今、僕は「津幡町」にはいない。
三重県の「津市」にいる。
今宵の宿「ルートイン津」でキーボードを叩いている。
津幡町と津。
名前に同じ文字を充てている理由は、どちらも「港」の古名に由来していると聞く。
かたや河北潟、かたや伊勢湾に面した立地。
船着き場があったのはおなじだが、
知名度も人口も生産力も、後者に軍配が上がる。
かなり規模が違うのだが、勝手に親しみを抱いている。
また、津に関心を寄せる訳が、もう1つ。
それは、わが愛する「競艇」だ。
全国24場の中で、いの一番に設置認可を受けた最古参。
紆余曲折あって、初開催の栄冠は長崎・大村に譲ったが、
競艇史上2番目の執行は、創成期の逸話として刻まれるだろう。
今回は、そんな「津競艇」へやって来た。
本場の門をくぐる前に一寸寄り道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a3/40fdebff0d5c8067ef29480f4c04f177.jpg)
岩田川の河口にある「津ヨットハーバー」。
ここには、元々、前述の競艇場があった。
現在の施設は、二代目である。
ご覧の通り立派な艇が並ぶそこに、往時の面影はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f6/fac7a5f5d1df00bdfc1493b7396f7625.jpg)
しばし海を見つめた。
産声を挙げたばかりの、熱気渦巻く昭和27年の競争水面を思い描いて。
歓声も爆音も消えた今、辺りにはヨットを整備する槌音しか聞こえない。
静かな水の中で動くのは、一匹の小さな蟹だけだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/97/3272b702d95f1549ed8d7b24e86c94ee.jpg)
さて、いよいよ本場へ。
ボートレース津の外観を特徴付けているのは、
やはり貝殻模様の「ツッキードーム」だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e3/e140ba35af1b1686d3bd3fbe9359e85f.jpg)
1階から4階まで出入りが可能な多目的映像ホール。
館内では36面マルチスクリーンで臨場感たっぷりのレース観戦ができるそうだ。
ただ、本日はお休みで見学できず残念…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/98/1a3c1d31d69bac91665b8e8bbfae1e5e.jpg)
内装は、大変に豪華!
吹き抜けの空間が広がり、天井のガラス面からは燦々と陽光が降り注ぐ。
キレイで清潔で、過ごしやすい。
余計な心配だが、冷暖房費が高くつくのが主催者側にとっては玉にキズか。
欲を言えば、モニターとスピーカーの数を増やして欲しいと感じた。
広いだけに、現場に慣れていないと情報入手や舟券投票に戸惑ってしまう。
また、叶うなら展示物の充実をお願いしたい。
今節のタイトルは「匠シリーズ第9戦 マクール杯 倉田栄一伝説」。
せっかく“競艇の神様”と言われた、三重支部・名レーサーの名前を冠しているのだから、
現役当時の写真パネルや受賞トロフィー、プロフィール・戦績などが観覧できれば嬉しい。
地元のファンにとってはお馴染みなのかもしれないが、
僕のような競艇歴の浅い遠征組が「倉田栄一」氏の偉業を知れば、
津競艇への思いをより深くするのではないだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/6b/c43323de7f196778cdd78c638542de6b.jpg)
平成12年(2000年)に完成したスタンドは、競争水面同様に中規模。
売店で買った「タコ棒」をかじりつつ、6Rから観戦した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ad/e5abe2e05d0eb591927777b7ff7cf7bb.jpg)
本日は開催5日目。
終盤、3つの準優勝戦が行われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/11/f731c0f7913ad1c5e5e9c961db490ece.jpg)
10R、11Rは、なかなかに波乱の決着となり的中ならず。
ま、まだ小手調べである。
勝負は明日だ!
≪12R優勝戦 出場選手≫
1号艇 柴田 光(群馬)
2号艇 森 竜也(三重)
3号艇 作野 恒(愛知)
4号艇 熊谷 直樹(東京)
5号艇 井川 大作(岡山)
6号艇 谷本 幸司(愛知)
頼むぜ!「森“ドラゴン”竜也」!
