。
欲を言えば、モニターとスピーカーの数を増やして欲しいと感じた。
広いだけに、現場に慣れていないと情報入手や舟券投票に戸惑ってしまう。
また、叶うなら展示物の充実をお願いしたい。
今節のタイトルは「匠シリーズ第9戦 マクール杯 倉田栄一伝説」。
せっかく“競艇の神様”と言われた、三重支部・名レーサーの名前を冠しているのだから、
現役当時の写真パネルや受賞トロフィー、プロフィール・戦績などが観覧できれば嬉しい。
地元のファンにとってはお馴染みなのかもしれないが、
僕のような競艇歴の浅い遠征組が「倉田栄一」氏の偉業を知れば、
津競艇への思いをより深くするのではないだろうか。
平成12年(2000年)に完成したスタンドは、競争水面同様に中規模。
売店で買った「タコ棒」をかじりつつ、6Rから観戦した。
本日は開催5日目。
終盤、3つの準優勝戦が行われた。
10R、11Rは、なかなかに波乱の決着となり的中ならず。
ま、まだ小手調べである。
勝負は明日だ!
≪12R優勝戦 出場選手≫
1号艇 柴田 光(群馬)
2号艇 森 竜也(三重)
3号艇 作野 恒(愛知)
4号艇 熊谷 直樹(東京)
5号艇 井川 大作(岡山)
6号艇 谷本 幸司(愛知)
頼むぜ!「森“ドラゴン”竜也」!