つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

日々旅にして旅を栖(すみか)とす。

2021年05月03日 15時44分44秒 | 日記
          
大型連休さ中。
いかがお過ごしだろうか?
僕は、遠出を控え津幡町に留まっている。
理由は言わずもがな。





国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人数が、
きのう60万人を超えた。
先月(2021/04)9日に50万人を超えてから、20日余りで10万人以上増加。
感染力が強いとされる変異ウイルスが各地で広がっている。
わが石川県も例外ではない。

ホントは、滋賀・大津に一泊旅行する予定だった。
拙ブログをフォローしていただいている方に教えてもらった、
大津のカトリック教会を見に行くつもりだった。
併せて「びわこ競艇」で旅打ちに興じ、
琵琶湖唯一の有人島を訪れるつもりだった。
--- が、断念した。





愛犬のリードを握り散歩に出かけ、
本津幡駅に滑り込むローカル鉄道や、
道を往くローカル路線バスに飛び乗りたい衝動に駆られた時。
ふと脳裏に「奥の細道」の一節が浮かんだ。

“月日は百代の過客(はくたいのかかく)にして、
 行きかふ年もまた旅人なり。
 舟の上に生涯を浮かべ、
 馬の口とらへて老いを迎ふる者は、
 日々旅にして旅を栖(すみか)とす。”


散歩も旅の一つなのだ。
そう自らに言い聞かせては、旅情を心の奥へ押し込めた。
コメント (4)
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