三重県の「津市」にいる。
今宵の宿「ルートイン津」でキーボードを叩いている。
津幡町と津。
名前に同じ文字を充てている理由は、どちらも「港」の古名に由来していると聞く。
かたや河北潟、かたや伊勢湾に面した立地。
船着き場があったのはおなじだが、
知名度も人口も生産力も、後者に軍配が上がる。
かなり規模が違うのだが、勝手に親しみを抱いている。
また、津に関心を寄せる訳が、もう1つ。
それは、わが愛する「競艇」だ。
全国24場の中で、いの一番に設置認可を受けた最古参。
紆余曲折あって、初開催の栄冠は長崎・大村に譲ったが、
競艇史上2番目の執行は、創成期の逸話として刻まれるだろう。
今回は、そんな「津競艇」へやって来た。
本場の門をくぐる前に一寸寄り道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a3/40fdebff0d5c8067ef29480f4c04f177.jpg)
岩田川の河口にある「津ヨットハーバー」。
ここには、元々、前述の競艇場があった。
現在の施設は、二代目である。
ご覧の通り立派な艇が並ぶそこに、往時の面影はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f6/fac7a5f5d1df00bdfc1493b7396f7625.jpg)
しばし海を見つめた。
産声を挙げたばかりの、熱気渦巻く昭和27年の競争水面を思い描いて。
歓声も爆音も消えた今、辺りにはヨットを整備する槌音しか聞こえない。
静かな水の中で動くのは、一匹の小さな蟹だけだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/97/3272b702d95f1549ed8d7b24e86c94ee.jpg)
さて、いよいよ本場へ。
ボートレース津の外観を特徴付けているのは、
やはり貝殻模様の「ツッキードーム」だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e3/e140ba35af1b1686d3bd3fbe9359e85f.jpg)
1階から4階まで出入りが可能な多目的映像ホール。
館内では36面マルチスクリーンで臨場感たっぷりのレース観戦ができるそうだ。
ただ、本日はお休みで見学できず残念…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/98/1a3c1d31d69bac91665b8e8bbfae1e5e.jpg)
内装は、大変に豪華!
吹き抜けの空間が広がり、天井のガラス面からは燦々と陽光が降り注ぐ。
キレイで清潔で、過ごしやすい。
余計な心配だが、冷暖房費が高くつくのが主催者側にとっては玉にキズか。
欲を言えば、モニターとスピーカーの数を増やして欲しいと感じた。
広いだけに、現場に慣れていないと情報入手や舟券投票に戸惑ってしまう。
また、叶うなら展示物の充実をお願いしたい。
今節のタイトルは「匠シリーズ第9戦 マクール杯 倉田栄一伝説」。
せっかく“競艇の神様”と言われた、三重支部・名レーサーの名前を冠しているのだから、
現役当時の写真パネルや受賞トロフィー、プロフィール・戦績などが観覧できれば嬉しい。
地元のファンにとってはお馴染みなのかもしれないが、
僕のような競艇歴の浅い遠征組が「倉田栄一」氏の偉業を知れば、
津競艇への思いをより深くするのではないだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/6b/c43323de7f196778cdd78c638542de6b.jpg)
平成12年(2000年)に完成したスタンドは、競争水面同様に中規模。
売店で買った「タコ棒」をかじりつつ、6Rから観戦した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ad/e5abe2e05d0eb591927777b7ff7cf7bb.jpg)
本日は開催5日目。
終盤、3つの準優勝戦が行われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/11/f731c0f7913ad1c5e5e9c961db490ece.jpg)
10R、11Rは、なかなかに波乱の決着となり的中ならず。
ま、まだ小手調べである。
勝負は明日だ!
≪12R優勝戦 出場選手≫
1号艇 柴田 光(群馬)
2号艇 森 竜也(三重)
3号艇 作野 恒(愛知)
4号艇 熊谷 直樹(東京)
5号艇 井川 大作(岡山)
6号艇 谷本 幸司(愛知)
頼むぜ!「森“ドラゴン”竜也」!