今日、
私の住まう地域では 朝から冷たい強風が吹き
空は今にも泣き出しそうな天気でした
風の子の私はそんな中、思う事あって
お墓参りと産土様へ参りました
御線香を忘れたので、本堂に立ち寄って
ご住職から御線香を分けて頂いたのち、
以前もそうさせて頂いたように、
「ライターを貸して頂けますか?」と申し上げた所
「こちらでつけましょうか?」と提案下さったので
ご好意に甘え、その場で点けて頂きました。
本堂から出た時、風はそうとう強く吹いていて
コートはパタパタと乾いた音を立ててはためき(笑)
私も飛ばされそうでしたが、強風に煽られた
御線香の炎は瞬く間に大きくなってどんどんと
私の指へと迫りくるので、私は慌ててお墓まで
走りました。まるで、自分が聖火ランナーに
なったかのようでした(笑)この強風のさなか
たとえライターをお借りした所で火は一向に
点かなかったと思います。
ご住職のお気持ちに感謝しきりでした。
カタカタと風に揺られて音を立てる卒塔婆と
お線香の煙にくるまれながら、
毎回そうしている様にシンシンと 心落ち着け
一度も会ったことのない祖父母へと
想いを向けて、成仏を願いながら
頭(こうべ)を 垂れました。
産土様では風は更に強くなっていましたが
元々風が好きな私はもう寒さにも慣れていたので
神様の御前で先ず感謝を申し上げ、心の中で
自身の近況報告をのべさせて頂きました。
この日も 有り難い事に貸し切り状態の境内を、
1人ゆっくり歩かせて頂き、充分なご神気を
感じさせて頂きました。言葉などでは とうてい
顕す事ができないのですが、今日 確かに
神様からのあたたかい温もり、愛のエナジーを
感じさせて頂きました。
愛の微細なエナジーはあらゆる所から注がれていて
本当にそれは大きくて 穏やかで 温かくて
透明なオーロラのようなべールに
包まれているかのような
安心感そのものでした
産着に包まれた赤ちゃんがお母さんの腕の中で
安心して眠っている時もこんな感じなのでしょうか
今日、私は 強風と煙によって
心身をそして魂をしっかりと浄化して頂きました
お寺での御線香の煙もですが
産土様の鳥居をくぐった時、かなり強い煙と
その独特の香が一面に漂ってきたのですが、
それはたまたま、否、必然の
お札のお炊き上げだったのです。
帰宅後は、吹きすさぶ風の中、自転車に乗って
愛猫の好物のお魚を買いに行きました。
ホームセンターでは、色とりどりの
春の鮮やかなお花達が「綺麗でしょ、私を見て」
と言わんばかりに皆美しく咲き誇っていました。
寒いので、用事を済ませてサッサカ帰る筈が
気がつくと40分近くお花を眺めていました。
結局、3つのお花のポットを買って帰りました。
今日は本当によく身体を動かした
とても気持ちの良い 冬の一日でした。