衆院東京15区補選(4月28日投開票)に出馬している無所属の作家、乙武洋匡氏(48=国民民主党、都民ファーストの会推薦)は、選挙戦最初で最後の日曜日となった21日、東京都江東区内を流れる運河を釣り船を使って移動しながら「運河遊説」を行い、水辺沿いの高層マンションなどの住民に支持を呼びかけた。
乙武氏は、推薦を受ける都民ファーストの会の議員らと船に乗り込み、豊洲や有明、木場など区内の多くの地区が面した運河を船で進み、マイクで「水の街、江東区ならではの、船の上からのごあいさつです」と、川沿いにそびえる高層マンションや集合住宅などの住民に呼びかけた。「私は水辺が大好きで、もっと水辺を生かすことも政策に盛り込んでいきたい。水の豊かな街の江東区を盛り上げていきたい」と述べ「たくさんの高層マンションが立ち並んでいることを実感する。東京都で進めてきたマンション防災を、今度は国政で国の制度として広げていきたい。みなさんの命を守っていきたい」とも訴えた。
その上で、昨年の出直し江東区長選で初当選した大久保朋香区長や、支援を受ける東京都の小池百合子知事に触れ「9人の候補者の中で(都知事と区長と)しっかり連携している候補は私だけだ」とも強調した。
約2時間の「運河遊説」を終えた乙武氏は、取材に「マンションのベランダから手を振ってくださる方が多くいらっしゃり、感激した」とした上で「選挙後半戦も、しっかり自分の思いを伝えていきたい」と口にした。
またこの日は、小池知事といっしょに遊説カーで選挙区を回り、商業施設前でも街頭演説した。
同補選には、NHKから国民を守る党の新人で弁護士の福永活也氏(43)、参政党の新人で看護師の吉川里奈氏(36)、無所属の元衆院議員、秋元司氏(52)、日本維新の会の新人で元会社員の金沢結衣氏(33=教育無償化を実現する会推薦)、つばさの党の新人で会社経営の根本良輔氏(29)、立憲民主党の新人で元江東区議の酒井菜摘氏(37)、日本保守党の新人で大学客員教授の飯山陽氏(48)、無所属の前参院議員、須藤元気氏(46)も立候補している。
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大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏は21日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時半)に出演し、来年開催される2025年大阪・開催万博への機運醸成が進まないことをめぐり、番組にゲスト出演した吉村洋文大阪府知事に「橋下の尻ぬぐいをさせられていると、はっきり言った方がいい」と呼びかける場面があった。
この日、橋下氏は大阪府知事、大阪市長の「後輩」でもある吉村氏とスタジオ共演。吉村氏は、万博への機運が高まらないことを指摘され「まだまだ大阪、関西以外で機運が高まっていないなと思う」と認めた上で「こんな未来社会がある、こんな社会課題を解決していくんだということをこの1年、具体的にお伝えしたい。それが機運醸成につながると思う」と期待を示した。
すると、万博の誘致に尽力し、旗振り役的な役割を担った橋下氏は「僕は言っただけですが、吉村さん、ちょっといい人になりすぎているのかなと。橋下の尻ぬぐいをさせられていると、はっきり言ったらいいと思う。責任は橋下の方にあると」と吉村氏に迫った。 その上で「それは置いといても、お金は大阪府と大阪市で、たっぷりあるから、金は大阪が出すと明確に言えば、全国の人は納得できる」と持論を述べた。
これに対し、吉村氏とともにゲスト出演した立憲民主党の長妻昭政調会長は「まだ、今の時点ではチケットを買って行こうとは思わない」とした上で「『尻ぬぐい』という話を聴くと、興ざめになる」と、橋下氏の「提案」に、苦言を呈した。
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LGBT理解増進法 正式名称は「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」。国や自治体などにLGBTQへの理解を広げるための取り組みを求め、性の多様なあり方を互いに受け入れられる共生社会の実現を目指す。国や自治体の役割、企業や学校の努力などを定めており、政府には理解増進のための基本計画策定、年1回の施策の実施状況の公表を義務付けている。2023年6月23日に施行された。