雪が 昨日の朝からシンシンと降っている
舞い降りてくる雪を見上げると
かき氷のような ふわりとしたグレーが
次から次へと 地上に着地する
首が少し痛くなるまで そのさまを見続ける
「積もる雪は確かに白なのに不思議だなぁ」と
子供の頃から思っていた
雪が降ると、何故か心が弾む
けれど
雪国に住まう方は雪の別の顔、雪の怖さを
厭という程 知っているから
私のようには 思わないかもしれない
毎年 雪おろしをしていた高齢者の方が
お亡くなりになったというニュースを聞く度
お悔やみの気持ちと共に
何かいい方法はないだろうかと考えさせられる
そして
雪が降ると 子供の頃に読んだ
アンデルセンの『雪の女王』も思いだす