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自民党コロナ対策本部がヤバイ! 青山繁晴、杉田水脈らネトウヨ議員だらけ、中国人入国拒否、殺菌スプレー、細菌兵器説を本気で主張
安倍政権の無策やトンデモ対応が専門家からも指摘されている新型コロナウイルス。ところが、昨日18日の衆院予算員会でトップバッターに立った自民党の丹羽秀樹衆院議員はなんとこんなふうに、安倍首相の対応を礼賛し始めた。
「これまでも政府として水際対策や医療体制の強化、電話相談窓口の設置等をはじめとした対策をとられており、昨日も対策本部において総理から高齢者や基礎疾患のある方々の確実な必要の診療につながるよう、国民にわかりやすい受診の目安、ガイドラインの専門家会議で作成するよう指示されたと承知致しておりますが……」
さらに、2番手として質問に立った同じく自民党の上野賢一郎衆院議員にいたっては「新型コロナウイルス対策につきましては、これまで政府をあげての取り組みをしていただいておりますことに、まず感謝を申し上げたいと思います」と政府に謝辞。「迅速な武漢へのチャーター機の派遣、空港等での水際対策の実施あるいはクルーズ船対応、など、錯綜する事態に現場職員の皆様大変ご苦労いただいているところでございます」などと、歯の浮くようなヨイショを口にした。
いったい、この自民党議員たちは何を言っているのだろう。安倍政権が意味のない水際作戦に固執し、一向に検査・治療体制を整えようしなかった結果、国内感染は広がり、感染者への支援もいまだ、他国よりもはるかに遅れをとっている。そして、安倍首相自身もまた、対策本部の会合にわずか数分しか出ず、支持者やマスコミ、子飼い議員との会食に精を出すという、危機感のなさだ。
それを「総理からのわかりやすい指示」「迅速」「政府あげての取り組み」と、感謝まで述べるとは、いくら与党の議員とはいえ、頭がどうかしているとしか思えない。
実際、この「自民党コロナ対策本部」では、ネトウヨばりの無茶苦茶な暴論が飛び出ている。1月31日に開かれた初会合の模様を伝えた毎日新聞の記事によると、〈出席議員から「中国人の入国は拒否すべきだ」との趣旨の発言が出た。冷静な議論を促す声もあったが「パニック状態」(党幹部)で持論を展開する議員が後を絶たず、1時間予定の会議は2時間続いた〉という。さらに毎日新聞はこう伝えている。
〈「邦人の救出・帰国を除き、中国からの渡航は全面停止を」といった過激な見解や、「ウイルスを殺菌するスプレーを国が推奨すべきだ」との科学的根拠に乏しい主張も。
終了後、出席者の一人は「聞いててあきれた」と吐露。党幹部も「こういう時に人の本質が見える。政治家って本当にあたふたする」と嘆き顔だった。〉(毎日新聞2月1日付)
あきれるのも嘆きたくなるのも、国民のほうである。こんな連中が与党を牛耳っているなんて悪夢としか言いようがない(というか「ウイルスを殺菌するスプレー」ってなんなのか……)。
LIVE 🌏 国会中継 予算委員会 2020年2月18日(火)
安倍首相が辻元清美に「桜前夜祭」問題の決定的な嘘を暴かれ窮地! コロナ対応でも馬脚「桜やってる場合か」の野党攻撃も説得力ゼロ
国会で謝罪した安倍首相(衆議院TVインターネット審議中継Pより)
新型コロナ対策の後手後手ぶり、混乱とパニックしか生み出さないカオス対応ですっかり馬脚を露してしまった安倍首相。自民党や安倍応援団は新型コロナを利用して「桜を見る会」問題の追及を「そんなことをやってる場合か」と封じ込めようとしてきたが、なんのことはない、「そんな場合か」状態だったのは安倍首相自身だったことも明らかになってしまった。
しかも、安倍首相はその「桜を見る会」問題でも決定的事実が暴露され、逃げ場のないところに追い詰められてしまったようだ。
本日17日衆院予算委員会では、冒頭から先週の国会で立憲民主党の辻元清美衆院議員に「意味のない質問だよ」とヤジを飛ばした件について謝罪した安倍首相だったが、その辻元議員から「桜を見る会 前夜祭」について安倍首相がついた決定的な嘘を示す「ホテル側の証言」を突きつけられたのだ。
安倍首相はホテルニューオータニだけではなく、2013年、2014年、2016年はANAインターコンチネンタルホテル東京(旧・東京全日空ホテル)で安倍晋三後援会主催の「前夜祭」を開催してきた。そして、辻元議員は午前中の質疑において、ANAインターコンチに問い合わせて得られた文書の回答を安倍首相にぶつけたのだ。
「『(2013年以降の7年間におこなわれたすべてのパーティ・宴席おいて)貴ホテルが見積書や請求明細書を主催者側に発行しないケースがあったでしょうか』。(ホテル側の)回答。『ございません。主催者に対して見積書や請求明細書を発行いたします』。総理の答弁と違うじゃないですか」
「次に、領収書の話です。『個人・団体を問わず貴ホテルの担当者が、金額などを手書きし、宛名は空欄のまま領収書を発行したケースはあったでしょうか』。回答。『ございません。弊ホテルが発行する領収書において、宛名を空欄のまま発行することはございません』。文書で回答きております。これも総理の答弁と真っ向から違います」
安倍首相はニューオータニと同様にANAインターコンチからも「明細書は受け取っていない」「領収書はホテルの担当者が金額等を手書きし、宛名は空欄であった」と主張してきた。しかし、ANAインターコンチ側は明細書を発行しないということは「ない」と言い、「宛名が空欄の領収書は発行しない」と断言したのである。
