今 私のこの肉体が、魂が、
心休まる音の響きを、細胞がピョンピョンとび跳ねるような
パワー漲る音を強く欲しているのがよく分かります。
なのでこの2、3日は、ミュージカルのCD他、
色んなジャンルのCDを引っ張りだしてきては
先ず聴き、口ずさむ、を繰り返しています。
すると、驚くほどの速さで心がほぐれてゆき、
みるみる心が健やかになっていくのが判ります。
今更ながら
【音】のパワー、振動ってすごいなぁ~と痛感しています。
皆さんは如何ですか?
時々、無性に音の世界にどっぷり浸かって
トロリンとしたい時って ありませんか?
日付が変わる少し前に【歌】という字を書きたくなりました。
そこで、
キッチンペーパーをもっとゴワッとさせた様な固い素材の紙を
適当にちぎって、それに墨汁をチョチョッとつけて書きました。
3月27日にBS2で放送された、
「岩崎宏美プラハに歌う~35年目の挑戦~」という番組を
録画したものを見ました。
内容は、チェコ親善大使でもある岩崎さんが
代表曲をドヴォルザーク・ホールで熱唱するというものでした。
鈴を転がしたような美しい歌声はご健在でした。
私の好みや主観になりますが岩崎宏美さんのチェコでのライブで
歌詞や曲が「素敵だなぁ~」と感じた歌を3曲ここにご紹介します。
作詞・作曲 大江千里 「始まりの詩、あなたへ」
※大江さんの歌について殆ど存じあげないのですが
この歌を聴いて、大江さんの人間性までもが伝わってくるような
美しい音、そして言霊でした。作品というものには、その人が宿り
顕われるものなのですね。
作詞:阿久悠さん 作曲:筒美京平さん 「月見草」
※阿久さんの言葉を紡ぐ才能は昔から 素晴らしいなぁ~と
思っておりましたが、「月見草」は情景が広がり、
胸がキュンとするようなストーリーに心惹かれました
遥か昔、何処かで体験したような
そんな懐かしさ さえも感じました。
作詞・作曲:さだ まさしさん 「虹 ~singer~」
※個人的に さだまさしさんの表現なさる崇高で
豊かな言葉の世界がとても好きなので、実は
さださんのCDも色々持っています。
これからご紹介する2曲はさだ まさしさん作詞・作曲であり
岩崎宏美さんのチェコでのライブとは直接関係はないのですが、
岩崎さんが歌う「虹~singer~」を聴いた時改めて、
さださんの才能を思い出したので、数ある さださんの
素晴らしい作品の中から特に私が好きな歌をご紹介致します。
下記 2曲とも YouTubeで視聴できますので、
もし お心に「ん?」と 何となく ひっかかったり
留まるものがございましたら 是非
「あなたを愛したいくつかの理由(わけ)」
※ さださんと妹の玲子さんによるデュエットです。
深い歌詞に、清涼感漂うメロディアス
ご兄弟ならではの美しい響きあいは絶妙でした。
「夢の吹く頃」
※ 1988年、日テレによる年末時代劇スペシャル「五稜郭」の主題歌。
戊辰戦争、特に函館戦争を通して榎本武揚の半生を描いた作品。
私はこのドラマを見、感銘を受けました。
感動的なドラマとして今でも熱く心に残っているのはきっと、
「夢の吹く頃」の持つ歌そのもののパワーも
相当 大きかったように感じるのです。
切なくも 夢や希望が見え隠れする歌詞は素晴らしいに尽きます。
皆様お1人お1人の歩んでらした人生と照らし合わせて
この歌詞を 観、聴き、感じるのも ステキかもしれません。