イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

姫神な気分

2019年12月25日 00時23分25秒 | 好きな音霊






~ 姫神 コンプリートベスト 神の祭り 風のうた ~

この数カ月、表面化してきた喜びが伴う新たな流れに

安心して身を任せ 正面から淡々と1つ1つに取り組み

進んでいけばいいという シンプルなことを

魂は(本能・潜在意識)ちゃんと知っているのに 

ココロは変化に追い付けず、気ばかりが急いて 

やることは沢山あるのに なかなかどうして・・・

といった日々をやり過ごす中、

まるで、あることに集中するための大義名分のように

ここ数カ月、「音の世界」を封印していました。

音楽は魂をそっとノックし素晴らしいインスピレーションを与え

ココロには潤いを、カラダには癒しを届けてくれる

本当に素晴らしいギフトである、ということをよく分かっているのに

「集中する為に好きなことをシャットアウトしなくちゃ!」

だなんて、愚の骨頂もいいトコでした(苦笑)

苦行だとか、我慢だとか、無理をして、とか

完璧なレジュメを作ってだとかが大嫌いな、否(いな)、

向いていない 本能、感性のままに直感で動くことが

何より楽しくて、迷いなく自分の力を最大限に発揮でき、

性に合っていて心地よい私には

何かを成すために大切な何かを封印(我慢)する、

というのはもう限界だったので先週から毎日、

大好きなクラシックを聴いています。

偉大な作曲家たちの音魂は数百年の時を経て

ココロのモヤモヤ、疼き、澱を瞬時に溶かしてくれます。

20代前半、初めての2週間のヨーロッパ海外旅行は

50年に一度の大寒波の時でしたが、ため息がでるような

美しい街並みや宮殿、教会、ノイシュヴァン・シュタイン城を訪れ、

大好きなワインやパンを堪能し

帰国し難い素晴らしいものでした。

丁度、シュトゥットガルトのクリスマス市が始まったばかりで

夜、白い息をはきながら おとぎの国に入り迷い込んだかのような

錯覚をしながら数々の屋台でホットワインを堪能し、

本場のソーセージやパンを楽しみました。

この旅の目的の1つは大好きなモーツァルトを辿る旅でもありました。

本場のウィーン国立オペラ座では、オペラを鑑賞する機会にも

恵まれたものの当時はオペラには無関心でした。

時を経て、ある舞台俳優さんのミュージカルを観るようになってから

オペラ歌手に惹かれてゆきました。

三大テノールの中ではイタリア出身のオペラ歌手、

ルチアーノ・パヴァロッティの芳醇なワインを彷彿とさせる

深みのある声に魅了されCDやDVDを鑑賞し癒されます。

なんちゃって、ですがカラオケで

「誰も寝てはならぬ」を歌います(笑)

モーツァルトの楽曲は好きな曲が沢山ありますが、

 『モーツァルト』を観劇中、何度となく心を揺さぶられた

『魔笛』が好きということに気づかされました。

歌劇『魔笛』では「夜の女王のアリア」が大好きです。

この楽曲を歌える人は僅かといわれる中、

完璧な響きの田中彩子さんのコロラトゥーラを時折

You Tubeで拝聴し、美しく素晴らしいコロラトゥーラに

感動しきりです。

ドキュメンタリー番組でこれまで何度か

田中さんを拝見していますが、

人を寄せ付けないような完璧な麗しき外見とは少し異なり、

普通の会話をされている時の彼女は、

ふわっと柔らかで、違う次元からやってきたかのような?

不思議な方で、いい意味で人間離れした方であるなぁ~と

勝手に感じています。

「パパゲーノとパパゲーナのアリア」も大好きです。

クリスマスの今日は、姫神と共鳴しています。

素晴らしい音魂に魂がキュンキュン喜んでいます。