つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

コロナとツバメとワクチンと。

2021年05月15日 18時45分45秒 | りくすけ
              
ここ一週間あまりのうちに、ステージが上がった。

きのう(2021/05/14)、石川県に国の「まん延防止等重点措置」適用が決定。
県独自の緊急事態宣言の期間も延長。
すでに金沢市の飲食店に求めている時短営業に加え、酒類提供の終日自粛。
大型の劇場や映画館、体育館などの施設の時短営業要請の延長を決めた。

ご意見様々あるだろう。
しかし、冷静に考えてみて欲しい。
石川県では、大型連休後まもなく新規感染者は過去最多の80人を記録し、
以降も高い水準を保っている。
今月だけで20人以上が亡くなった。
これが現実である。
「まん防」にどれほどの効果があるか分からないが、やむを得ない。
今月末~来月初頭に予定されていた聖火リレーは、公道での実施を中止。
やはり、無理だったのだ。



わが津幡町でも、ご高齢の方々(65歳~)へクーポンが送付され、
ワクチンの集団接種が始まっている。
まだまだ、町の人口における接種済み割合は低い。
まだまだ、雌伏の時は続くようだ。



仕事を別にすれば、お出かけは「散歩」がせいぜい。
今朝は、田園上空を盛んに飛び交うツバメに遭遇した。
何とかカメラに収められないものかとシャッターを切るも、
僕の拙い腕、スマホカメラでは上掲の画像が精いっぱい。
小さな鳥の影がお分かりになるだろうか?

バイパス高架下に、複数の巣を観止める。
どうやら、田んぼから泥や藁くずを拾い集めて、巣作りの真っ最中らしい。
--- この小さな渡り鳥に関わる事にも、新型コロナの影響が出ている。



石川県は、全国の都道府県で唯一、全ての公立の小学校などが参加して、
ツバメの生息状況調査を、昭和47年(1972年)から毎年、実施していた。
今年も、5月10日から始まった「愛鳥週間」に合わせ、
小学6年生が調査を行う予定だったが、県内で感染者急増を受け、中止。
実施以来、初めて中止となった去年に続き2年連続となった。



さて、わが愛犬「りくすけ」は、本日、7種混合ワクチンを接種した。
ジステンパー、インフルエンザ、伝染性肝炎・気管支炎などの予防のため。
併せてフィラリア予防薬をもらい、健康診断も行う。
毎年、この頃の恒例行事だ。
時節柄か、受付カウンターにて呼び出し機をもらい病院の外で待つことしばし。
院内に入り、諸々手をかけてもらった。



注射を打つ時は、観念した様子。
まばたきせず、こちらをジッと見つめる。
これまでは甲高く一吠えしたものだが、今年は大人しい。
我慢強くなったか?
それとも寄る年波から痛みに鈍くなったか?
とにかく、これからも元気で長生きしてくれ。
コメント
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