イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

歌からパワーを頂いて

2011年04月05日 02時55分22秒 | 

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         今 私のこの肉体が、魂が、

心休まる音の響きを、細胞がピョンピョンとび跳ねるような

 パワー漲る音を強く欲しているのがよく分かります。

    なのでこの2、3日は、ミュージカルのCD他、

    色んなジャンルのCDを引っ張りだしてきては

    先ず聴き、口ずさむ、を繰り返しています。

    すると、驚くほどの速さで心がほぐれてゆき、

   みるみる心が健やかになっていくのが判ります。

             今更ながら

【音】のパワー、振動ってすごいなぁ~と痛感しています。

         皆さんは如何ですか?

    時々、無性に音の世界にどっぷり浸かって

     トロリンとしたい時って ありませんか?

日付が変わる少し前に【歌】という字を書きたくなりました。

               そこで、

 キッチンペーパーをもっとゴワッとさせた様な固い素材の紙を

 適当にちぎって、それに墨汁をチョチョッとつけて書きました。

         3月27日にBS2で放送された、

 「岩崎宏美プラハに歌う~35年目の挑戦~」という番組を

           録画したものを見ました。

     内容は、チェコ親善大使でもある岩崎さんが

代表曲をドヴォルザーク・ホールで熱唱するというものでした。

     鈴を転がしたような美しい歌声はご健在でした。

私の好みや主観になりますが岩崎宏美さんのチェコでのライブで

歌詞や曲が「素敵だなぁ~」と感じた歌を3曲ここにご紹介します。

    作詞・作曲 大江千里 「始まりの詩、あなたへ」

    ※大江さんの歌について殆ど存じあげないのですが

この歌を聴いて、大江さんの人間性までもが伝わってくるような

美しい音、そして言霊でした。作品というものには、その人が宿り

           顕われるものなのですね。

  作詞:阿久悠さん 作曲:筒美京平さん 「月見草」

阿久さんの言葉を紡ぐ才能は昔から 素晴らしいなぁ~と

     思っておりましたが、「月見草」は情景が広がり、

     胸がキュンとするようなストーリーに心惹かれました

         遥か昔、何処かで体験したような

         そんな懐かしさ さえも感じました。

   作詞・作曲:さだ まさしさん 「虹 ~singer~」

    ※個人的に さだまさしさんの表現なさる崇高で

      豊かな言葉の世界がとても好きなので、実は

         さださんのCDも色々持っています。

これからご紹介する2曲はさだ まさしさん作詞・作曲であり

岩崎宏美さんのチェコでのライブとは直接関係はないのですが、

   岩崎さんが歌う「虹~singer~」を聴いた時改めて、 

  さださんの才能を思い出したので、数ある さださんの

素晴らしい作品の中から特に私が好きな歌をご紹介致します。

     下記 2曲とも YouTubeで視聴できますので、

     もし お心に「ん?」と 何となく ひっかかったり 

       留まるものがございましたら 是非

     「あなたを愛したいくつかの理由(わけ)」

    ※ さださんと妹の玲子さんによるデュエットです。

         深い歌詞に、清涼感漂うメロディアス

     ご兄弟ならではの美しい響きあいは絶妙でした。

                               「夢の吹く頃」

1988年、日テレによる年末時代劇スペシャル「五稜郭」の主題歌。

戊辰戦争、特に函館戦争を通して榎本武揚の半生を描いた作品。

        私はこのドラマを見、感銘を受けました。

   感動的なドラマとして今でも熱く心に残っているのはきっと、

      「夢の吹く頃」の持つ歌そのもののパワーも

         相当 大きかったように感じるのです。

 切なくも 夢や希望が見え隠れする歌詞は素晴らしいに尽きます。

    皆様お1人お1人の歩んでらした人生と照らし合わせて

   この歌詞を 観、聴き、感じるのも ステキかもしれません。