だが、これに対して安倍首相は「それは、安倍晋三事務所が、ということですか?」「そうではないんだろう」などと繰り返し強調し、「ニューオータニ、ニューオータニ側においてはですね、安倍事務所との関係においてはそうした領収書は発行している、と述べている」とニューオータニの主張をアピール。
しかし、辻元議員は安倍首相がこうした答弁をおこなうことを見越していたのだろう。というのも、つづけてANAインターコンチから得た、決定的な回答を突きつけたからだ。
「そしてこれも訊きました。『ホテル主催ではない数百人規模のパーティ・宴会で、代金を主催者ではなく参加者一人一人から会費形式で貴ホテルが受け取ることはありましたか』。回答。『ございません。ホテル主催の宴席を除いて、代金は主催者からまとめてお支払いいただきます』」
「もう一問、訊きました。『主催者が政治家および政治家関連の団体であることから対応を変えたことはありますか』と質問しました。回答、『ございません』。総理、これ(回答の文書)ご覧になられますか?」
これは極めて重大な回答だ。安倍首相は「自分のケースはほかとは違うんだ」と言わんばかりに主張し、安倍首相と関係が深く、天皇即位の際に総理夫妻主催でおこなわれた晩餐会の発注を受けているニューオータニもメディアの取材に「一概には言えない」などと一般の対応と違うケースがあることを匂わせてきたが、ANAインターコンチは “政治家だろうが例外はない”と明言したのである。つまり、これまで安倍首相が答弁してきたことを、真っ向から否定したのである。
安倍首相 ヤジ「おわび」
国会審議否定は反省なし
衆院予算委
安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、野党議員の質問直後に「意味のない質問だ」とヤジを飛ばした問題について「不規則な発言をしたことをおわびする」と述べましたが、国会審議を否定した暴言であることへの反省はなく、首相主催の「桜を見る会」の前夜祭開催問題でも従来と同じ答弁を繰り返しました。日本共産党の小池晃書記局長は「説明になっていない」と批判しました。
![]() (写真)謝罪する安倍晋三首相=17日、衆院予算委 |
「桜」前夜祭会場ホテル回答
首相答弁と矛盾 野党追及
立憲民主党などの共同会派の辻元清美議員は、「桜を見る会」の前夜祭について、会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京が安倍首相の国会答弁と矛盾する回答をしたことを提示しました。それによれば、2013年、14年、16年に前夜祭の会場となったANAホテルに13年以降の7年間に開かれたパーティー・宴席について問い合わせたところ、ホテル側は「主催者に対して、見積書や請求明細書を発行した」「領収書において、宛名を空欄のまま発行することはない」「代金は主催者からまとめて支払ってもらう」「主催者が政治家および政治家関連の団体であることから、対応を変えたことはない」と回答。辻元氏は「国会で真実と異なる答弁を繰り返し、さらに政治資金規正法違反の疑いが濃厚になった」とただしました。
安倍首相は「全日空側にわれわれも確かめさせてもらいたい」と答弁。辻元氏に続いて質問に立った共同会派の小川淳也議員に、安倍首相は「私の事務所が全日空ホテルに確認したところ、『辻元議員にはあくまで一般論で答えたもので、個別案件については営業の秘密にかかわるため回答には含まれていない』ということだ」と述べ、前夜祭はホテル側の回答には含まれていないと主張。辻元氏の指摘との食い違いがあらわになりました。
小川氏は、辻元氏の問い合わせにホテル側は書面での質問を求め、書面で回答していることを指摘。安倍首相の“説明”に納得せず、ホテル側の回答を文書で得るよう求めましたが、安倍首相は「改めて書面にする考えはない」と拒否。共同会派の奥野総一郎、山井和則両議員もホテル側の回答を文書で示すよう求めましたが、安倍首相が同じ答弁を繰り返したため、委員会は一時中断しました。
- 安倍首相 ヤジ「おわび」/国会審議否定は反省なし/衆院予算委
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- 暴言への反省なし/衆院予算委 ヤジ問題で首相
首相だった吉田茂は応援演説の途中で聴衆からやじられた。「オーバーを脱げ」。「何を」とやじの主をにらんだ吉田は、「外套(がいとう)を着たままやるから街頭演説なのであります」。場は爆笑に包まれた。ワンマン宰相のさえをものがたる、知られた挿話である
▼作家の丸谷才一さんはエッセーで、この時のぞいた吉田の言葉の力をたたえている。同時に例の「バカヤロー」に失望をあらわにした。<才能を…ちつとも発揮しなかつたのは寂しいねえ。日本文化にとつての重大な損失である>。衆院予算委でかっとなってつぶやき、解散を招くことになった不規則発言だ
▼やじや不規則発言は時に、政治家の言葉に関する能力だけでなく、気性や人間性の一端を浮かびあがらせるものらしい。現代の宰相のやじはどうだろう。議会を軽くみていると言われてもしかたあるまい
▼首相が衆院予算委で、野党議員に「意味のない質問だよ」という不規則発言を謝罪した。罵詈雑言(ばりぞうごん)の連続で…と釈明したが、それほどであろうか
▼何度も首相と思えないやじを繰り返した方である。五年前には、野党議員に「日教組」などとやじを飛ばした。その後の答弁について「遺憾」とし訂正した。同じ年には「早く質問しろよ」のやじでも謝罪している
▼繰り返すのは本音の問題だからではないか。長く首相の座にありながら、改まらない寂しさである。